2022年1月11日火曜日

Razer Kraken V3 Pro ゲーミングヘッドセットレビュー

久しぶりの更新です。久しぶりの更新は「Razer Kraken V3 Pro ゲーミングヘッドセットレビュー」という、クルマは全然関係ない内容です。 
で、この製品ですが、もともとUSB接続タイプが2021年10月に発売されています。 

ここでは ワイヤレス版の詳細は書いてありませんが、Razerの公式ページにいくと「Kraken V3 HyperSense Pro」は近日発売となっています。
RazerのUSサイトを見ると2021/12/24発売となっており、Razerの公式ページをちょくちょく見ていたら2021/12/24に「カートに追加する」が出て「近日発売」なのになぜか注文可能に。 
現在も普通に買えそうですね。

価格は、25,580円となかなかのものです。
ただ、USサイトでも199.99ドルなので、「おま国」価格のようにはなっていないですね。

で、そのまま注文したら2日後くらいに届きました。
発送は台湾からでしたが、到着は早かったです。

基本的には仕様自体は有線版と同じで、ワイヤレスに対応にしたバージョンという位置づけかと思います。

1.制御ソフトのインストール
まずはヘッドセットを利用するためのソフトをRazerからダウンロード、インストールします。

インストール時に、追加で入れるソフトのオプション選択があり、「THX」をインストールするのか迷いましたが、結論としては、このオプション選択は必要ありませんでした。
これがなくても、ヘッドセットを接続するとTHXが使えました。
このSynapseの評判はいまいちのようですが、ぽんが使っている限りは全く問題なく快適に使えています。

ヘッドセットでTHXを有効にするには、Windowsの再生デバイスから「THX Special Audio」を選択しておく必要があります。

2.フォートナイトでテスト
THXは立体音響を可能とすると記載がありましたので、フォートナイトでどんな感じなのかを試してみました。
結論としては「前後・左右の音の判別はしやすいが、上下はちょっと分かりにくい」という印象を受けました。
ただ、足音は結構聞きやすいと感じました。

G733と比べると
元々ヘッドセットは「Logicool G733」を使っており、こちらは「DTS Headphone:X 2.0」に対応しており、こちらと比べてみました。
結論としては「上下も含めた音の位置を把握するのは、G733の方が優れている」というものでした。
まぁヘッドセット対決というよりも「THX Special Audio」vs「DTS Headphone:X 2.0」のフォーマット対決とも言えるかも知れません^^;
ただ、そこまで大きな差はないようにも思えますので、割と個人の好みはあるのかなと感じます。

3.Hyper Senceについて
このヘッドセットの最大の特徴として「振動フィードバック(触覚フィードバック)」があります。
低音部分に対して左右のスピーカー部分が振動するというものです。
バイブレーションですね。
強さを3段階に設定できるのですが、強くすると小さめの音(低音)でも振動するようになる、という変化があります。

こちらについては、「映画を楽しむには中々面白い」と感じました。
ウーファー部分を振動で伝えてくれる、というイメージがより近いのかなと思いました。
FPSゲームで、「足音の位置に応じて振動する」とかも期待したのですが、フォートナイトを試した限りでは、こちらはいまいちしっくりこない印象でした。

4.重さについて
仕様では「372g」と結構重めなのですが、「278g」のG733のと比べて、負担とかは特に感じずに使用できます。
数時間装着していても、重さが気になるといったことはありませんでした。

その他の注意点
・充電中(コード接続中)は振動しないっぽいです。
・Dolby Atomos(Windows側で購入は必要)利用時は、スピーカー選択で「Razer Kraken V3 Pro」を選択してから、「立体音響」から「Dolby Atomos」を選択すれば使えました。
ただしスピーカーが「TXH Special Audio」の状態でDolby Atomosを選択すると、スピーカー選択ができなくなってしまい、Windowsを再起動するまで元に戻りませんでした。
・NVIDIA ShadowPlayを使ったときに、音が録音できない。
 →Windowsの右下にあるスピーカーアイコンを右クリック→サウンドの設定を開く
 →サウンドの詳細オプション
 →「マスター音量」の出力側と「NVIDIA Container」の出力側を「スピーカー(THX Special Audio)」を選択すれば音も録音できました。
※「NVIDIA Container」が表示されないときは、一度NVIDIA ShadowPlayをオンにしてみると表示されると思います。
NVIDIA Shadow Play録音できない

5.全体の感想
こんな感想になりますが、ヘッドセットが金額の価値があるかについては「んー、ちょっと高いかな」と感じるところがありました。
個人的にはFPSゲーム(フォートナイトでテスト)での利用での触覚フォードバック、THX Special Audioの効果に期待していたのですが、こちらについては全体的にG733の方がいいなぁという結果に終わりました。
触覚フォードバックは新鮮さはあるものの、「これのためにヘッドセットを買い換える」のはやめた方がいいのかなと感じました。
それとワイヤレス化のために、有線版よりも1万円弱高額になるのも痛いところです。
とは言え、個人的にはG733とは少し違った使い方ができるヘッドセットとして、楽しく使っている感じです。
「ちょっと変わった新しいものを試したい」という目的であれば、結構楽しめるデバイスなのかなと思います。






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