ワンメイクドライビングレッスン(SUZUKI SWIFT CIRCUIT DAY)
これはもう4年前くらいから開催されているイベントのようで、講師は田中実氏です。
今回は、このワンメイクドライビングレッスンの「サーキットデビュークラス」に参加しました。
申込みした時点では既に定員オーバーでキャンセル待ち状態だったのですが、キャンセル待ちが出たようで、幸いにエントリーすることができました。
今さらではありますが、今回はドライビングレッスンの参加レポートについてまとめたいと思います。
申し込み~参加エントリーの流れ
申し込みはメールまたはFAXでエントリーするかたちでした。
ぽんはメールでエントリーたところ、メールで返信がありました。
支払いを行うと、正式エントリー完了です。
支払い完了後、4,5日で書類が郵送されてきました。
コース
コースは富士スピードウェイ ショートサーキットを使いました。
富士スピードウェイ ショートサーキット
コースパターンが何通りか設定できるようになっています。
参加した「サーキットデビューコース」では、外周を走るコースでした。
当日の持ち物
・参加受付書
・運転免許証
・保険証
・印鑑
・レジャーマット(トランクの荷物を外に置く用です)
・持っている人はエアゲージ
・筆記用具
・簡単な工具(ホイール・ナットチェック用)
・ヘルメット・・・フルフェイスかジェットヘルタイプのどちらかです。
ぽんは、普段原付きに乗る時に利用しているジェットヘルを使いました(^_^;)
・ガムテープ・・・ゼッケンとタイム計測器をクルマに貼り付ける為に利用するものです。
ガムテープよりも養生テープが良さそうです。
・服装・・・当日の服装は長袖、長ズボン(綿製のもの)で、できればレーシングスーツで、
という記載がありました。
ぽんは私服でしたが、私服の人が2/3以上だったように思います。
という記載がありました。
ぽんは私服でしたが、私服の人が2/3以上だったように思います。
・グローブ・・・軍手や二輪用は×と書いてあったのですが、当日厳密にチェックされることはなく、
二輪のものを使っている人もいました。
ぽんはわざわざ安いレーシング用のグローブを買ってしまいました。
当日のスケジュール二輪のものを使っている人もいました。
ぽんはわざわざ安いレーシング用のグローブを買ってしまいました。
1日のスケジュールは大まかに以下のような流れでした。
7:00~7:45:受付
7:50~8:20:ミーティング(開会式)
8:45~8:55:サーキットコース 下見走行
9:15~10:00:教室で、トレーニング1の説明(高速域からの急ブレーキ)
10:05~10:15:トレーニング1について、バス乗車してコースの下見
10:20~10:55:トレーニング1
11:45~12:05:教室でトレーニング2の説明(レーシングスピードでのコーナー操作とブレーキ操作)
12:05~12:15:トレーニング2について、バス乗車してコースの下見
12:20~12:50:トレーニング2
12:50~13:35~昼食
14:05~14:35:教室でトレーニング3の説明(フリー走行の注意点など)
14:40~15:20:先導走行+フリー走行
16:30~16:45:バス乗車で講習(最終コーナーの走り方)
16:50~17:20:フリー走行
17:30~17:45:閉会式
朝~夕方までのスケジュールになっています。
当日の流れ
富士スピードウェイ入り口では、エントリー書類を見せると入場料は免除されます。
そのままショートサーキットの方へ行くと、大量のスイフトが待っていした。
クルマをピットに停めてから、受付に行って手続きを済ませます。
ここでゼッケン、計測機器、講習内容、弁当引換券を受け取りました。
ゼッケンと計測機器をクルマに取り付け。
ゼッケンはフロントドア部分に、計測機器はリアのナンバープレートの上から貼り付けです。
これで準備完了です。
必要に応じて不要な荷物を車外へ出しておきます。
開会式です。
田中氏が挨拶した後にスタッフの方の紹介。
スキルアップコースの人向けに、サーキットを走ったことがあることを、ある程度前提として注意事項などを話していました。。信号や旗の意味などですね。
あとは上記のレッスンスケジュールの流れでした。
時間が押すことなく、ほぼ予定通りのスケジュールで最後まで進みました。
ドライブレッスン 参加後の感想
やはり、公道とは異なるスピード域で走るのは、純粋に「楽しい」と感じました。
走行前、走行中は非常に緊張状態になっている訳ですが、走り終わった後は気持ち良く感じるのが不思議なものです。
また、そういった走行を体験できたことで、スイフトスポーツの動力性能や各フィーリング、走行性能などについての理解がより深まったようにも思います。
ドライブレッスンのカリキュラムについては、講師の田中氏の説明も分かりやすく、ステップを踏んで行うレッスンだったこともあり、最後まで安心してレッスンに参加することができました。
レッスンの中で、田中氏が運転するバスに乗り込み、実際にコースを走るというのがありましたが、これがとても勉強になります。
事前に教室で説明を受けた後のバス講習ということもあり、頭の中でイメージしていたライン取りやブレーキのタイミング、加速位置などとの違いなどがよく分かり、その後のサーキット走行の予習にもなるような感じでした。
コースについて
ショートサーキットのコースは、1周の距離は800~900mくらいなのですが、思った以上に高低差がある上に、コーナーのレイアウトなどが、非常に奥が深いコースで、運転技術が左右する部分が非常に多いように感じます。上手く走れば走るほど、タイムに影響が出やすいと言えます。
最初のコーナーは、下り坂を降りた後にあったり、最終コーナーは上り坂を登り切った後にある上に、タイトなコーナーであったりと、技術を要するコースになっているように感じます。
その分、上手く走ればタイムにもすぐに反映されてくることもあり、上級者さんなども含めて走り甲斐のあるコースとも言えます。
タイム計測について
朝、クルマに取り付けたタイム計測器により、ラップごとのタイムを計測してくれます。
参加メンバー内のランキングは壁に貼りだされたもので確認できます。
最後には、自分のクルマについての周回ごとのラップタイムが全て記録された用紙をくれます(希望者のみ)
サーキットでのスイフトスポーツ(ZC32S)について
クルマは、ほぼフルノーマルの状態だった訳ですが、とてもよく走るクルマだと感じました。
純正タイヤと純正のサスペンションの組み合わせはとても高いレベルにあり、コーナーでも安定感がある上に、限界値は非常に高く、かなり攻めこまないとタイヤは鳴きません。
ですが運転中の全体的なインフォメーションが薄味であるために、タイヤの状況を掴みながら、安心して攻め込めるという訳にはいかず、少しずつ限界値を探っていくかたちで走っていました。
ですが運転中の全体的なインフォメーションが薄味であるために、タイヤの状況を掴みながら、安心して攻め込めるという訳にはいかず、少しずつ限界値を探っていくかたちで走っていました。
タイヤが鳴き始め、滑り出しそうな辺りはよく分かるのですが、そこに至るまでの過程が掴みづらい感じでしょうか。
その辺りは路面と対話する感じはなくて、タイヤに頼り切った走りとなり、タイヤが限界近くなったら初めてタイヤ(クルマ)が「ヤバいよ」と教えてくれる感じでしょうか。
純正タイヤは攻めれば非常に早く走ることの出来るタイヤなのですが、楽しく走るためには何かが足りないのかなと改めて感じました。
純正タイヤは攻めれば非常に早く走ることの出来るタイヤなのですが、楽しく走るためには何かが足りないのかなと改めて感じました。
ここはタイヤだけの問題ではなくクルマ全体の構造・造りの兼ね合いもありますが。
コースの構造上、その中で出せる最高速が、このクルマでは120kmくらいでしょうか。
バックストレートで3速 7,000rmp付近まで回して4速に入れるか入れないかくらいの状況が最高速だったように思います。
加速
加速については、3500回転以降も伸びしろを持ったような印象を受け、心地の良い音とともに、気持よく加速します。
シフトアップ
ぽんはMTに乗っていますが、シフトアップ時にアクセルを離しても回転数がすぐに下がらない印象があるので、素早くシフトアップすると、回転数が合わずにギクシャクしてしまいます。
なので、シフトアップ時はワンテンポ置いて変速・クラッチを繋げるように心がける印象がありました。
ブレーキについて
ブレーキも非常に良く効く性能でした。
コースの構造上、その中で出せる最高速が、このクルマでは120kmくらいでしょうか。
バックストレートで3速 7,000rmp付近まで回して4速に入れるか入れないかくらいの状況が最高速だったように思います。
加速
加速については、3500回転以降も伸びしろを持ったような印象を受け、心地の良い音とともに、気持よく加速します。
シフトアップ
ぽんはMTに乗っていますが、シフトアップ時にアクセルを離しても回転数がすぐに下がらない印象があるので、素早くシフトアップすると、回転数が合わずにギクシャクしてしまいます。
なので、シフトアップ時はワンテンポ置いて変速・クラッチを繋げるように心がける印象がありました。
ブレーキについて
ブレーキも非常に良く効く性能でした。
制動力も中々のもので、ABSの制御も自然な感じでした。
ブレーキパッドについてはストリート向けのブレーキパッド(純正パッド含む)では、フェード現象を起こすかもと散々言われましたが、今回のレッスンの中では特に問題はありませんでした。
フェード現象は、直接事故に繋がる点でもあるので、ストリート用ブレーキパッドでは不安が付きまといました。
安心して走るためにも、ブレーキパッドだけは耐熱温度の高い物の方が良さそうな気がしました。
ESPについて
ESPはONのまま走りました。
ぽんがビビりなのか、ESPが動作する場面はありませんでした(^_^;)
エンジンオイルについて
エンジンオイルは「TRUST M16-SP 0530」を使用し、レッスンの2週間前くらいに交換した状態でした。
サーキット走行中のフィーリングは特に問題なく、熱ダレするようなこともなかったように感じます。
サーキット走行後もエンジンオイル交換は行なっていません。
サーキット走行中のフィーリングは特に問題なく、熱ダレするようなこともなかったように感じます。
サーキット走行後もエンジンオイル交換は行なっていません。
サーキット走行後のエンジンオイルについて
サーキット走行後、2000km以上同じエンジンオイルで走っていますが、特にフィーリングが悪くなったりということもなく、普通に走れていました。
ちなみに、サーキット内で走行した距離は約60km。完全なフリー走行時間としても全体で25分くらいしかなかったので、大した距離は走っていません。
ただ、ここは気分的なものではありますが、念のためエンジンオイルだけは交換をしておきました。
(10月に同じ銘柄で交換しました)
ドライビングレッスン参加 まとめ
最後まで参加者全員が何事もなくレッスンを行えたのは、多くのスタッフの方の協力があってこそだと感じます。
段取りの手際もよく、参加した身としては本当に楽しい1日を過ごせたように思います。
講師の田中氏は「バスのエアコンが効かねぇ」と若干キレていましたが(^_^;)
こんな感じの楽しいドライビングレッスンでした。
スイフト、スイフトスポーツにお乗りの方は、一度は参加をお勧めしたいレッスンです。
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