試乗したグレード
試乗したグレードは「G」です。ミライースの最上位グレードです。
タイヤ・タイヤサイズ
タイヤ銘柄はダンロップ エナセーブEC300+でした。
試乗したグレードは「G」です。ミライースの最上位グレードです。
タイヤ・タイヤサイズ
タイヤ銘柄はダンロップ エナセーブEC300+でした。
タイヤサイズは155/65R14です。
ホイールはアルミホイールでしたが「G」だけの装備のようです。
運転席周り
運転席のシートはシートリフターは装備されていました。
ホイールはアルミホイールでしたが「G」だけの装備のようです。
運転席周り
運転席のシートはシートリフターは装備されていました。
ヘッドレストはシートと一体型になっています。
シートの高さは、一番低くするとそこそこまで下がる印象です。なのでアイポイントもやや低めくらいの位置になります。
シート自体は気持ち柔らかめな印象です。ホールド性はほとんどありません。
シートの高さは、一番低くするとそこそこまで下がる印象です。なのでアイポイントもやや低めくらいの位置になります。
シート自体は気持ち柔らかめな印象です。ホールド性はほとんどありません。
ただ、シートのサイズは適度なものになっているので、ホールド性があまりなくてもそれほど気にならないかも知れません。
ステアリングは最上位グレードでもウレタン仕様になっていました。
先代では最上位グレードでは本皮巻きだったみたいなので、ここはコスト削減されているようです。
ステアリングはテレスコピックはないものの、チルト調整が装備されていました。
ですが、この装備とシートリフターは「G」のみの装備のようです。
他にもオートエアコン、プッシュスタートスイッチも「G」だけの装備になっています。
各種フィーリング
ステアリング
ステアリングは軽すぎるようなことはなく、程々な手応えが感じられます。
センター付近の遊びは結構あって、ゆったりな応答性のように思いました。低速だと特にその傾向が強いように感じました。
ある程度速度が出ていれば、遊びはそこまで気になることはありませんでした。
直線で軽くステアリングを左右に切ったりしてみましたが、応答性としてはやはりゆったりです。
全体的にゆったりした応答性なので、機敏な反応をするよりも返って運転が楽、と感じる人もいるように思います。
ただ、緊急回避などの際にはちょっと心配な気もします。
インフォメーションは、どちらかと言えば薄味の印象でしょうか。タイヤの接地感などがあまり感じられません。
カーブなど
ある程度の速度でカーブを曲がってみましたが、その際は結構なロールをします。
カーブなど
ある程度の速度でカーブを曲がってみましたが、その際は結構なロールをします。
それとシートの形状もあって、身体はかなり横に揺さぶられることになります。
また、車体の傾きの傾向からして、アンダーステアが結構出そうな印象を受けました。
ただ、そういった運転をしない限りは、一切気になるレベルではないようにも思います。
それと、カーブでのステアリング操作感もかなりゆったりした感じで、頭の中のイメージよりも気持ち大きめにステアリングを切る必要があるように思いました。
アクセル
アクセルペダルは軽いです。
アクセルペダルを踏み込んだときと、実際の加速するイメージとしては、気持ち多めにアクセルペダルを踏み込まないとですが、比較的イメージ通りに近い加速をしてくれるように思いました。
先代と比べると加速時のもっさり感がかなり改善されており、このあたりは車両重量が軽量化されている点などが大きく恩恵を受けている部分のようにも思います。
アクセルペダルを一気に踏み込んだ時も、いきなりキックダウンするような加速ではなく、それまでしていた加速感に近いかたちで、スムーズに加速してくれるので、ギクシャクすることもなく、中々上手なセッティングになっているように思いました。
アクセルペダルを一気に踏み込んだ時も、いきなりキックダウンするような加速ではなく、それまでしていた加速感に近いかたちで、スムーズに加速してくれるので、ギクシャクすることもなく、中々上手なセッティングになっているように思いました。
上述のような加速感なので、「力強い加速」というのはないものの、街乗りなどでは十分なものに仕上がっています。
ブレーキ
ブレーキはやや固めなフィーリングで、遊びも少なめです。
ブレーキ
ブレーキはやや固めなフィーリングで、遊びも少なめです。
初動でブレーキが効きすぎることもなく、一定の制動力できちんと効いてくれ、ストローク量も適量です。
深く踏み込めばそれに応じて制動力もしっかりと増していくイメージで、とてもコントロールしやすいフィーリングになっています。
中々よくできたブレーキフィーリングだと感じましたし、今回のミライースの中で最も印象の良かった部分です。
乗り心地
乗り心地としては、道路の細かい凹凸をかなり拾ってしまっている印象で、道路はきちんと舗装されている部分でも常にごとごと・ごつごつする感じがありました。
特に後部座席に座っている時には、その傾向が強かったです。
先代と比べても随分と細かい振動を拾う印象がありました。
もしかしたら、まだ新車の卸したてのクルマで、タイヤの空気圧が高過ぎのままで、適正値に調整されていないのでは、という気もしたのですが、実際のところは分かりませんでした。
営業さんにも空気圧の点も含めて、この辺りを聞いてみたのですが、「最近のダイハツ車は走りも良くするため、足回りも硬めだからでしょう」と話していました(^_^;)
今回感じたゴツゴツ感は、足回りが硬いのが原因というよりも、ダンパーがしっかり仕事をしていないために感じられる振動だったようにも思います。
車体が先代よりも大幅に軽くなったことも影響しているようにも思え、その辺りも通じてダンパーなどのセッティングの煮詰めが甘いのかも知れません。
車体が先代よりも大幅に軽くなったことも影響しているようにも思え、その辺りも通じてダンパーなどのセッティングの煮詰めが甘いのかも知れません。
内装・遮音性
内装については、使われている材質などはいかにもコスト削減しているような印象なのですが、デザインが上手いのか「安っぽい」とは、あまり感じられないように仕上がっているように思いました。
車体価格を考えても、十分検討しているのではないでしょうか。
遮音性については、静かとまでは行かないのですが、それでもそこそこに頑張っているように思いました。
アクセルを深く踏んで加速した時には、エンジン音かCVTのキーン音がやや耳に聞こえてくる感じもありますが、普通に走行している限りではそれ程うるさいようには感じられませんでした。
ただ、ロードノイズについては若干気になるかも、というレベルだったように思います。
エンジン
エンジン自体は、基本的には先代と同じもので、パワーの出方のセッティングを、カタログ燃費重視のものから実燃費重視で、且つ乗りやすいセッティング(出だしのトルクをより出すよう)にしたとのことでした、
エンジン
エンジン自体は、基本的には先代と同じもので、パワーの出方のセッティングを、カタログ燃費重視のものから実燃費重視で、且つ乗りやすいセッティング(出だしのトルクをより出すよう)にしたとのことでした、
それもあって、上述したように加速時でももっさり感はほとんどなく、意識的に深くアクセルを踏み込まなくてもしっかり加速してくれるのだと思いました。
それと、車両重量が軽くなったことも影響していると思います。
その他
リアヘッドレスト
それと、車両重量が軽くなったことも影響していると思います。
その他
リアヘッドレスト
リアヘッドレストは「G」「X」では標準装備になっていますが、「L」「B」ではディーラーオプション扱いになっています。
カタログの「主要装備一覧表」を見ると、リアヘッドレストは「インテリア」の項目に記載されてます。
でもヘッドレストは、後ろから追突されたときの、ムチ打ち軽減のための立派な「安全装備」のはずですが、それを「インテリア」扱いにしているのはちょっと悲しいです。
ウィンカーレバー
ウィンカーレバーについては、最近のダイハツ車では標準?なのか「ワンタッチターンシグナル」式のレバーです。レバーを倒してもすぐに中央に戻ってくる形式ですね。
後部座席を倒したとき
後部座席は分割型ではなくて一体型になっているので、リアシートを倒した時には後部座席には人が一人も乗れないかたちになってしまいます。
燃費
エアコンONで、4、5kmの試乗コースでしたが燃費計では「21.1km」でした。
強めにアクセル踏んだりしてこの結果なので、上手に運転すれば実燃費は結構伸びるのではないでしょうか。
ナビ
試乗車には純正ナビが搭載されていましたが、途中「速度に注意して下さい」と怒られてしまう場面がありました(^_^;)
速度には中々厳しそうなナビさんのようでした。
値引き
値引きについては、車両価格から4、5万円くらいは引いてくれそうな感じがありました。
新型ミライースまとめ
新型ミライースですが、先代と同じく「エコノミー」「エコロジー」である点はしっかり継承しており、その結果車両価格も、かなり抑えられているように感じます。
クルマ的にはあくまで「あし」という位置づけであって、運転を楽しむ方向性は全くないのですが、「あし」と考えた時には、これだけコストパフォーマンスに優れ、燃費も良く、ダイハツの最新自動ブレーキシステム(スマアシ3)が搭載されているという点で、これ以上のものは、今のところないのではないでしょうか。
先代と比べても、シートや内装なども含めて、だいぶ改善されているように思いますし、この辺りはかなり頑張っているように思います。
軽くなった車体は、走行面では大きな武器になりますが、「軽くなりすぎた」ことで、そこまで考えたサスペンションのセッティングがなされていたのかどうかは、ちょっと気になった部分ではありました。(試乗しただけなのでなんとも言えませんが)
全体を通して見ると、この価格でこれだけのものに仕上げているのはとても好印象であり、誰が運転しても違和感をあまり感じることがなく、安心して運転できるフィーリングに仕上がっているクルマであると感じました。
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