ぽん宅のスイフトスポーツ(ZC32S)も、総走行距離がそろそろ7000kmを超えます。
そして、納車されてもうすぐ10ヶ月が経とうとしています。
今回はスイフトスポーツについてこれまでに感じたことや気づいたことなどを、適当にまとめたいと思います。
※後から思いついた点については、その都度追記していきたいと思います。
概要
- ミッションはCVTと6MTがラインナップ
- 車体価格はお手頃だが、スズキのこだわりを感じさせてくれる装備やパーツが満載
- スイフトスポーツのコンセプトは「スポーティ フラッグシップ」で、ダウンサイジングのユーザーも視野に入れたクルマ
- 先代にはあったサイドカーテンエアバッグは、何故かオプション設定もなし
- 横滑り防止機能は標準装備
- シートベルトは全ての座席で3点式
- エコカー減税対象外なので、やや損した気分に
メーカーオプション
- メーカーオプションはディスチャージヘッドライトの有無のみというシンプルさ
- ディスチャージライトオプションには、オートレベリング機能とオートライト機能もセットになっている
- ディスチャージヘッドライトオプションは、ハイビームのライトもディスチャージ
- けれどもスモールライト(ポジションランプ・車幅灯)はハロゲンなので、ヘッドライトとの色合いが微妙
ガソリン・燃費関連
- JC08モードの燃費は、MTが14.8km。CVTが15.6km。
- 欧州の燃費計測モード「NEDC」では、イギリスのサイトの数値をkm/lに変換すると、18.5km(MT)
- ガソリンはハイオク推奨。レギュラーガソリンは止めた方がよさそう
- 給油口は左後側
- 給油口のプラスチックのフタは、紐で繋がっているので、セルフスタンドで置き忘れの心配はない
- 実燃費は走行内容にもよるが、11~15km程度
- 燃費計と実燃費の誤差が大きい。燃費計表示の0.8掛けした値が実燃費と考えておけばOK
- ガソリン警告灯は、ガソリン残量が4Lくらいのときに点灯
- 燃費計の「RANGE(航続可能距離)」は、ガソリン警告灯が点灯するまでの走行可能距離を示している
- ガソリン警告灯が点灯すると、「RANGE」は「---」表示になる
- ガソリン警告灯が点灯する直前に「RANGE」が示している残り距離は50km~20kmくらい(燃費計の誤差が「RANGE」にも影響を与えていると思われる)
- ガソリン警告灯が点灯後に走行できる限界距離は50kmくらい。ギリギリで60kmくらいか
- 純正タイヤはブリジストンのPOTENZA RE050A
- POTENZA RE050Aの価格は、1本24500円くらい
- タイヤサイズは195/45 R17 81W。レアサイズ
- 同サイズのタイヤは、RE050A以外には「Playz」「S-Drive」くらい?
- 純正ホイールのメーカーは「エンケイ」
- 純正ホイール1個の重量は約8.3kg
- タイヤの指定空気圧は「フロント:2.5(250)」、「リア:2.2(220)」
- 納車時の空気圧はべらぼうに高い可能性があるので(ぽんはAll2.8(280)だった)、納車後は空気圧の点検が必要
- 最小回転半径は5.2m。駐車場などにバックで入れる際には、その小回りのしなさにちょっと驚くかも
タイヤその他
- 欧州スイフトスポーツの純正タイヤは、「コンチスポーツコンタクト3 195/45 R17」
- 雑誌「MAG X」によると、これ以外のパーツの違いはなく、タイヤのみの違いで走りの印象がだいぶ違うらしい(欧州の方が断然いいらしい)
- コンチスポーツコンタクト3は、現在は個人輸入しかできない
- 正規代理店での取扱いについては、現在手続き中らしいが、正式な取扱い時期は未定
- 走行中のステアリングは軽く、インフォメーションも薄いのが難点
- ある程度(3000~4000km)走ると、初期の頃よりもインフォメーションやステアリングの印象が若干良くなってくるがそれでも物足りず。ステアリングの軽さも相変わらず
- コーナーではステアリングの軽さ、インフォメーションの薄さなどからタイヤの状況や限界域がわかりづらいのでは
- サスペンションのストロークは充分あるため、加速・減速での加重変化はとても分かりやすい
- 高速安定性は抜群。不安になるような場面は今のところなし
- CVTを試乗した印象については、エンジンとミッションのレスポンスが良好で、好印象だった
- エンジンのトルク感は中々のもの
- 吹け上がりも7000回転までスムーズに回る
- 4000回転超えたくらいで聞こえてくるサウンドが中々気持ちがいい
- 油温が上がりやすいので、0W-20のようなエコオイルにはやや注意
- エンジンオイル量はフィルター交換なしで3.7Lで、フィルター交換時は3.9L
- 0-100km/加速は、ドイツ、イギリスの公式ページを見る限りでは「8.7秒」(3ドア仕様)
- 最高速度は、ドイツ、イギリスの公式ページを見る限りでは「195km」(3ドア仕様)
- 純正のエンジンオイルは「エクスターF SL 5W-30」
- ブレーキはよく止まり、コントロール性も良くて、フィーリングは良好
- ブレーキペダルは軽すぎず、重すぎずな印象
- ABS作動時の停止具合は素晴らしく、危険回避に充分な制動力
- エンジン始動して、走りはじめた後、時速20kmを超えた頃にフロア下の方から「ドゴッ」という音がするが、これはABSの作動音らしい
運転席まわり
- クラッチはとても軽い。良く言うと「疲れにくい」。悪く言うと「スカスカ」。
- MTのリバースは、シフトノブ下のリングを上に上げ、右手前にギアを入れるやり方
- MTのシフトフィーリングはいまいち。スムーズさが薄く、少し引っかかる印象がある
- MTの場合、信号などで停止でギアをニュートラルに戻し、走りだす時に1速に入れようとした時にギアが入らないことがたまーにある。1回クラッチを切ってから入れ直すと入りやすくなる
- ナビの取付位置は低めの位置になるので、運転視点より、目線を下げないと見られない印象がある
- ナビをガン見すると危ない
- シートポジションは「低い」ポジションは取れない。(シートリフターを限界まで下げても「普通」な感じ)
- シートの作りは硬めで、しっかりしたもの
- 運転席のシートリフターを一番下にしていると、知らない間に1段上がっている不可思議な現象がある(自分だけかも)
便利機能・装備
- クルーズコントロールのセットはステアリングスイッチで行う
- クルーズコントロールの解除は、ステアリングスイッチでの操作、ブレーキを踏んだ時、クラッチペダルを踏んだ時のいずれかの操作で、解除される
- クルーズコントロールのメーター読みでの最大速度は105km
- 「UP」ボタンを押し続けるとそれ以上の速度が出るが、ボタンを離すと105kmまで減速してしまう
- ボタン操作加速、減速した時のクルマの挙動は、ちょっと気持ち悪い
- クルーズコントロールに前車追従機能はなく、走りっぱなしになるので注意は怠らない。
- オートライト機能は感度が微妙(陸橋の下をくぐっただけで点灯など)で使い勝手はいまいち
- ワイパーにオート機能はないが、間欠設定は出来る
- エアコンはよく効く。夏場は25度設定で十分涼しくなる
- 時計の表示する部分はあるのに、表示されない。欧州のみの装備?
- 外気温表示は「3℃以下」くらいになると、凍結注意として温度の隣に「*」表示がされる。
内装・ユーティリティ関連
- 内装はベース車のスイフトとほぼ同じ。赤色のスティッチがあしらわれている点が違いか
- ベース車のスイフトの価格では「内装は中々頑張っている」印象。スイフトスポーツの価格帯では「価格相応」といった印象
- 後部座席の広さはこのクラスの車では不足のない広さは確保されているものの、広いとまでは言えない
- 後部座席は1段階のリクライニングがあるが、気休め程度
- トランクは狭い。狭い。
- トランクには仕切り板があるが、仕切り板より下側の収納は役立たず
- 仕切り板は取っ払っておいた方が使いやすい
- トランクにベビーカーはとりあえず入る
- ベビーカーは仕切り板を取れば普通に入るが、仕切り板があった状態で入れると、トノカバーを外さないと入らない
- スペアタイヤはなし。パンク修理キットが付属する。
- ボディカラーのチャンピオンイエローは日本のみの設定
- アブレイズレッドパールのボディカラーは、リアの「sport」のロゴが赤色で被って識別しにくい
- よく見かけるボディカラーは、白や青が多い気がする。赤や黒はあまり見かけない
- 外側のドアノブをつたう水垢が洗車しても中々取れないが、気合があれば何とか落ちる
- タイヤとタイヤハウスの間は結構隙間がある
- 左右のマフラーで、位置ズレがあっても「仕様」。直すのは大変らしい?
- ステアリングコントローラーはスイフトRS、スイフトのものが「一応」取付が可能
- ただし、取付を実施してくれるディーラーは少ない。動作保証もないため自己責任となる
- スイフトRSのステアリングコントローラーの部品代は45,000円+税くらい。これに取付工賃がかかるため6万円程度かかる
- 購入時の値引きは渋い、というか強気。これはスイフトスポーツが指名買いされる車種であるため。けれども交渉次第では大きな値引きも狙える
- メンテナンスパックに加入した際には、交換時のエンジンオイルの銘柄は確認しておいた方がいい
- 衝突安全性については、NASVAがベース車のスイフトXGで実施している。結果を見る限りは概ね良好な結果になっている
- 欧州の自動車アセスメントの「EURO NCAP」でもベース車のスイフトが衝突安全性の実験を行なっており、こちらでも好成績を残している(ニュース記事)
- 足回り、シャシー、ESPの開発にはポルシェも協力しているらしい
- フルノーマルでも満足度は非常に高い
- 運転が楽しく感じられ、ドライブに行きたくなるクルマ
- マイナーチェンジはいつだろう
- 過去の流れからして、マイナーチェンジは「リミテッド」などの特別仕様車が発売されてからのはず
- 現オーナーとしては、マイナーチェンジでの大幅改良は、嬉しいような悲しいような
思いついたら、また追記していくかも知れません。
これからも項目が色々増えていきそうですが、「いいクルマを買った」という想いは強いです(^_^)
13/6/01:何点か修正、追記しました
13/6/12:0-100km/加速、最高速度を追記しました
13/6/29:EURO NCAPの衝突安全性実験のリンクを追記しました
13/7/24:JC08モードの燃費と、NEDC(欧州燃費計測モード)の燃費を追記しました
13/8/07:エアコン、時計について追記しました
14/5/30:何点か追記しました
貴重なまとめ記事をありがとうございます。
返信削除純正ホイールのインセットは+45mmでしょうか、それとも+50mmでしょうか。
教えてくだされば幸いです。
また、用途は街乗りのみでスポーツ走行は一切しないので、ホイール&タイヤを 175/65R15 か 185/60R15程度までインチダウンのうえ、静粛性重視のタイヤに変更したいと考えていますが、どのように思われますか。
このサイズ&重量ではそのくらいのタイヤが適正であると考えますが、サスペンションとの相性はどうなりそうでしょうか。
コメントありがとうございます。
削除純正ホイールのインセットはマニュアルで確認したところ、「+50mm」でした。
ぽんも当初は17インチはオーバースペックであるような気がしました。
ベース車が16インチを履いていることもあり、差別化を図るために17インチにしたのかなぁと。
でもよくよく考えてみると、欧州仕様も同サイズを履いていますし、そのタイヤサイズ、重量に合わせたセッティングで、何度も何度も時間をかけてテストしているんだろうなと思うようになり、今では17インチがやっぱりベストバランスなんだろうなぁと思うようになりました。
そのため、ぽん的にはインチダウンをすることで、少なからずそのバランスが崩れ、走りについても影響は出てくるような気がします。
一番心配なのは、インチダウンにより、ステアリングが軽くなったり、ステアリングの応答性の変化、インフォメーション量の減少などから、街乗りでも感じられる運転の楽しさが半減してしまうのではないか、という点でしょうか。
「静粛性重視」という目的をお持ちですので、それを実現するには15インチ化は適しているように思います。
もし15インチにされるのであれば、ベース車の「XG」のサイズでもある「175/65R15」サイズがいいような気がします。
ホイールやタイヤ交換は、従来の物を保管さえしておけば、元に戻せるのはいい部分ですよね。
スイフトスポーツで静粛性を重視したらどのくらい静かになるのかはぽんとしてもとても興味があります(^_^)
上の匿名です。うまく返信できないので新規トピックスにしました。ごめんなさい。
返信削除さっそくのお返事ありがとうございました。
アドバイスのごとく、175/65R15で検討してみます。
とくに、スタッドレスタイヤならこのサイズで十分だと思います。
問題は、15インチ リム幅5.5J PCD 114.3 5穴 インセット+40くらい?のアルミホイールで
純正のイメージを損ねないようなものがあるかどうかですが・・・
コメントありがとうございます。返信遅くなりましてすみません。
削除そうですね。スタッドレスであればそのサイズで充分ですね。
ホイールやタイヤを探してる時は、色々あって悩ましいけど楽しい時でもありますよね。
良いデザインのホイールが見つかるといいですね(^_^)