スイフトスポーツ(ZC32S)のタイヤですが、残り溝はまだ大丈夫なのですが、ヒビ割れがかなり酷くなってきました。
購入してから3年半、走行距離は約25,000kmです。
オイル交換や洗車などでお店に行った時に、「そろそろタイヤ交換を」と言われるのはもちろんのこと、自分で見ても「かなり進行してきた」と感じるレベルです。
恐らくタイヤ自体の硬化も進んでいて、ゴム本来の弾力性などはほとんど残っていないのではないでしょうか。ボロボロの輪ゴムに近いイメージだと思っています。
タイヤのひび割れは、クルマを購入して2年も経たない内から発生していましたので、「かなり早い」段階から発生したと思っています。
- 「195/45R17サイズはブリヂストンしか作れない」
- 「クルマの納期が遅いのはタイヤの製造が追いつかないため」
と話していたのを記憶しています。
(ただ、その当時からS-driveでは同サイズがあった記憶がありますが)
ひび割れの原因
ヒビ割れが早かった原因としては、利用環境(タイヤ慣らしをしっかり行ったか、空気圧、駐車場、太陽光を受けやすい場所、タイヤワックスの影響)なども考えられます。
あとは、タイヤサイズの特殊性でしょうか。
それまで(ほとんど)存在しなかったタイヤサイズということで、そのサイズのタイヤを生産開始して、あまり日が経過していなかった(いわゆる初期型品に近いもの)なども少なからず関連しているような気もしています。
なので、今生産されている同タイヤと、当時生産された同タイヤとでは名前は同じでも細かい改良などがされているのではないかなぁ、とか推測しています。
ひび割れの状況
話を戻します(^_^;)
今のひび割れたタイヤの状態を、JATMAに掲載されている危険度の程度と、
タイヤ安全ニュース:タイヤのクラック(ヒビ割れ)ここまで来たら要注意実際のタイヤの状態を比べてみると(下図)・・・
うーむ、レベル「4.1」くらいでしょうか。
残り溝はまだ大丈夫なのですが、ひび割れが危険レベルに近い状態だと思います。
1つのトラブルが大惨事に繋がる恐れがあること、タイヤの硬化が進行しているのに伴い、タイヤ本来のポテンシャルが下がり、走行性能も同様に低下しているとも考えられるので、ひび割れしたタイヤを使い続けるメリットは全くないと判断し、ここはリフレッシュということで、タイヤ交換することにしました。
タイヤ交換をどうするかについては、以前にも日記に書いています。
これらも読み返した結果以下のかたちに決めました。
- 純正ホイールをそのまま使用
- タイヤサイズは205/45R17サイズ
- 銘柄はミシュラン パイロットスポーツ3
銘柄については、コンチネンタルの「MaxContact 5」も魅力的でしたが、(前にタイヤについて日記にまとめた時には販売していなかった銘柄だったような気がします)今回は以前から興味のあった「パイロットスポーツ3」にしました。
205/45サイズを選んだ理由
このサイズを選んだ理由としては、
このサイズを選んだ理由としては、
- 195/45サイズのタイヤ銘柄が殆どないこと
- 純正ホイール(6.5)が、「一応」適合サイズの範囲となっているため
- 個人的興味から、サイズ違いのタイヤを実際に履いてみて、走行性能、燃費、応答性、インフォメーション量変化などの違いなどを体感してみたかった
- この銘柄(パイロットスポーツ3)自体を履いてみたかった
という辺りでしょうか。
以前の日記に書いた通り、純正ホイールに対して205/45サイズの装着は、スズキやタイヤメーカー(ミシュランからの回答)も推奨はしておらず、それ相応にリスクもあることは承知ですが、ミシュランHPでは205/45R17サイズの適合リム幅は「6.5-7.5」とあり、純正ホイール(6.5)も適合範囲内となっていることで、(ミシュランからは非推奨と言われたものの)サイズ違いのリスクを低く抑えられると判断しました。
それでもリスクがあることは、十分認識しておく必要はあると思っています。
タイヤの購入
タイヤはインターネットで購入し、持ち込み取付OKの近所のお店で取付してもらうことにしました。
タイヤは、注文した翌日に届きました。
早い(^_^;)
到着したタイヤについて
到着したタイヤを見てみます。
タイヤサイズは「205/45ZR17 88W XL」になります。
タイヤにはミシュランマンのシールが貼ってあります。
スプリングマンに似ていますが、ちょっと違います。
ミシュランマンは、ミシュランのHPにプロフィールまであります(^_^;)
ミシュランガイドでも登場しますし、お仕事が忙しそうです。
ミシュランマンのすべて
トレッドパターン
トレッドパターンは、特段「かっこいい」訳でもないです。
ただ、色々考えられて作られているパターン、といった印象は受けます。
方向などの指定の有無
タイヤは方向の指定はないものの、アウトサイド、インサイドの指定があります。
1本あたりの重量
タニタの体重計で測ったら「9kg」ちょうどでした。体脂肪までは分かりませでした。
純正タイヤ(POTENZA RE050A)の重量は、確か「8.2kg」くらいだったので、1本あたり約0.8kgの重量増ということになり、4本合計で「3.2kg」重くなります。
タイヤの内側
タイヤの内側はこんな感じです。他のタイヤと同じですね(多分)
外径の変化
タイヤ幅が205になることで、外径が純正タイヤと比べると「+9mm」(607→616mm)になります。
そのため、スピードメーターと、走行距離(オドメーター)の数値に若干の誤差が出ることになります。
生産国
「MADE IN HUNGARY」でした。ハンガリー製だとなんとなく欧州っぽい雰囲気を感じてしまいます。
スプラッシュ、エスクード(1.6)、SX4-SCROSSの生産国(マジャールスズキ)でもありますね。
ロードインデックス
ロードインデックスは「88」で、ヨーロッパ(エクストラロード)規格になります。
純正タイヤ(POTENZA RE050A)は、「81」で、日本(JATMA)規格なので、空気圧に対する荷重指数が異なってきます。
タイヤ交換作業
タイヤ交換は、タイヤ専門店にお願いしました。
ホイールの2本に、どこかで付けたガリ傷があったため、以前にオークションで購入しておいた、新品の純正ホイールの方に、新タイヤを装着してもらうようにもお願いしました。
作業時間
作業時間は1時間くらいでした。
バルブ交換
バルブ交換はどうするか確認され、「まだ柔らかいので交換しなくても大丈夫だとは思います」というお話でしたが、念のため交換をお願いしました。
(2本は新品ホイールに付属していたものが使える、とのことだったので、2個だけ交換してもらったかたちです)
費用合計
タイヤ代、タイヤ交換工賃、全て込みで、「約65,000円(税込)」でした。
タイヤ交換後
さて、タイヤ交換後です。
おぉ、ミシュランマンこんにちは。
タイヤハウスと車高
外径が若干大きくなったことで、計算上はタイヤハウスの隙間が少しだけ狭くなります。
が、見た感じではあまり変化を感じません。
同様に、計算上は車高が少しだけ高くなることになります。
空気圧
空気圧は、ブリヂストンのHPを見てみると(空気圧別負荷能力対応表)
フロント:230kPa
リア:200kPa
でOKということになります。
ショップでは
フロント:250kPa
リア:240kPa
くらいの空気圧を入れたと話していました。(実際に測ったらこのくらい入っていました)
これはタイヤ交換直後のため、という意味合いもあるのかなと思います。
タイヤ溝(残り溝)
交換直後ながら、残り溝を計測してみました(^_^;)
だいたい「7.5mm」くらいです。
タイヤ交換後の走行しての印象(簡易版)
タイヤ交換したばかりですので、今回は簡易的なレビューに留めます。
・最初に感じたのは、「加減速時のピッチングがかなり減った」点です。
特にブレーキ操作時の前後の揺れが減りました。これまでと全く同じように操作してもです。
これは、ブレーキ操作による荷重変化を、タイヤが上手に吸収し、サスペンション、ボディまで伝達するのをしっかり抑えているのかなぁ、といった印象を受けます。
(純正タイヤの場合、同様の動きをした時に、タイヤでの吸収がなく、そのままダイレクトにサスペンション、ボディにまで荷重変化の影響が伝わってくる感じだったように感じられます)
・同様に、ブレーキ操作時のブレーキペダルのフィーリングが、これまでより細分化された印象です。
微妙な踏み加減に対して、しっかりブレーキの効き具合が変化する点や、ペダルを通じて足の裏に伝わってくる感覚が、これまでよりはっきりしたもがある、という印象でしょうか。
・タイヤ幅が変わったものの、ステアリングの重さにはあまり変化を感じません。
・ロードノイズについては、若干静かになった印象です。
オーディオの音量を、これまでより2~4下げても、これまで通りの音楽が聞こえてくる印象があります。
・純正タイヤで感じられた、ステアリング操作に対する反応として「初動はややクイック気味」である特徴がありましたが、パイロットスポーツ3では、それがなくなった印象があります。
その分、ステアリング操作に対して、味付け・演出がない、非常に自然な動きをしてくれるようになった印象があります。
このフィーリングは、好みが分かれる部分だとは思いますが、個人的には「好印象」な部分と言えます。
今はまだタイヤの慣らし走行中のため、ざっとの印象になります。
タイヤ慣らし走行の必要性
タイヤメーカーのHPでは、走行距離100kmを目安にタイヤ慣らし走行を行うことを推奨しています。
ダンロップ:タイヤの慣らし走行について
ブリヂストン:新品タイヤのならし走行
純正タイヤの時は、エンジンの慣らし走行(回転数)には気を使っていましたが、タイヤの慣らし走行、という観点ではほとんど気を使わなかった記憶があります(^_^;)
今回はしっかりタイヤの慣らし走行をしたいと思います。
慣らし走行してから、色々な場面で走行してみて、また感想をまとめたいと思います。
早い(^_^;)
到着したタイヤについて
到着したタイヤを見てみます。
タイヤサイズは「205/45ZR17 88W XL」になります。
タイヤにはミシュランマンのシールが貼ってあります。
スプリングマンに似ていますが、ちょっと違います。
ミシュランマンは、ミシュランのHPにプロフィールまであります(^_^;)
ミシュランガイドでも登場しますし、お仕事が忙しそうです。
ミシュランマンのすべて
トレッドパターン
トレッドパターンは、特段「かっこいい」訳でもないです。
ただ、色々考えられて作られているパターン、といった印象は受けます。
方向などの指定の有無
タイヤは方向の指定はないものの、アウトサイド、インサイドの指定があります。
1本あたりの重量
タニタの体重計で測ったら「9kg」ちょうどでした。体脂肪までは分かりませでした。
純正タイヤ(POTENZA RE050A)の重量は、確か「8.2kg」くらいだったので、1本あたり約0.8kgの重量増ということになり、4本合計で「3.2kg」重くなります。
タイヤの内側
タイヤの内側はこんな感じです。他のタイヤと同じですね(多分)
外径の変化
タイヤ幅が205になることで、外径が純正タイヤと比べると「+9mm」(607→616mm)になります。
そのため、スピードメーターと、走行距離(オドメーター)の数値に若干の誤差が出ることになります。
生産国
「MADE IN HUNGARY」でした。ハンガリー製だとなんとなく欧州っぽい雰囲気を感じてしまいます。
スプラッシュ、エスクード(1.6)、SX4-SCROSSの生産国(マジャールスズキ)でもありますね。
製造年週
2015年の20週〜28週辺りのもので揃っていました。ロードインデックス
ロードインデックスは「88」で、ヨーロッパ(エクストラロード)規格になります。
純正タイヤ(POTENZA RE050A)は、「81」で、日本(JATMA)規格なので、空気圧に対する荷重指数が異なってきます。
タイヤ交換作業
タイヤ交換は、タイヤ専門店にお願いしました。
ホイールの2本に、どこかで付けたガリ傷があったため、以前にオークションで購入しておいた、新品の純正ホイールの方に、新タイヤを装着してもらうようにもお願いしました。
作業時間
作業時間は1時間くらいでした。
バルブ交換
バルブ交換はどうするか確認され、「まだ柔らかいので交換しなくても大丈夫だとは思います」というお話でしたが、念のため交換をお願いしました。
(2本は新品ホイールに付属していたものが使える、とのことだったので、2個だけ交換してもらったかたちです)
費用合計
タイヤ代、タイヤ交換工賃、全て込みで、「約65,000円(税込)」でした。
タイヤ交換後
さて、タイヤ交換後です。
おぉ、ミシュランマンこんにちは。
タイヤハウスと車高
外径が若干大きくなったことで、計算上はタイヤハウスの隙間が少しだけ狭くなります。
が、見た感じではあまり変化を感じません。
同様に、計算上は車高が少しだけ高くなることになります。
空気圧
空気圧は、ブリヂストンのHPを見てみると(空気圧別負荷能力対応表)
フロント:230kPa
リア:200kPa
でOKということになります。
ショップでは
フロント:250kPa
リア:240kPa
くらいの空気圧を入れたと話していました。(実際に測ったらこのくらい入っていました)
これはタイヤ交換直後のため、という意味合いもあるのかなと思います。
タイヤ溝(残り溝)
交換直後ながら、残り溝を計測してみました(^_^;)
だいたい「7.5mm」くらいです。
タイヤ交換後の走行しての印象(簡易版)
タイヤ交換したばかりですので、今回は簡易的なレビューに留めます。
・最初に感じたのは、「加減速時のピッチングがかなり減った」点です。
特にブレーキ操作時の前後の揺れが減りました。これまでと全く同じように操作してもです。
これは、ブレーキ操作による荷重変化を、タイヤが上手に吸収し、サスペンション、ボディまで伝達するのをしっかり抑えているのかなぁ、といった印象を受けます。
(純正タイヤの場合、同様の動きをした時に、タイヤでの吸収がなく、そのままダイレクトにサスペンション、ボディにまで荷重変化の影響が伝わってくる感じだったように感じられます)
・同様に、ブレーキ操作時のブレーキペダルのフィーリングが、これまでより細分化された印象です。
微妙な踏み加減に対して、しっかりブレーキの効き具合が変化する点や、ペダルを通じて足の裏に伝わってくる感覚が、これまでよりはっきりしたもがある、という印象でしょうか。
・タイヤ幅が変わったものの、ステアリングの重さにはあまり変化を感じません。
・ロードノイズについては、若干静かになった印象です。
オーディオの音量を、これまでより2~4下げても、これまで通りの音楽が聞こえてくる印象があります。
・純正タイヤで感じられた、ステアリング操作に対する反応として「初動はややクイック気味」である特徴がありましたが、パイロットスポーツ3では、それがなくなった印象があります。
その分、ステアリング操作に対して、味付け・演出がない、非常に自然な動きをしてくれるようになった印象があります。
このフィーリングは、好みが分かれる部分だとは思いますが、個人的には「好印象」な部分と言えます。
今はまだタイヤの慣らし走行中のため、ざっとの印象になります。
タイヤ慣らし走行の必要性
タイヤメーカーのHPでは、走行距離100kmを目安にタイヤ慣らし走行を行うことを推奨しています。
ダンロップ:タイヤの慣らし走行について
ブリヂストン:新品タイヤのならし走行
純正タイヤの時は、エンジンの慣らし走行(回転数)には気を使っていましたが、タイヤの慣らし走行、という観点ではほとんど気を使わなかった記憶があります(^_^;)
今回はしっかりタイヤの慣らし走行をしたいと思います。
慣らし走行してから、色々な場面で走行してみて、また感想をまとめたいと思います。
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