2015年3月11日水曜日

IIJmioひかりへの転用の注意点と手続きについて整理

フレッツ光のコラボレーションモデルが始まりました。
今回、IIJmioひかりに切替(転用)することにしたので、切替(転用)手続きの流れや、切替するにあたっての注意点などについてまとめたいと思います。


メディアではNTTドコモの「セット割」についての報道が多かったように感じますが、報道が先行してしまった感があり、実際のサービス内容についてはどうも微妙な内容であると感じています。

ぽんはどちらかというと従来のプロバイダの動向に期待していました。
特に、長い間使っているプロバイダの光コラボレーションのサービスには非常に期待していたものの、こちらはちょっとがっかりする内容でした(^_^;)

大手プロバイダも料金面では魅力的な事業者は少ないように感じており、西日本に至っては料金が高くなる方が多いのではないでしょうか。
ぽんは東日本エリアになるので、(プロバイダによっては)少しは価格が抑えられるかなぁといった感じです。

色々検討した結果、ぽんは「IIJmioひかり」に転用することに決めました。
理由としては、
  • 「IIJ」の回線品質への期待感
  • みおふぉんを使っているため、600円割引が適用されることで、現時点の業界最安値で運用できる
この辺りが決め手となりました。結局は料金になります(^_^;)

転用における注意点
まずは、転用における注意点について整理したいと思います。
※各公式サイトなどに記載されている内容についてまとめてあります。
※基本的にNTT東日本をベースに記載しています

フレッツ光共通の注意点
  • 転用月のフレッツ光の料金は日割りになる
  • 転用であればフレッツ光のにねん割(NTT東日本)の違約金は発生しない
  • 転用後に、転用先のプロバイダを解約すると光回線も解約となるため、他プロバイダ利用時には再度回線引き直し工事が必要
  • 転用は、基本的に現在の回線速度がそのまま引き継がれる
  • 転用後はフレッツ光メンバーズクラブの毎月のポイント付与はなくなる
  • 転用前に利用していたプロバイダは、各個人で解約手続きが必要

IIJmioひかりの注意点
  • IIJmioひかりサービスに、メールサービス(アドレス取得)は含まれない(別途オプション)
  • IIJmioひかりのアップロード上限/日は15GB。ダウンロードの上限はない模様
  • IIJmio「モバイルデータ/D」サービスを使っていれば600円/月 割引(永続的)
  • IIJioひかりの転用月の料金は日割り
  • 回線終端装置(ONU)について、ルータ機能なしのものであれば機器レンタル料300円/月はかからない
  • 転用後、24ヶ月以内に解約すると5,000円の違約金が発生(2年以上経過すれば違約金は一切かからない)
  • 転用でも回線速度を変更する場合は別途工事が必要
※ひかり電話についてはぽん宅では使用予定がなく、詳細を調べていないため記載していません。

光コラボレーションモデルについては、料金が安くなる、請求がプロバイダ側で一元管理できるなどのメリットもありますが、解約時に違約金が発生したり、解約すると回線まで引き直しになるなどのデメリットも存在します。
そのため、今までのように気軽にプロバイダだけを変更するような感じではなくなり、プロバイダの拘束力が強くなる部分があるので、転用は慎重に考えてからの方がいいように感じます。


手続きの流れ
実際に手続きしてみたので、時系列的に流れをまとめています。

3/5・・・NTTのサイトから転用手続きをして転用番号を取得
  ※転用手続きの結果はメール配信などはなく、画面上に表示されるだけなので、
     印刷なりで保存しておくことをおすすめします

3/6・・・IIJmioのサイトから転用手続き
  ※転用手続きでは、「mioID」「転用番号」などを入力していき、プロビジョニングセンターからの
     電話連絡の希望日の記載もありました。必ず電話で内容の確認が必要なようです。
     電話希望日は3/10以降の日付を選択できました。3/10希望としました。
     それと、PPPoEのパスワードもこの手続中で決定します(任意のパスワードを設定可能)

3/10・・・15:00頃 プロビジョニングセンターからコンサルティングの電話連絡あり
   ※電話の時間が「約15分くらい」と言われます。
      時間が取れなかったため、夕方以降にかけ直して欲しい旨を伝えました。

3/10・・・19:00頃 プロビジョニングセンターから電話連絡あり、手続き確認開始
内容としては、こんな感じです。
  ・「申込みサービス名の確認」
  ・「オプションサービスの有無」(ひかり電話など)
  ・「転用番号の確認(口頭で伝える必要がありました)」
  ・「解約した場合の違約金の了承」
  ・「ひかり電話の番号転用の注意点」(一度転用後、他のプロバイダには転用不可)
  ・「フレッツTVのサービス利用する場合はNTT経由になる」
  ・「リモートサポートサービスがなくなる」
  ・「工事費」(詳細は以下に記載します)
  ・「月額料金」
  ・「個人情報の関連機関への提供の了承」(詳細不明でした)
  ・「現在のプロバイダの解約手続きが必要」
  ・「工事日」の日程調整(時間帯も指定できました)
    なお、転用では工事は局舎側だけで、自宅は関係なしです
  ・「申込後のキャンセルについて」
      早い段階で連絡もらえればできる場合もあるが、工事が終わった後だと
      キャンセルは不可とのことでした

3/18・・・切替工事予定日(最短で開通する日にちを指定しました)
            ※以降の流れは以下の日記にまとめています。
                 IIJmioひかりへ転用における、開通までの流れと開通後の料金算出、光コラボについてまとめ


ギガラインプラン(1Gbps)に変更する場合の流れ
ぽん宅は「フレッツ光ネクスト ハイスピードタイプ(200Mbps)」を使っていましたが、折角なので「ギガラインプラン(1Gbps)」に変更できるか確認しました。
すると、品目変更扱いとなり、手数料2,000円で切替できるとのことでした。あとは転用初期費用1,800円がかかってきます(転用初期費用は現時点では無料になるとのことでした)

ギガラインへ変更する場合の注意点の整理
回線終端装置(ONU)は交換が必要。
・交換する終端装置はルーター機能内蔵型と、ルーター機能なし型の2種類
  ルーター機能なしであれば機器レンタル料は発生しない
・新しい回線終端装置は工事日より前に送られてくる。機器の交換は自分で行う。
古い終端装置は返却する
  (新しい終端装置に同梱されている回収キットのようなもので返却する模様)
・品目変更手数料 2,000円は、1回目のプロバイダ料請求に併せて請求される

2015/3/18追記
  フレッツ光ネクスト→ギガラインタイプへ変更する際、ONUの機器交換は不要とIIJmioより訂正がありました。

こんなところでしょうか。
あとは3/18の切替日を待つだけです。
切替後の内容については、以下にまとめました。
IIJmioひかりへ転用における、開通までの流れと開通後の料金算出、光コラボについてまとめ

2015/3/13追記
手続き内容について、何点か追記しました。

2015/7/9追記
コメント欄に、フレッツ光 マンションタイプ(プレミアム回線)→マンションタイプ 1ギガ ひかり電話付き(ネクスト回線)へ切り替えた方の、非常にわかりやすい設定手順を書いて頂きましたので、ご参照下さい。
初心者の方にもとても分かりやすくまとめて頂きました(^_^)

2 件のコメント:

  1. 私も先日、転用申し込みから宅内工事を終え、無事に転用が完了しました。
    こちらの転用記事も料金関係中心に参考にさせて頂き有難うございました。

    私の転用内容は以前のフレッツマンションタイププレミアム回線からマンションタイプひかり電話付き1Gネクスト回線へ品目変更、宅内工事が必要でしたが三つの機器がホームゲートウェイ(ONU)型番PR-500M1ひとつになって非常にスッキリしました。
    接続環境も「フレッツひかり+プロバイダーnifty」から「プロバイダー込みIIJmio」一本になってスッキリしました。

    ただ、今感じるのは始まったばかりでやむを得ないでしょうが、工事前には簡単なメールのみ、フレッツのような「はじめの接続設定ガイド」みたいなものは一切送られず、案内不足を感じました。電話では「初心者向けの接続ガイド10行程度をメールに追加するだけで、お互いに時間の無駄が省けるのでは」と提案しておきました。

    ネットに詳しい人には全く不要でしょうが、今後フレッツから初心者の転用者が増えるでしょうから(他の光コラボも同じ)、つまらないことで躓くと進まず時間の無駄、参考になればとあくまで私の転用ケースでの接続手順を載せました。

    【初心者向け接続手順】
    ※先ずNTTのホームゲートウェイ(ONU)付属のCD-ROMは使わないこと。
    ①画面上部のURLに192.168.1.1を入力してENTERを押す。
    ②「WINDOWSセキュリティー画面」が現れる(192.168.1.1への接続)
     ※基本的にOSの種類に関係なく同じ画面
    ユーザー名にはuserと入力、
    ここでのパスワードは機器設定用パスワードのことで、
    (1)宅内工事があれば工事業者が出荷状態のホームゲートウェイに最初設定しているので教えてくれる。ONU裏面にもシールを貼っているはずで、ONU装置番号(お客様ID)になっていることが多い。
    (2)工事なしで、自分でホームゲートウェイ接続をした場合は「機器設定用パスワード」も自身で設定したはず。
    ※IIJmioに電話するとパスワードにもuserを入力と言われましたが、宅内工事の場合は上記の理由でダメです。
    ③これらを入力すれば「WINDOWSセキュリティー画面」を通過してホームゲートウェイにアクセスできる状態となり、「プロバイダー設定画面」が現れる(設定ウィザード)ので、
     接続先名:IIJmio 
     接続先ユーザー名:imhから始まり@iij.ad.jpで終わるアドレス(会員ページで確認可)。
     接続先パスワード:IIJmioひかり申し込み時にご自身が任意に設定したパスワード。
     以上の3項目を入力すれば、次の画面が現れてメインセッションにIIJmio、接続中、
     常時接続、と表示されネット接続完了。
    以上、昔のネット接続と違って非常に簡単、便利な世の中になったものです。

    接続したら旧プロバイダーの解約を忘れないように。
    尚、IIJmioに限らず光コラボ系はメールアドレスが付与されないので、Gmail等フリーメールを使用することになるが、これまでのメールアドレス(私の場合はnifty)を使い続けたければ、旧プロバイダーを解約せずに、メール使用のみのコース(200~300円/月)に変更すればOK、アドレス変更しなくてすむので便利ですよ。

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    1. コメントありがとうございました。
      詳細な接続手順の記載もありがとうございました。
      確かに現状では「あとの設定は自分でお願いします」みたいな部分があり、設定に関して説明不足感があるのは否めませんし、その点が切り替えのネックになっているとも言えます。

      ご提案されたと言う「初心者向けの接続ガイド」があれば、切り替えの敷居がぐっと低くなるように思いますし、今後の事業者の対応に期待したいところです。

      記載頂いた接続手順ですが、非常に分かりやすくこれなら初心者の方でも確実な設定が行えるように思います。
      日記内に、設定手順について、頂いたコメントを参考にして欲しい旨を追記いたしました。
      ありがとうございます。

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