この検針により細かい点がいくつか分かりました。
今回はENEOSでんき切替後の検針結果と、日割り計算などについてまとめたいと思います。
電力自由化の基本部分について
ちょっと話が大きくなりますが、電力供給の仕組みとして、
- 「発電事業者」
- 「一般送配電事業者」
- 「小売電気事業者」
と、役割が分担されています。
2016年4月の一般家庭などへの電力自由化により、「3.小売電気事業者」が自由化されたかたちです。
東京電力に絞って見てみると、2016年4月からは
東京電力に絞って見てみると、2016年4月からは
- 発電事業・・・東京電力フュエル&パワー株式会社など
- 一般送配電事業・・・東京電力パワーグリッド株式会社
- 小売電気事業・・・東京電力エナジーパートナー株式会社
という「東京電力ホールディングス」の「グループ会社」がそれぞれの業務を行なっています。
東北電力、関西電力などの他の地域の電力会社は、全ての事業を1つの会社で行なっているようです。
検針について
話を元に戻します。
電力自由化になると、基本的にはスマートメーターにより電気使用量が30分ごとに分かる仕組みになります。
これらの検針データや、月に1回の「検針」は、一般送配電事業者がリモートで行なっているようです。
(首都圏エリアでは「東京電力パワーグリッド株式会社」です)
で、この結果データが、各小売事業者に受け渡されて、電気量を計算しているかたちになるようです。
ENEOSでんきの検針結果
ぽん宅では以下の流れでした。
4/27・・・東京電力による最後の検針日+ENEOSでんき切替日
※検針票には「次回検針日 5/30」と記載されていました
5/30・・・「東京電力パワーグリッド」による検針が実施?
5/31・・・ENEOSのでんきによる電気料金の請求額が確定
※検針日は5/23となっていました。
ENEOSでんきの電気料計算
ENEOSでんきでは基本的に請求書は発行されないため、WEBでの確認となります。
今回は、「4/27~5/23」までの電気料となり、27日間の集計データになります。
で、基本料や第1段階の使用量など、全てが「日割り計算」になっていました。
ぽん宅は50Aですので、
基本料・・・1,263円(本来は1,404円)
第1段階上限・・・108kwh(本来は120kwh)
第2段階上限・・・109kwh~270kwh(本来は121kwh~300kwh)
という具合です。
(基本料は税込表記です)
集計期間が30日(または31日)での計算が基本であるものの、今回は30日未満での検針(集計)となったため、日割りで計算がされたようです。
各段階の上限値も少なくなっているものの、公平な計算なのだと思います。
次回検針日
次回検針日は「6/30」となっていました。
この検針日は「東京電力パワーグリッド株式会社」による検針日と思われます。
ENEOSでんきの検針結果を見て分かったこと
- 検針はあくまで「一般送配電事業者」がリモートにより、行なっている
- 切替後、1回目の検針では集計期間が30日未満の場合は、「日割り計算」になる可能性がある
- 一般送配電事業者の行う検針日と、ENEOSでんきの検針日は同日であるとは限らない
- 我が家の場合、ENEOSでんきの検針日(集計日)は、毎月23日となる?
こんな感じです。
ちなみに小売事業者がENEOSでんき変わっても、宅内で使っている電気の具合はこれまで通り何も変わりません。
電気料金の請求元が変わっただけ、というイメージです。
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