2018年3月20日火曜日

キャストスポーツ納車後の印象や装備と機能、消耗品の交換サイクルについて

2018年1月にキャストスポーツ(SA3)が納車されました。
今回は、納車後のキャストスポーツの印象や、装備内容、消耗品の交換サイクル、ダイハツ純正オプションなどについてまとめたいと思います。

ちなみに、納車時は165/55R15のスタッドレスタイヤに履き替えていました。
冬も終わりに近づきようやく最近、純正のタイヤ・ホイールに履き替えたので、両者での印象の違いについてもまとめたいと思います。

キャストスポーツの装備内容や、主な感想
  • ドライビングポジションは、着座位置が高いことと、シートのホールド性がほとんどないこともあってスポーティさには欠ける
  • SA3のマイナーチェンジにより、シートの赤ステッチがなくなったのはやはり寂しい
  • LEDヘッドライトはHIDと較べてもかなり明るく(白く?)感じるが、光軸調整がマニュアルレベリングとなってしまったので注意が必要
  • 後ろから追突された場合の、むち打ち軽減のためのヘッドレストは、後部座席にもしっかりしたものが装備されている
  • 内装でドアトリムなど、ピアノブラック調の部分があるが、細かいすり傷がかなり目立ちそう
  • シートは、SA2まで標準だったレッドステッチがなくなり、他グレード・他車種でも利用しているシートの流用になったため、特別感がなくなってしまった
  • 純正タイヤの銘柄はヨコハマタイヤの「ADVAN A10」で、キャストスポーツ発売当初の銘柄と変更なし
  • 納車時の総走行距離は8km
  • 車内のルームランプはLEDだが、トランクのランプのみ白熱電球
  • カギのロックを解除するとトランク内のランプが点灯
  • スペアタイヤは装備していおらず、パンク修理キットを装備
  • 給油口は左側
  • タイヤの指定空気圧は「240kpa」
  • キャストスポーツのアイドリングストップは、クルマが完全に停止してから発動するタイプ
  • SA3になったことで、グリルのエンブレムの位置がちょうど真ん中になった、
  • MOMOステアリングの握り心地、操作感は好印象
  • ステアリングは、走り始めなどの低速ではかなり軽い。速度を上げていくと手応えが出てくる設定になっている
純正タイヤ・ホイール(165/50R16)と、スタッドレスタイヤ(165/55R15)の印象
スタッドレスタイヤの印象
タイヤ銘柄・サイズは「WinterMax01」「165/55R15」で、ホイールはタントカスタムの純正ホイールです。
印象については、スタッドレスタイヤである上に、インチダウンしたのも悪かったのか、思った以上にステアリングフィーリングの印象がいまいちでした。
ステアリングの中立付近の応答性がかなり緩慢となり、ステアリングの手応えも非常に軽く感じてしまい、走行中のインフォメーションなども希薄となり、運転の楽しさがほとんど感じられず、いい部分はほぼありませんでした(^_^;)
敢えて良かった点といえば、「段差を通った時の突き上げ感が、若干緩和される」くらいでしょうか。

純正タイヤ・ホイールでの印象
こちらは上記の気になる点がほぼ解消され、当初試乗した時の印象と同じものでした。
中立付近では、応答性がやや緩い点が残るものの、ステアリングの手応えと重さも適度なものとなり、走行中のインフォメーションも適度に伝えてきてくれて、一般道を走っていても運転を楽しめます。
少しキツめのカーブでも、ステアリングの手応えを感じられながら曲がってくれます。

スタッドレスタイヤと比べて、段差を通った時の「突き上げ感」は多少強くなりますが、それでも純正タイヤ・ホイールサイズの方が遥かに優れたステアリングフィーリングが楽しめるのは大きいです。

パノラマモニターについて
メーカーオプションとして「パノラマモニター」を付けました。
ぽん的には「不要かなぁ」と思っていたのですが、妻曰く「最高の装備」だそうで、上から見下ろした映像が見られるのは特に最高だそうです(^_^;)

シフトをリバースにすると上から見下ろした映像と、バックカメラの画面が映りますが、バックカメラに表示されるガイドラインの左右の縦ラインが車両の幅と比べて、少しずれていると感じました。

で、パノラマモニターの場合、このラインの位置の調整ができないです。
(バックカメラだけ装着した場合は調整可能です)なので当初困ったのですが、この左右の縦ラインはどうやら「サイドミラーも含む車幅」を表しているようです。
メーカーに確認した訳ではありませんが。こう考えると、ラインの位置がぴったりなんですね。
という訳で、ガイドライン線には何も問題ありません。

イルミネーションライト(オールデイ)の点灯方法
キャストスポーツのみに標準装備の、いわゆる「デイライト」ですが、購入前のカタログを見た限りでは、点灯方法などが不明でした。
点灯方法は説明書を見て分かったのですが「ヘッドライト」のレバーを「AUTO」にしておくことで、日中はデイライトだけ点灯、夜はデイライトとヘッドライトが点灯、となるようです。
ヘッドライトのレバーが「OFF」だと、デイライトも点灯しないかたちになります。

オートハイビームについて
動作条件は以下です。
  1. ヘッドライトのレバーを奥に倒して「ハイビーム」状態にする
  2. エンジンスタートボタンの下にあるボタンの左上のボタン(オートハイビームボタン)をONする
この両方の設定がされていて、初めてオートハイビームが動作します。

動作具合については、「まあまあ」といったところでしょうか。
対向車がいないのに、ハイビームがOFFになったり、前を走っている車が遠くの方に見えるのに、ハイビームがONのまま、といったことがたまにあります。
それと対向車が走ってきた時の、OFFへの切替の反応がやや遅い印象です。

それと、ハイビームはこちらに向かって歩いている歩行者・自転車から見ても、とても眩しい訳ですが、歩行者・自転車が側道を歩いていても、お構いなしにハイビームのままです(^_^;)

カーナビについて
取り付けたナビは、2017年製の「スタンダードナビPlus」、
型番は:NSZP-W67D(N209)の「パイオニア製」です。

納車は2018年になってしまったため、納車された途端にナビ(ドライブレコーダー)は型落ち品となってしまいました(^_^;)

目的地検索
目的地の名称検索結果が異常に頭悪いように感じます。漢字やカタカナ変換もできるのに、変換してから検索すると、探している目的地がヒットしない(^_^;)
結局ひらがな検索が一番使いやすいです。

スマホとナビをBluetooth(通信あり)で接続すれば、音声検索も出来るようになりますが、こちらは認識率は良くて結果も上々です。

細かい点では音声のイントネーションが微妙な時があります。
マツダコネクトの初期バージョンの頃みたいな違和感です。以前(2009年頃)のパイオニアナビではこんなことなかったのになぁ。

リアルタイムプローブ機能
カーナビをインターネットに繋げると、天気予報や渋滞情報を取得できたり、上記の通り音声による目的地検索ができます。
今はスマホでBluetooth(テザリング)を行えば、簡単に接続できます。
この機能は中々面白いかなと感じています。
あとな「ナビコン」というアプリを使えば、スマホで調べた目的地などをカーナビに転送できるようです。

ナビの地図の更新
以下のURLから、シリアル番号を入力すれば地図データをダウンロードできます。

製品一覧(ダイハツ工業 純正カーナビゲーション)

地図更新には、16GB以上のSDカードが必要になります。

更新期限は、購入時期によって違うかも知れませんが、ぽんの場合は2023年4月頃までのようです。
早速、2018年2月に更新を試してみました。今回は地図だけでなく「全更新」というものだったので、更新には1時間10分くらいかかりました。
この間、エンジンはかけっぱなしの必要があります。
詳細は、機会があれば後日まとめたいと思います。

ipodのレジューム再生が機能しない
これは致命的でした。
標準でUSB接続ケーブルがグローブボックス内にあり、それにipodを繋げばナビから音楽が聞けるようになりますが、使っているipodが「5.5世代 ipod classic」と古いためか、ipodを再生していて、エンジン停止後、再始動すると、再生音楽が必ず「1曲目」に戻ります(^_^;)
しかも「曲名を昇順にした時の1曲目」です。
プレイリストで再生していたとしても、エンジン再始動後は上記に1曲目に戻ります。

接続ケーブルはApple純正USBケーブルを使っています。
ナビの説明書でも、動作確認リストには入っていない機種なので、やむを得ないかも知れないのですが、これまで使っていたナビでは問題なかったこともあり気になります。

ディーラーで一応質問してみましたが、回答は以下の通りでした。
・機器との相性かも
・USBケーブルとの相性かも
・新型のipod、ipod touchでは動作するかも知れないが、確証はない

全て曖昧なままの回答です(^_^;)

あとは、パイオニアが販売しているパイオニアナビ純正のUSB→ipod接続ケーブル(型番:CD-IU51)を買って試してみるかどうかなのですが、これでリジューム機能が働くかどうかの確証もないため微妙です。
2018年製のカーナビでは、改善しているのでしょうか。

ドライブレコーダーについて
上記カーナビと連動できるドライブレコーダーが「V202」です。
これはパナソニック製のようで、パナソニックの型番では「CA-DR01D」と同等品のようです。
データは、本体に挿入されたmicro sdカードに保存されるかたちで、1分ごとにファイルが分けられながら蓄積されていきます。

このドライブレコーダーですが、これも微妙です(^_^;)
まずカメラの解像度が、今どきではあり得ない100万画素のため、画質がイマイチで、前を走っているナンバーすら読み取りが厳しそうです。
ドライブレコーダーの設定に、「標準」「高画質」の画質設定があるのですが、これはただ録画の解像度が変わるだけでした。
「高画質」にすると1280x720の100万画素で録画できます。
「標準」では720x480という、悲しすぎる解像度で録画されます。

購入時の設定は「標準」になっているので、すぐに「高画質」に変更しました。
それと、付属してくるmicro sdカードの容量が8GBなので、こちらもすぐさま大容量のものに買い替えたほうが良さそうです。(ぽんはひとまず32GBに交換しました)

ドライブレコーダーの再生について
保存されたデータの再生についても、かなり微妙です(^_^;)
カーナビで再生する時は、1分毎に分けられたファイルを一覧から探していくのですが、例えばリスト途中のファイルを再生し、再生が終了して元ののファイル一覧に戻ると、またファイル一覧の先頭にカーソルが戻っています(^_^;)

大量にあるファイルから、目的のファイルを探したりする時には地獄を見ます。
また、カーナビでの動画と地図上の走行位置の連動機能もないので、カーナビで再生するメリットはなさそうです。

パソコンで再生
パソコンで再生する時も、ビューワソフトなどはなくて、パソコンにインストールされているメディアプレーヤーなどの汎用の再生ソフトを使うかたちです。
ちなみにドライブレコーダーは、2018年モデルでは200万画素に変更されているようです。

うーん、カーナビとドライブレコーダーは失敗した・・・。

キャストスポーツの各消耗品の交換サイクルについて
取扱説明書か、メンテナンスノートに以下のように記載されています。
  • エンジンオイル:5,000kmごとか、6ヶ月ごと
  • オイルフィルター:10,000kmごと
  • ブレーキオイル:2年(3年)ごと
  • 冷却水:2年(3年)ごと
  • CVTフルード:50,000kmごと
  • エアクリーナーエレメント:40,000kmごと
  • タイミングベルト:100,000kmごと
  • ディファレンシャルオイル:30,000kmごとか、2年(3年)ごと ※4WDのみ
  • トランスファオイル:100,000kmごと ※4WDのみ
 ※カッコ内は初回時です
 ※エンジン、オイルフィルターはシビアコンディションだと上記の半分です。

キャストスポーツのエンジンは「KF型」エンジンで、タイミングベルトはチェーン式ですが、タイミングベルトの交換は10万kmごとを推奨しているようです。

冷却水ですが、スズキだと5年(7年)ごとの交換である「スーパーロングライフクーラント」だったこともあり、ダイハツ車の交換サイクルは随分と早い印象を受けます。

キャストスポーツの印象や装備、ダイハツ純正オプションなどについて、簡単にまとめてみました。
今後も何かあったら、色々と書いていきたいと思います。


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