2015年3月19日木曜日

IIJmioひかりへ転用における、開通までの流れと開通後の料金算出、光コラボについてまとめ

IIJmioひかり転用について、前回の続きです。
今回は開通予定日~開通までの流れと、スピードテスト結果、毎月の削減される金額の算出などをまとめています。
フレッツ光転用申込~開通予定日決定までの流れは以下の日記をご参照下さい。
IIJmioひかりへの転用の注意点と手続きについて整理

なお、記載内容はNTT東日本エリアで、一戸建て(ファミリータイプ)についての流れです。
また、フレッツ光ネクストハイスピード→ギガラインタイプに品目変更しています。

開通日決定~開通までの流れ
3/12・・・「利用開始予定日確定のお知らせ」メールが届く、
           IIJmioの会員ページ→契約内容にも開通予定日(課金開始日)が反映される

3/18・・・IIJmioひかり開通(宅内工事、開通連絡などは特になし)
          ルーターの設定を変更し、接続確認

3/19AM・・・フレッツ光メンバーズクラブが自動的に解除され、そのメールが届く(サイトにもログインできなくなる)
            ぽんの場合、「フレッツあずけ~る」に登録していたため、そのサービスのみ継続利用できる状態になりました

上記の通り、フレッツ光メンバーズクラブは転用が「完了」した翌日にはログインすらできなくなるため、貯まっていたポイントなどはしっかり消化しておいた方がいいです。
※転用番号取得だけでは、ポイントは残っていますし、新しいポイントも付与されます。

スピードテスト(ダウンロード速度)
無事に切り替わったため、早速スピードテストしてみます。

切替前 




切替後(IIJmioひかり)




切替後(旧プロバイダ)




一応スピードアップしているようです。上記結果はCeleron B800のPCで試したものです。
PCのスペックによっても結構な差が出るようで、以下はCore-i7 860で試したものです
(こちらは切替後のみです)。

IIJmioひかり

旧プロバイダ


なんと、旧プロバイダの方がスピードが出てるという悲しい結果に(T_T)
IIJmioひかりよ、もっと頑張ってくれ・・・。

転用後も旧プロバイダ利用はOK
上記の通り、転用が完了した後も、従来使っていたプロバイダが利用できます。
まさか旧プロバイダの方が速度が出るとは・・・。

旧プロバイダの解約手続きについて
開通確認ができたことで、これまで使っていたプロバイダを解約する必要があります。

解約手続きは各プロバイダによって異なるので、確認する必要があります。
ぽんの利用プロバイダでは当月15日前に手続きで当月末解約、15日以後であると翌月末解約と記載がありました。

フレッツ光の転用月の接続料金について
(自分で計算した見積額で記載がない限り「税抜」表示です)

・フレッツ光=2,610円(3/1~3/18[18日間]の日割り)
                内訳:(5,200×0.58)+(-700×0.58)=2,610円
                  ※「0.58」は18日までの日割りの係数です(18÷31)
                  ※「-700」は「にねん割」の割引料金です

・旧プロバイダ=780円

・IIJmioひかり=1,962円(3/18~3/31[14日間]の日割り)
                 内訳:(4,960×0.45)+(-600×0.45)+(-150×0.45)=1,962円
        ※「0.45」は3/18~3/31利用(14日間)の日割りの係数です(14÷31)
                 ※「-600」は「mio割」の割引料金です
合計=5,352円(税込5,780円)

自分で見積りした金額のため、正確な金額が分かったらまたお伝えします。
フレッツ光について、開通日分は課金されるか否かが判らないです。見積りでは「課金されるもの」として計算しています。

mio割スタートキャンペーンについて
HP上に「翌月から適用」と記載があったため、転用月には反映されないようです。
mio割|IIJmioひかり

翌月以降の料金
・IIJmioひかり=4,210円(税込4,546円)
          内訳:4,960-600-150=4,210円

転用することで、削減される額
NTT東日本エリアなので、フレッツ光メンバーズクラブのポイントはNTT請求分に毎回割り当てていました。(転用時点で毎月300ポイント)
それと、利用していたIP電話(月200円)も解約し、今後はブラステルのイエデン化(0円)で対応する予定です。
IIJmioひかりについては、以前から「みおふぉん」を使っているため、mio割(600円割引)も適用されます。
それとmio割スタートキャンペーン(SIM 1枚につき150円割引)も適用されます。

これらも踏まえた、毎月削減される額はこんな感じです。
  転用前:(5,200-700-300)+(780+200)=5,180円(税込5,594円)
  転用後:4,960-600-150=4,210円(税込4,546円)
  削減額1,047円(税込)

厳密には、フレッツ光メンバーズクラブで貰えるポイントが増えていくとか、にねん割更新月に1,000ポイント貰えるとかもあるので、この辺りも考慮すると、削減額はもう少し少なくなります。

それと、IIJmioひかりの「mio割スタートキャンペーン」は、24ヶ月間だけ適用されるので、24ヶ月後の料金は150円高くなります。

光コラボレーションの利用のメリットとデメリットについて
これについては、メリットについては「維持費の削減」でしょうかそれ程大きな削減額ではありまませんが。ただ、プロバイダによっては現在よりも維持費が高くなってしまうこともあるため、各プロバイダの料金はしっかり見極める必要があります。
それと、請求が一元化されるなども、分かりやすさという点ではメリットになるかも知れません。

デメリットとしては、もし転用後にそのプロバイダを解約すると、回線も解約になってしまうなどの手間や面倒さが増えたり、ひかり電話で同番移行ができない場合があるなど、「他のプロバイダに移りにくくなる」状態にはなってしまうと思いますし、柔軟性がなくなってしまうのは間違いありません。
また、プロバイダによっては、「○年縛り」などもあるため、注意が必要です。

転用後も他のプロバイダ利用は可能っぽい
 転用後も、転用後の契約は残したまま、他のプロバイダで契約すれば、問題なく使えそうです。
 (転用後、旧プロバイダでも接続確認ができたため)
 この辺りはこれまでのフレッツ回線の仕組みと変わらないようです。
 ただ、「2重プロバイダ契約」みたいな状態になるので、維持費は転用前よりも若干高くなる可能性が高いです。

光コラボレーション(転用)まとめ
まだ始まったばかりのサービスであるため、この先どうなるかは不透明です。
将来的にはNTTの卸価格が下がって、料金値下げもあるかも知れませんが、現時点で安易に転用をしてしまうと、プロバイダの拘束力が強くなってしまい、柔軟性がなくなり、後悔する可能性もあるため、転用が自分の目的に合っているかや、将来的にプロバイダ移行を考えているか、転用先のサポート体制は充実しているか、などをしっかり見極めた上で転用するかしないかを、決めたほうがよさそうです。

2015/3/20追記:スピードテスト部分の結果をスクリーンショットに変更しました。

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