2013年8月29日木曜日

ル・ボラン 萩原秀輝のSSSドラテク・アカデミー参加レポートとスイフトスポーツの挙動などについて

ル・ボラン主催の「萩原秀輝のSSSドラテク・アカデミー」に参加してきました。

萩原秀輝のSSSドラテク・アカデミー-LEVOLANT(ル・ボラン)

インストラクターは萩原 秀輝さんと、橋澤 宏さんでした。
スクールは内容は名前の通り、ドライビングの基本からドリフトを行うまでのスクールであり、結果的には「ドリフトが出来るようになるために、基本から見直すスクール」という位置づけのように思います。

そのため、FR、RRなどの後輪駆動車を主に対象としたスクールです。
スイフトスポーツはFFであるため、基本的にはドリフトはほぼ不可能な訳ですが、申込み画面では「FF、4WD車は、講習内容を変更して行います」との記述があったため、参加不可能ではないと判断。

ぽんはコーナーリングの基本、アンダーステア体験、定常円の走行体験などをしたかったため、申込みました。

会場は富士スピードウェイの第2駐車場です。
ル・ボランの雑誌自体が、欧州車を対象とした雑誌ということもあるのか、他の参加車両は「ポルシェ、BMW」が多かったです(^_^;)
珍しいところではケーターハムの「セブン」で参加されている人がいました。

参加車両の8割以上は輸入車だったかなぁ。国産車は本当に数えるくらいしかありませんでした。
輸入車のオンパレードで、一人で気まずい雰囲気を勝手に感じていました・・。


講習内容は以下のような流れでした。
  1. 控え室で簡単な座学
  2. ドライビングポジションの調整について
  3. インストラクター同乗による、オーバル走行での各ドライバーのスキルチェックとアドバイス
  4. オーバルコースの走行(インストラクター同乗なし)
  5. アンダーステア体験と横滑り防止装置の挙動体験(インストラクター同乗)
  6. スピン体験・スピン回避体験(インストラクター同乗)
  7. ドリフトに挑戦1(インストラクター同乗)
  8. ドリフトに挑戦2(インストラクター同乗なし)
  9. レッスン後のスキル再チェック(インストラクター同乗)
  10. 富士スピードウェイ 本コース体験走行
  11. アンケート記入
今後、雑誌の方でも何らかの記事が出るかも知れませんので、詳細は割愛します。
雑誌記事では掲載されないであろう点について、ちょっとまとめます。


6,7,8の講習について
6、7、8の講習はウェットでの走行でした。散水車が水を撒いていました。
FF車では7、8のプログラム内容が若干異なり、「サイドブレーキによるスピン体験とスピン回避」の繰り返しという内容です。

スイフトスポーツについては、走行中にサイドブレーキを引いても「ピン」という音とともに、ロックがかからない仕様でした(^_^;)

そのため、スピンを起こす状態が作れませんでした。
これにはインストラクターの方も困ったようで、急遽インストラクター運転による、ポルシェケイマンの助手席で「スピン、スピン回避、ドリフト体験」という内容になりました。

いや、ポルシェを自分で運転できたら感動だったのですが、助手席での体験なので「うーむ」といったところでした(^_^;)


富士スピードウェイ 本コース体験走行
体験走行は、先導車の後ろを走る形で3周しました。
先導者はレコードラインを走りながら、インストラクターの萩原さんが、各コース部分の特徴などをFMラジオを使って説明してくれました。
単純にコースを走るだけでなく、これらの説明が分かりやすくとても勉強にもなりました。
体験走行とは言え、速度的には120km以上出ていたところもありました。


スイフトスポーツについてのまとめ
スイフトスポーツで参加してみて、初めて体験したことも結構あったのでそれらについてまとめたいと思います。

アンダーステア発生時に横滑り防止機能が働くと、「ガガガガガ」という音と共にアンダーステアとスピンを防いでくれます。

横滑り防止装置をOFFにしても、完全なOFFにはならないようで、若干ながら「ガガガ」という音と共にスピン防止の機能が働くようです。

走行中のサイドブレーキを引き上げても、クルマ側でロックされない制御がされているようです。
「ピン」という音と共に、何事もなかったように普通に走ってしまいます。
サイドブレーキで、無理やりスピン状況を引き起こすといったことは、基本的に不可能なようです。

純正タイヤの性能が高いためなのか、タイヤの限界点はかなり高いように感じ、タイヤ自体もそれ程鳴かないように感じました。
また、限界付近のロールはしっかり抑えこまれており、不安になるような挙動もなく、非常にコントロールしやすかったように思います。
ロール抑制はリバウンドスプリングの恩恵もあるように思います。純正ダンパーはかなりレベルの高いものだと感じます。

また、限界付近から限界を超える付近の挙動やインフォメーションは分かりやすい車であることが分かりました。

それと2速から、一気にアクセルを踏み込んだ時の加速力には物足りなさを感じました。
公道では充分なトルクやパワーを感じますが、場面が変わるとやはり厳しいものがあるように感じました。

講習後にタイヤを見てみると、ショルダー部分が結構削れており、触るとボロボロしていました。
やはりこういった走行はクルマやタイヤへの負担も大きいように感じます。


勉強になった点
  • 全ての車が持っているのが「アンダーステア」特性
  • アンダーステアはアクセルのオン、オフ(とブレーキ)である程度コントロールできる
  • アンダーステア状態から、更にステアリングを切っても、車は曲がらない
  • アンダーステアのコントロール(発生・抑制)は後輪駆動車が向いている

後輪駆動車は比較的容易にアンダーステア、オーバーステアなどの挙動をドライバーが作り出すことができるため、コントロールは難しいものの、「車を自在に操る」という面はFF車よりも優れていることを感じました。
ただ、それだけドライビングテクニックを要する部分があるとも言えます。

どれも当たり前のことなのかも知れませんが、講習で実体験することで「なるほどなぁ」と思いました。


講習の感想と、気になった点
講習自体は、公道では中々体験できないことを体験できたり、運転の基本的な部分がしっかりできるようになる、という点でとても楽しく、勉強になったように思います。

インストラクターの方が同乗してくれるのはとても良い内容なのですが、その使用時間がバラバラすぎだった気がします。ある人は長かったり、ある人は短かったり。
講習の後半には、1人当りの時間を見ながら指導していただいてましたが、前半時は結構バラバラでした。

あとはオーバルコース自体が、どこを走ればいいのかが分かりにくかったように思います。
ポールでコースは作ってくれているのですが、どちらを走ればいいのか分からりづらい部分があったりしました。

走行中の解説や先導時はFMラジオを使って行う予定だったのが、機器の不調で急遽、無線機器で行うことになりました。
無線機器も機器の電池切れだったり、聞こえにくい機器があったりで、運営面で気になる点がいくつかあったように思います。

適度な休憩があったりしたのは良かったように思いました。

料金24,800円については、半日講習としてはちょっと高いかなぁ。
特にFF車で参加する場合には「高い」と思いました。むしろ「後輪駆動車限定」などとした方がいいのかも知れません。

ル・ボランとしは、今回のような講習は初めてだったようで、今後も開催していくようでした。
そんなこともあり、運営上の気になる点は今後は改善されていくのではないでしょうか。
是非継続して、このようなイベントは開催して欲しいところです(^_^)

2013年8月28日水曜日

ダイハツ ミライース(マイナーチェンジ後) X SA 試乗レビュー

ミライースMC後 XSA


ダイハツのミライースがマイナーチェンジされ、燃費が33.4Lになりました。

ダイハツ、「ミラ イース」をマイナーチェンジ、燃費33.4km/Lを達成

燃費改良の他に、スマートアシスト機能も追加され、安全性についてもより向上しているようです。
マイナーチェンジ前のミライースには試乗したことがないのですが、今回は気になったので試乗してきました。

試乗したのは「X SA」というグレードです。

上から2番目のグレードであり、価格は105万円です。
売れ筋になるであろうグレードと思われます。

タイヤサイズは「155/65 R14」です。最近の軽自動車ではこのサイズが多いですね。
タイヤ銘柄は、ヨコハマタイヤの「ブルーアース A34」を履いていました。
ニュース記事にもありました↓
ミラ・イースに、横浜ゴム「BluEarth A34」を装着


ドライビングポジションについて
早速運転席に座ってみますが、ステアリングのチルト調整はなく、シートもシートリフターがありません。そのため、ポジションの調整はシートの前後と背もたれの角度調整しかできません。
チルト調整、シートリフターは最上級グレードの「G"SA"」になると装備される機能のようです。
その他のグレードでは、これらの調整はできないようです。

シートに座ってみると、柔らかめの印象を受けました。
また、シートの足側の座面がやや短いように感じました。この辺りはキャロル(アルトHA25S)と同様の感じがします。
やはり近場の街乗りがメインになる乗り方になるのかなぁと感じ、長距離運転は結構疲れそうな気がします。
パーキングブレーキはレバー式です。

アクセル、ブレーキについて
アクセル操作は軽いです。ストローク量は至って標準的な感じです。
加速についてはゆったりした感覚です。
アクセルを多く踏み込めば、それなりに加速しますが、走行速度に乗るまではやや時間がかかるように感じました。
やはり燃費志向の設定のように感じますが、以前に試乗した日産デイズと比べれば、ミライースの方が随分と良い印象です。

ブレーキは遊びが少なめ、ストローク量も少なめで、ペダルも少し重い感覚があります。
ブレーキペダルの踏み始め辺りは、ブレーキの効きは弱めで、少し奥辺りからよく効き始めるので、一瞬ブレーキの効きが悪いように感じるかもしれません。

ステアリングフィーリングなど
ステアリングは細めに感じる上に、操作自体も軽いです。手応えという点については、かなり希薄な部類に入ると思います。応答性についてもゆったりした感じで、スポーティさは感じられません。
ステアリングの感覚からして、高速道路での走行安定性は時速80kmくらいまでは普通に走れそうな印象を受けましたが、それ以上の速度になるとどうだろうなぁという感じがします。

交差点や中速域くらいでのカーブを曲がる時の印象については、ロールは割りと抑えこまれている印象で、不快・不安な感じはあまりありません。
フィーリングについては前述のとおり、ゆったりした応答性なので、「楽しくカーブを走り抜ける」感じはありません。

乗り心地については細かい振動を結構拾う印象があったり、ステアリングにもそれが伝わってきます。全体的にゴツゴツした感じがありました。
後部座席についても、乗り心地はあまり良い印象はないようです(妻談)

エンジン、音について
エンジンについては、アイドリング時の音がやや「ガラガラ」したところがあったのと、振動も少し気になった印象がありました。

ですが、アクセルを踏み込んでいった時には、エンジンは勿論回転数が上がる訳ですが、この時の音はよく抑えこまれていたのが好印象でした。

エアコン
エアコンはマニュアルのダイヤル式です。
試乗中は「風量1」でずっと動いていましたが、エアコンの効きはちょっと弱いかもしれません。気持ち暑く感じられました。

燃費について
気になる燃費についてですが、試乗距離4km、エアコンは「風量1」で動いているという状態で、燃費系表示で「18.3km」でした。
道路は渋滞はありませんでしたが、信号によるストップアンドゴーが多めの道でした。期待した程の数字ではなく、カタログ燃費だけがよくなっているのかなぁとも感じてしまいました。
エアコンOFF、郊外での走行も試してみたいところですね。

スマートアシストについて
「スマアシ」なる、スマートアシスト機能についてですが、
  1. 低速域衝突回避支援ブレーキ機能
  2. 誤発進抑制制御機能
  3. 先行車発進お知らせ機能
  4. VSC・TRCの機能
これらをひっくるめて、「スマートアシスト」略して「スマアシ」と呼ぶようです。

低速域衝突回避支援ブレーキについては、あくまで前方を走っている車に対しての衝突を防ぐことを目的としており、人や電柱などについては対応しきれないのが実際のところだそうです。
そのため、補助的な役割と割り切った方がよさそうですが、これらの機能のお陰で事故が確実に減少されるようにも感じます。

マイナーチェンジ後 ミライースまとめ
マイナーチェンジ後のミライースですが、軽自動車としては可も無く不可も無くといったところです。
街乗りの「足」として使う目的であれば、これだけベストな車はないのではないでしょうか。
そういう方向性に割り切って造られている車のようにも感じます。

そのため、運転が楽しいとか、いつまでも運転したいといった面は、ほとんどないかなと思いますが、燃費計の数字が上がることに楽しみは感じられるかも知れません。燃費計の精度は試乗レベルでは調べようがないものの、気になるところです。

価格と共に、高級志向が進みつつある軽自動車の中で、これだけ価格を低く抑えた上で、実用的に使えるミライース。これにはメーカーの努力が強く感じられ、正にエコノミーとエコロジーを併せ持った素晴らしい「エコカー」であると言えます。

それと、「G"SA"」「Gf"SA"」だけの装備であるものの、サイドエアバッグが装備されているのはとても大きいと思います。
安全装備が疎かになりがちな軽自動車の中で、この辺りにも手を加え始めたことは、大きな意味があると感じます。

また、アルトエコと違ってミライースのマイナーチェンジ情報はニュースで取り上げられることが多いように感じます。
この辺りからも「第3のエコカー」のジャンルでは、ミライースが先導している部分があるのかなと感じます。

2013年8月20日火曜日

長岡花火大会の駐車場と渋滞・混雑状況(2013年8月3日 土曜編)

8月3日(土)に新潟の長岡花火大会に行ってきました。
今回は長岡花火大会当日の駐車場と、車の混雑状況、観覧場所、それと帰りの車の混雑、渋滞状況についてまとめたいと思います。

長岡花火大会は、毎年8月2、3日で行うので、平日開催となることが多く、週末開催となるのは数年に1回しかありません。
2013年は8月3日が土曜日でした。
2014年は2日(土)、3日(日)と、ぴったり週末に重なりますので、週末休みの人なんかはチャンスですね。

話を戻して、ぽんはひとまずイオン長岡店付近をゴールにして車を進めました。
混雑状況の事前情報を全く把握していなかったので、15時過ぎくらいに着けばいいかな、程度の気持ちでした。
以下は当日のタイムスケジュールの記録です。


当日のタイムスケジュール
14:20・・・山谷PAにて、長岡IC出口付近が混み始めたというラジオ放送?が流れていました

14:40・・・長岡南越路スマートICで降車。
出口付近の渋滞は全くありません。
ここから、イオン長岡店までのルートは以下のルートを使いました。


より大きな地図で 長岡花火大会 会場までのルートと所要時間 を表示

ルートの途中、国道351号線から関越の道路が見える付近があるのですが、その辺りではまだ高速道路の方も渋滞はしておらず、スムーズに車が流れているのが見えました。
(長岡南越路スマートICを3分の1程度進んだ辺りの場所です)

15:00・・・県道69号線を南方面から進んで、陸上競技場の信号を右折したところで渋滞にハマりました。(ここまでは渋滞は全くありませんでした)
※この渋滞から「大手大橋西詰」の信号(距離にして350mくらい)を通過するのに約50分かかりました。

15:50・・・イオン前をようやく通過。既にイオン駐車場は満車で、車が行列待ちをしていました。

15:55・・・イオンを通り過ぎた先にある、アピタ長岡店の駐車場も満車の看板が出ていました。

16:00・・・リリックホール、長岡造形大学の臨時駐車場は既に満車。

※16:00時点で、公式サイトを確認しましたが、南部工業団地よりも会場に近い所にある駐車場は全て満車でした。

16:20・・・結局、スーパーの駐車場に停めさせてもらいました。
            (スーパーでは大量に買い出しさせてもらいました)

16:30時点で空きのある臨時駐車場は以下の通りでした。(覚えているものだけです)(%の数字は駐車率です)
  • 越路体育館(長岡市スポーツ施設越路体育館)・・・15%の駐車率
  • 南部工業団地・・・50%の駐車率
ちなみに、公式サイトの情報では、19:00時点でも空いていた駐車場は1ヶ所だけだったようです。
  • 上越マテリアル・・・43%の駐車率

駐車場停車後~花火観覧場所
駐車場に車を停めたら、次は観覧場所の確保です。
有料席もありますが、ぽんはそんな席も取っていません(^_^;)
早い者勝ちの自由エリアを探しました。

17:30:有料席はほぼ満席でした。
ゲートのある自由席エリアも座れるところが全くないくらい(隙間も全くない状態)埋まっていたため、ここは断念することに。

結局花火は、下記の辺りで観覧しました。

観覧場所

この付近の混み具合は、18:00時点で適度に混んでいる感じですが、隙間は空いている状態だったので、シートを上手に使えば隙間の空いているところに入り込めます。
結局19:00になっても、それ程観客は増えませんでした。
シートを敷く隙間もない状態を、密度100%とすると、この辺りは80~90%くらいだと思います。
ただし、場所は土手の坂になっています。あとは若干のぬかるみもありました。

で、この場所から花火が見えるかどうかについては、ものすごくよく見えましたし、距離的にもとても近く感じました。
ただ、三尺玉、ナイアガラについては距離がやや離れていたり、煙に隠れて三尺玉はよく見えなかった部分があります。それ以外は花火に集中でき、よく見られました。


帰りの道路の渋滞状況について
長岡ICを利用すると、かなりの渋滞に巻き込まれると、公式HPなどでも警告しまくっていたので、ぽんは「小千谷IC」から乗ることに決めていました。長岡IC付近を避けつつ、小千谷ICに向かうということで、以下のルートにしました。
駐車場を出発したのが23:00頃だったので、あまり参考になるか分かりません。


より大きな地図で 長岡花火 帰りのルート(23:00出発) を表示

23:00・・・駐車場を出発

国道8号の長岡バイパスの橋を東方向に進みましたが至ってスイスイです。
ちなみに、反対車線(長岡IC方面)は23:00過ぎでも、まだ渋滞していました。
(橋が終わるところくらいまで渋滞していました)

その後も渋滞はなくスムーズでしたが、国道17号(三国街道)の車線が2車線→1車線になる手前辺りで、約15分くらいの渋滞がありました。(地図の場所が渋滞発生ポイントです)


より大きな地図で 長岡花火帰り・・・国道17号 渋滞ポイント(23:30頃) を表示

24:00・・・小千谷IC通過

小千谷IC通過後の上り方面の状況ですが、PAやSAでは花火客と思われる車が結構停まっていました。
道路の方も、車は多いものの渋滞している訳ではなく、スムーズに進んでいました。


まとめと教訓
  • 会場近辺の臨時駐車場は、15:00前にはほぼ満車に(週末の場合)
  • 会場から遠い駐車場は、夕方くらいまでは停められそう。
  • 最終手段は上越マテリアルの臨時駐車場だが、会場からはかなり遠い。
  • 花火大会が土日開催の時には、午前中に現地到着するくらいの方がゆとりがあるかも。

花火の感想
長岡花火大会は初めて見たのですが、とても素晴しく、感動できるものでした。

素人意見ですが、他の花火大会と比べても花火一つ一つの質が良い(いびつな花火が少なく、綺麗な球体のものが多い)のも特徴のように思いました。
あとは、光の色使いが明るいものが多いように思いました。

一つ残念だったのが、三尺玉が煙に隠れてほとんど見えないことくらいでした。これは観覧場所や風向きにも関係があると思いますが。

また、プログラム「フェニックス」は圧巻です。「ジュピター」の音楽に合わせて打ち上がる超ワイドスターマインですが、打ち上げ場所全てを使ってそう(9ヶ所くらい)で、両サイドまで全てを見られないくらいの広がりがあります。カメラで収めるのはほぼ不可能です。
その迫力には鳥肌が立ちました。正に「復興」を象徴する素晴らしいプログラムです。

花火前には黙祷があるのも特徴だと思います。

そして最後は花火師さんに向かって、観客の人たちがライトで感謝の意味を込めてサインを送ったりするなど、人と人との繋がりが感じられる、とても余韻の残る花火です。
花火終了後になんとなく流れている音楽も、心に残りました。
感動系の映画を観終わった後のような、なんだか清々しさの残る花火大会だと思いました。

2013年8月14日水曜日

アルファロメオ ジュリエッタ試乗レビュー4(シフト操作・アイドリングストップなど)

ジュリエッタの試乗モニターレビューですが、何回かに分けて書いていましたが、まだ完結していません(^_^;)

今回はちょっと細かい点についての説明と、機能の動作仕様などについてまとめたいと思います。
ジュリエッタのご購入を本気で考えている方には少しは参考になるかなと思います。


TCTのマニュアルモードによるシフト操作について
マニュアルモードを使用することで、任意にシフトアップやシフトダウンを行えます。

操作方法は、ステアリングの左右にあるパドルシフト「+」と「-」で操作する方法と、シフトレバーによる操作の2パターンがあります。
シフトレバーが「D」の位置でも、パドルシフトを使用することでシフト操作が可能です。で、暫くパドルシフトの操作をしないでいると、またオートの状態「D」に戻ります。
ちょっと加速したい時や、ちょっとエンジンブレーキを使いたい時などには便利だと思います。

シフトレバーを「D」の位置から左に倒すことで、完全なマニュアルモードになります。
ジュリエッタ シフトレバー
シフトレバー(停止時の状態)
こうすることで、シフトアップは完全手動になります。レッドゾーンまで回しても自動でシフトアップはされない点は要注意です。

とは言うものの、減速時のシフトダウンについては自動でやってくれるのでエンストしてしまうようなことはありません。
また、速度が出ていないのに過剰なシフトアップや、シフトダウンしたらレッドゾーンまで回ってしまうような無理な操作に対しては、操作時に「ピー」という音が出て、シフト操作を制御します。

手動でのシフトダウンでは、自動でブリッピングして回転合わせまでしてくれる優れものです。
ブリッピングしてくれるので、シフトダウン時の変速ショックもなくて、スムーズにシフトダウンしてくれます。なんだかシフト操作が上手い人になった気分になります(^-^)

ステアリングのパドルシフトは、プラスチック素材で安っぽいです。操作した時の「カチッ」という音がまた安っぽいのが悲しいです。
シフトレバーでの操作では「カチッ」と言ったような音はなくて、無音での操作になります。
ちなみに、手前に引くとシフトアップで、奥に倒すとシフトダウンです。
BMWやマツダと同じですね。

シフトアップする時には、一度アクセルを離した方がいいのかについては、ぽんは離さないで操作していました。
アクセルを離すと、急激な減速によるピッチングが発生してしまいますが、アクセルを離さないで操作すると、シフトアップのタイミングを自動で合わせてくれるので、スムーズなシフトアップが可能だったためです。
ただ、この操作によるミッションやエンジンへの負担がどの程度なのかは不明です(^_^;)

ブレーキダストについて
ブレーキダストはフロントが結構出ます。ピカピカのホイールも200kmも走るとあっという間にホイールがダストだらけになりました。

試乗モニターでは合計で500km以上走りましたが、返却前ではフロントのホイールもう真っ黒です。
写真はその時のホイールの状態です。中々のダストっぷりです。
ジュリエッタ ブレーキダスト(フロント1)

ジュリエッタ ブレーキダスト(フロント2)

フロントは真っ黒でしたが、リアについては気になる程は出ません。それだけリアのブレーキの使用、負担具合は少ないのだろうと思います。
ジュリエッタ ブレーキダスト(リア1)

ジュリエッタ ブレーキダスト(リア2)




アイドリングストップについて
バッテリーの充電状態などの条件が揃っている状態で、ブレーキをしっかり踏み込むとアイドリングストップします。
アイドリングストップは違和感もなく自然に動作してくれます。最初は「おぉ!」と思いますね。


アイドリングストップ中は、エアコンがAUTOの場合には風量が1になってしまいますので、長く停車する場合だときついかも知れません。

ただ、風量を手動にしている場合は、アイドリングストップ中もその風量が維持されます。
けれどもエンジン始動時には、一度エアコンの風量がほとんど停まってしまう時間が数秒あるので、何度もアイドリングストップする場面ではやっぱり車内が暑くなりそうでした。

アイドリングストップ再始動とエンジン音について
アイドリングストップからの再始動は、ブレーキをゆるめたり、シフト操作をすることで始動します。
アイドリングストップからエンジン始動した時のエンジン音ですが、なんだかディーゼルエンジンのような「ガラガラ」音がします。いい音とは言えない印象です。
ただ、エンジン始動直後だけで、その後はガラガラ音は全然感じられないのが不思議です。


エアコンについて
試乗モニター期間中は猛暑続きでしたのでエアコンもガンガン使用していました。
オートエアコンですが、温度設定は22~23度くらいにしていました。
国産車なんかでは25度くらいでも充分な場合が多いですが、ジュリエッタについては25度設定では暑い暑い。
23度以下にしないと涼しい感じになりませんでした。



こんな感じです。
今回までのところで運転面のレビュー、解説についてはある程度まとめられたかなと思います。
ですがまだ完結しません(^_^;)
次回はもう少し細かい部分について(どうでもいい部分?)についてまとめたいと思います。

2013年8月6日火曜日

2013年のスイフトスポーツ(ZC32S)販売台数の推移について


スイフトスポーツ(ZC32S)の2013年度の販売台数の推移です。

  • 4月・・・688台
  • 5月・・・609台
  • 6月・・・641台
  • 7月・・・1,095台
  • 8月・・・643台
  • 9月・・・591台
  • 10月・・・499台
  • 11月・・・441台
  • 12月・・・358台

2013年通算台数・・・7,168台

2013年1月~3月までの販売台数は不明ですが、2013年の通算販売台数が4,775台なので、平均すると682台/月になります。
発売から既に1年半くらいが経過している中で、この数字は中々検討しているのではないでしょうか。
確かに、最近街中でもよく見かけるようになったと思います。ボディカラーは赤、黒を除くとまんべんなく見かける気がします。赤と黒はまだ1、2回くらいしか見たことないかも知れません。
販売台数の推移は継続的に追記していきたいと思います。

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※2013年7月の台数を追記しました。

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※2013年8月~11月の台数を追記しました。
8月以降は徐々に販売台数が低下しているようです。発売から約2年が経過し、商品力が低下していることと、購入を検討している人の中にもマイナーチェンジ時期を静観しているところがあるのかも知れません。

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※2013年12月の台数を追記しました。
2013年の通算台数は7,168台です。年間の販売目標台数が3,000台なので、目標の2倍以上の台数を販売していることになります。
発売されてからまる2年が経過しているにもかかわらず、中々検討していると言えると思います。

2013年8月3日土曜日

スイフトスポーツ(ZC32S)ETCの取付位置について

ぽん宅のスイフトスポーツでは、ナビ関連の機器は以下のものを取付しています。
全て富士通テン製ですね。
ディーラーオプションでもない製品ですが、車体購入時にセットで購入できました。とても融通の効くディーラーです(^_^)
設置ももちろんディーラーでやってもらいました。
今回はETCの取付位置についてまとめてみます。(取付方法までは分かりません)
ETC取付位置
ETCの取付位置は、ディーラー純正品で取付される場所の「ビルトイン位置」です。
この取付位置は、事前にディーラーにお願いしておきました。
ディーラーオプション製品でもないのに、ビルトイン位置に取付してくれるのか、それにETC機器の寸法がちょっと大きめ「(28(W)×10(H)×29(D)」だったので、ビルトイン位置に収まるのかどうかも心配していたものの、特別な工賃発生もなく、見事に設置してくれました。
ETC111 Eclipse
(ただし、機器の上下の向きが反対になっていますが、この方法しかなかったとのこと)

また、インジケータの取付位置はフロントガラスの上部です。(緑色のランプ部分です)
ETC111 インジケータ

ETC使用レビュー
ナビと連動するため、このETCにした訳ですが、使用感については特に気になるところもなく使えています。
高速道路を降りる時にETCレーンを通過すると、ナビの音声で料金を教えてくれたり、ETC使用履歴(料金履歴)の確認や、ETCの設定などもナビ画面で行えたりするのが、ナビ連動型のメリットになります。
価格は少し高めですが、満足度は中々のものです。
イクリプス アンテナ分離型ETC ETC111 納期2週間
イクリプス アンテナ分離型ETC ETC111 納期2週間
価格:13,440円(税込、送料別)