2016年1月10日日曜日

スイフトスポーツ(ZC32S)とアルトワークス(HA36S)を真面目に比較してみる

アルトワークス(HA36S)ですが、価格は約150万円と、あと20万と少し足せば(実際には税金があるので、もう少し上乗せが必要ですが)スイフトスポーツも買える金額のため、アルトワークスとスイフトスポーツで迷う人もいるかも知れません。
(両車をセカンドカーとして考えている人などは、特にあるような気がしています)

現在スイフトスポーツ(ZC32S)に乗っており、アルトワークスも試乗したこともあり、折角なので両車を各項目別に比較表で比べてみたいと思います。
ただ、「普段乗っているクルマ」と「30分くらい試乗しただけのクルマ」という違いがある点はご了承下さい。
まとめてみたものが、以下のような感じです。

項目 スイフトスポーツ(ZC32S) アルトワークス(HA36S)
ドライビング
ポジション
シートリフター、チルトステアリング、テレスコピック装備。
シートの高さは一番低くしても、低く感じない。
シートリフター、テレスコピックなし。
シートの高さは結構高めな印象。
シート 適度なホールド感、シートはやや硬めで、長距離でも比較的疲れにくい印象。
シートはスイフトスポーツ専用に設計したもの。
ホールド感はやや薄め、シートは若干柔らかい。
背もたれの調整はダイヤル式、レカロシートはアルトワークス専用品ではない。
ステアリング 本革製で、握り心地は適度で、コブ付き。握り心地や触り心地は中々良い。 本革製、握り部が細く、コブなし。触り心地は良いが、握り部が細いため
操作時は何か物足りない。
アクセル
フィーリング
低回転では、レスポンスがややゆったり気味。
高回転(4000回転以上)ではレスポンスが良くなる。
走りに合わせて変化する特性を感じる。
レスポンス(吹け上がり)がすこぶる良い。
踏み始めから深く踏んだ時まで、一貫して高いレスポンス。
ブレーキ
フィーリング
若干遊び部分があるが、それ以降は適度な制動力とコントロール性。
ただ、「しっかりした感触」まではいかない。
遊びが少なめで、しっかりした踏みごたえと適度な制動力。
コントロールしやすい。
ステアリング
フィーリング
操作時の重さは全体的にやや軽め。初期応答性がクイック気味のセッティング。
カーブ中でも軽めなのは軽快さは感じられるが、ちょっと物足りない部分も。
しかし高速道路ではどっしりしたフィーリング。
インフォメーションはやや薄味。
動き始めは軽めだが、街乗り速度以上では適度な重さと手応え。
カーブでもしっかりした手応えのあるもの。
高速道路は未検証だが、適度な重さなのでフィーリングは良さそう。
インフォメーションは薄い。
エンジン アイドル時と低回転時(2500回転くらいまで)は至って静か。
4000回転以上では結構スポーティなサウンドが車内に入ってきて心地よい。
「静」と「動」のメリハリがあるセッティング。
アイドル時からガラガラと常に聞こえてくる。
回転を上げると、かなり騒がしい音に。
サウンドにスポーティさはなく、一般的な軽エンジンの音と言える。
加速性能 30kmくらいまでは至って普通な加速感。
60km以上、4000回転以降からの加速に伸びがあり、120kmくらいまでは中々の加速感。
出だし~70kmくらいまでの加速はかなり速く感じられる。低回転からの太いトルクで
加速していく印象。
70km以降の伸びはややおとなしめになってくる。
乗り心地 決して良いとは言えないが、扁平率「45」を考えると頑張っているレベル。
荒れた路面でも細かい上下動は抑えこみ、安定感のあるものに仕上がっている。
タイヤの扁平率が「55」のため、強烈な突き上げはないが、バネの上下動が
中々収まらずに「ゴトゴト」と落ち着きがなく、不快と感じるかも。
荒れた路面ではバタつきがあり、いまいち安定感のない印象。
内装 そこまで質感は高くないが、デザインや素材で上手にカバー。
ぱっと見のチープさは感じられない。
シンプルな軽自動車的なデザイン。
ぱっと見のチープさもなく、クルマの雰囲気に合ったものに仕上がっている。
少し細かく見るとチープさが目につく。
後部座席 足元が結構狭く、人によっては窮屈と感じる人もいそう。
一般的にはぎりぎり我慢できるレベルにはなっていそう。
背もたれは1段階のリクライニングが可能。シートは適度な硬さで、しっかりした造り。
足元がかなり広く、足も組めるレベル。
シートの厚みが薄く、座り心地はあまり良くない。シート自体は柔らかめ。
軽自動車によくある、座席の前後スライドは不可。
トランク 狭い。同クラスの他コンパクトカーと較べても圧倒的な狭さ。
ベビーカー、(折りたたみ式)三輪車であれば、なんとか載せられる。
奥行きはスイフトスポーツより若干広めか、同じくらい。
後部座席の広さを考えても、割りとスペースが確保されている。
シフト(MT) 6MT。ノブは本革製。ノブの太さ、長さは標準的なもので、ストロークも普通。
シフトの入り方は「ゴリ・ゴり」と若干渋い気も。
5MT。ノブはウレタン?だが握り部は太め。
ノブの長さは標準的よりやや長めか。
ショートストロークがとても良い。シフトの入り方は「カチ、カチ」としっかりと入るタイプ。
操作していて楽しい。
ブレーキ フロント、リア共にディスク。ベースのスイフト(RS・XS)と共通部品? フロントディスク、リアがドラム。
リアがドラムだが、それがネガティブに感じる点は一切なし。
タイヤ POTENZA RE050A 195/45R17。
同サイズのタイヤ銘柄は、他に2つ程度しかない。
POTENZA RE050A 165/55R15。
同サイズのタイヤ銘柄は豊富だが、
スポーツ寄りのタイヤ銘柄はあまりなさそう。
殆どがエコ系タイヤか。
長距離運転
高速道路
長距離クルージングでも安定感、落ち着きのある走りで、疲れが蓄積しにくい。
クルーズコントロールがMT車にも装備され、結構便利。
推測になるが、その乗り心地も含めて長距離は疲れやすい印象があった。
衝突安全性
エアバッグ
前面エアバッグのみ。
衝突安全テストでは、日本、ヨーロッパ共に上々の結果。
前面エアバッグのみ。
衝突安全テストは未実施だが、過去のスズキの軽自動車と同等と仮定すると、
2015年発売のクルマとしてはやや不安が残りそう。
先進安全システム なし MTはなし。
AGSにはレーダーブレーキ、エマージェンシーストップシグナルなど装備。
価格 172.8万~ 約150.9万~
エコカー減税 なし 2WD車のみ 取得税20%、重量税25%減税。
(毎年の)
自動車税
36500円 10800円
ガソリン ハイオク レギュラー
カタログ燃費 14.8km(6MT) 23km(2WD 5MT)、23.6km(2WD 5AGS)
実燃費 12~15kmくらい。 14~18kmくらい?(予測)

こんなところでしょうか。
軽自動車と普通車(しかもグローバル展開車)ということで、「比較対象にはならない」のではないかと思いきや、

「同じメーカー」
「スポーツ寄りのクルマ」
「車両価格」

という観点で見れば十分比較していいクルマだと思いますし、実際に比較する人は多い気がしています。
ぽん的には「どちらのクルマにも良い点もあるし、悪い点もある」という視点で比較しています。

いずれにせよ、これらの内容のある車を、他メーカーと較べても非常にコストパフォーマンスの高い内容で販売してくれるスズキは大したものだと思います。

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