2012年6月25日月曜日

「マツダCX-5 2WD」と「ベンツEクラス E350」試乗レビュー














↑上記画像は試乗会の時に各テーブルにあった「ベンツの飴」です。こんなところにまでベンツマークなんて・・・ディズニーランドのこだわりに似ているものを感じてしまいました。
ちなみに飴はオレンジ味でした(どうでもいいか)

さて、今日はクリーンディーゼル体感試乗会で、試乗した4台の車のうち、「メルセデスベンツ Eクラス E 350 BlueTEC」と「マツダ CX-5 XD 2WD」の2台の試乗レビューを書きたいと思います。

試乗会のコースは、オーバルコースを2周という、時間にして5分程度の試乗でしたので、細かい点についてはレビューできませんので、ご了承下さい。
各車ともに、ディーゼルエンジンとハンドリング辺りに絞ってレビューしたいと思います。

1.メルセデスベンツ Eクラス E 350 BlueTEC Stationwagon Avantgarde
  7AT 1960kg 245/45 R17 ディーゼルターボ

エンジン音、振動ともに4台の中で最も静粛性が優れていました。
加速力もさすがです。車重は2t近くと重いのにも関わらず、それを全く感じせない力強さでグイグイ加速します。
ガソリンエンジンのベンツには乗ったことないものの、エンジン音、振動共に、ディーゼルっぽさはほとんど感じられなかったように思います。
試乗したEクラスは、全体的にコンフォートな味付けのように感じました。ハンドルはとても軽めの印象で、路面からのインフォメーションも薄味だったように思います。
まさに、ゆったり、楽に運転するタイプなのかなと感じました。

2.マツダ CX-5 XD 2WD
  6AT 1510kg 225/65/R17 ディーゼルターボ


エンジン音や、振動はEクラスまでとはいかないものの、とても静かな印象でした。
CX-5のガソリン車も以前に試乗したことがありますが、それと比べれば、車内にいる時のエンジン音は聞こえるし、振動も感じられますが、従来のようなディーゼルのようなものではなく、振動も音も、よく抑えこまれているように感じました。

アクセルを踏んで走り出した時のエンジン音にはやや感じますが、やはり全体的に静粛性は高いと思います。
「音」や「振動」を気にしながら乗っているから気づくのであって、無意識で乗っていればほとんど気にならないレベルなのではないでしょうか。

アクセルを強く踏んで加速すると、そのパワーに圧倒されます。ぐんぐんぐんぐん加速して、あっという間に規定速度に達してしまいます。この加速感は車体の軽さも影響しているのかなと思いますが、圧倒的トルクです。大トルク万歳!

大トルクではあるのですが、カタログスペックほどの大トルクは感じないというのでしょうか。
アクセルを強く踏んだ時に、身体が一瞬シートに「ぐっ」となりますが(Gです)、それは急な加速ではなく、もっとなめらかな加速をしてくれます。
そのため、一般道でもアクセル操作には神経質にならなくて運転できるのではないでしょうか。

アクセルペダルが「オルガン式」なのもポイントだと思います。アクセルの調整がしやすいし、疲れにくいと感じます。とても好印象でした。

ハンドリングはSUVらしからぬスポーティさです。低速では軽い力で操作出来ますが、速度を上げていくと、ハンドルが結構重くなり、路面からのインフォメーションも抜群です。
ハンドルの手応えも良好で、「運転している」感を強く感じられ、非常に運転の楽しさを感じられました。
この辺りはCX-5の「フルスカイアクティブ」が影響しているのでしょうか。とてもいい走りをしてくれると思います。
直進安定性も高く、コーナーでのハンドリングもスポーツカーのようで(言いすぎかも)、今回試乗した4台の中で、一番気に入った1台です。

次回は、残りの2台の「マツダ CX-5 XD 4WD」と「日産 エクストレイル 20GT」の試乗レビューを書きたいと思います。

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