2012年8月1日水曜日

マツダキャロル(HB25S)[スズキアルト(HA25S)] 試乗レビュー2 ユーティリティなど

前回に引き続き、マツダキャロルの試乗レビューの続きです。今回はユーティリティ面について書きたいと思います。

内装について
内装はかなりチープ感が漂います。
全体的にプラスチックな感じで、目を見張るところも特にありません。前車のアクセラと比較した時も(アクセラも内装の質感はそれ程高くはないですが)、その差に愕然としました。
メーター周りも、メーターはスピードメーターと燃料メーターくらいで、

トランクについて
トランクの収納はセダンタイプの軽自動車としてはそこそこだと思います。
A型のベビーカーも入れられます(ただ、ベビーカーだけで一杯にはなってしまいます)。
トランクを少し広めにとった分、後部座席の足元を少し削ったような設計だと思います。

※ベビーカーをトランクに入れて、4人乗車の時は荷物の置き場がなくなるピンチ到来です。
そんな時は、後部座席の真ん中や、座ってる人に持っててもらったりしていますが、収納力は少し辛い部分がありますね。


後部座席の広さ
足元の広さは充分なレベルのものです。これまでの車種と比較すると
デミオ=キャロル=スイフト>アクセラといった感じです。
窮屈することなく座れる広さはあると思います。


運転席周りの収納について
収納エリアとしては、グローブボックス、グローブボックス上のスペース、シフトパネル前にある小物入れ、ハンドル下部にある小物入れと、ドア部分の小物入れ、ドア部分下部のポケットくらいです。
あとはドリンクホルダーです。
収納力としてはあまり多くなく、実用性のあるものが少ない感じです。
一番使っているのはシフトパネル前にある小物入れでしょうか。ハンドル下部にある小物入れも、場所はいいのですが、高さと奥行きがないので大したものが入らないのが惜しいところです。

まとめ

実用性重視のクルマ
運転の楽しさはほとんど感じられませんが、移動手段と割りきって考えた場合には充分な仕上がりだと思います。
近場の街乗りが多い人であれば、その役割を充分果たしてくれるクルマだと思います。
この時代にこの価格で販売してくれる点は、ユーザーにとっては嬉しいですね。
走る・止まる・曲がるというクルマの基本的な部分については、低価格の車種にも関わらず、その範囲内できちんと造られているのは好感がもてます。
とくに、走行安定性は非常に高く、どっしり感があるのには驚いています。

燃費について
燃費は街乗りでは「15~17km」、高速道路での80~100km巡航であれば、「20km」くらい走ってくれます。ただ、夏場のエアコン使用時にはもう少し落ちるだろうと思われます。
燃費計も装備されており、ぽんは給油の時に毎回リセットして使っていますが、燃費計の精度がとても高いです。
満タン法の燃費と比較しても、ほぼ前後2%未満の誤差で収まっています。これまでで最も大きなズレがあった時でも5%くらいでした。
燃費記録についても、今後少しずつまとめていきたいと思っています。

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