2013年6月1日土曜日

ピレリ P4 FOUR SEASONS(軽自動車装着) 使用レビュー


ピレリ P4 FOUR SEASONS 155/65R14

前回の日記で、キャロルのタイヤのひび割れについて書きました。
今回はキャロルのタイヤ(155/65 R14)をピレリ P4 FOUR SEASONSに交換してのレビューです。
今回のレビューは、交換直後~50km程度を走行しての印象です。
また、硬化の始まっているファルケン シンセラSN828との比較が含まれます。


交換したタイヤの状況
  • 空気圧はスタンダード規格であり、ロードインデックスもシンセラと同じ「75」ですので、純正の指定空気圧と同じ「240」にしてあります。また、充填しているのは普通の空気です(窒素ガスではありません)
  • タイヤの製造年週は「0713」と記載されていたので、2013年7週製造です。今年の2月中旬頃に製造されたものです。(画像ご参照下さい)
ピレリ P4 FOUR SEASONS 155/65R14


P4 FOUR SEASONS 使用レビュー

乗り心地とロードノイズ
第一印象としては、乗り心地が非常にマイルドになりました。シンセラでは橋の継ぎ目などで「ドカン」という突き上げを感じたり、マンホールの上を走ってもそれなりの振動を感じましたが、P4 FOUR SEASONSではタイヤがそれらの振動を吸収してくれているのでしょうか、非常に乗り心地がマイルドになりました。タイヤの弾力性と柔らかさが感じられます。

ロードノイズについてもシンセラと比べると静かになりました。シンセラで感じた走行中の「ゴー」という音は随分と軽減されたように思います。
あくまで劣化の始まっていたシンセラと比べた場合に「静かになった」訳であって、一般的なロードノイズとしては「適度にある」とは思います。

ステアリングの操作感や乗り味
ステアリングインフォメーションについては、こちらもマイルドになりました。シンセラと比べると薄味になり、ハンドル操作もやや軽くなった気がします。
とは言うものの、適度なインフォメーションは伝えてくれており、「軽自動車」との相性は良いように思います。

転がり抵抗についても、低減されたような印象があり、アクセルを離してからの慣性走行もよく流れるようになった気がします。全体的に車が軽くなったような印象があります。
軽くなったような印象のためなのか、転がり抵抗の影響なのかはわかりませんが、アクセルを離しての慣性走行でもよく流れるようになった気がします。
ただ、燃費については大きな変化はないように思います。

ステアリング操作に対する応答性についての変化は特に感じませんでした。

雨天時の走行での印象
雨天の走行も試せました。雨はかなりの土砂降りでしたが、60kmくらいの速度では特に問題になることはないように感じました。が、それ以上の速度も含めて再確認が必要かなとも思いました。
土砂降りだったことと、卸したてのタイヤということも原因になっているかもしれませんが、若干タイヤが浮いているような印象も持ったためです。ぽんの勘違いかも知れませんので、改めて再確認をしておきます。

ドライ路面での印象
 ドライでの印象については、一般的な速度域では不安要素はなく普通に曲がれますし、やや早めの速度域でのカーブでも中々の安定感を持って走ることができました。
けれどもコーナーを速い速度で駆け抜けるような走行をするタイヤではないようです、全体的に普通に運転、まったり運転するタイヤであると感じました。基本的にタイヤは柔らかい印象があります。
商品のターゲット車種が軽自動車、コンパクトカー、ミニバン辺りのようなので、それらの車種の用途に合わせられたタイヤと言えると思います。

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第一印象でのレビューはこのような感じでしたが、タイヤを交換してみて、これまで不快な部分の目立ったキャロルの乗り心地・ノイズについては大きく改善され、キャロル本来の乗り味を感じられるようでした。
溝が残っていても、タイヤの劣化が与える乗り心地やノイズへの影響は大きいように思います。

あとは走行距離で印象がどのように変化していくかと、ライフやタイヤの劣化具合がどうなのかですが、これについては順次まとめていきたいと思います。

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