2017年1月26日木曜日

電力自由化 エルピオでんきへの切り替えを実施

今回は電力自由化についてです。
ぽんは東京電力エリアで、2016年4月から「エネオスでんき」を使っていたのですが、圧倒的な安さを引っさげて、2016年5月頃に突如「エルピオでんき」という事業者が登場しました。
その安さに圧倒され、「エネオスでんきか」ら「エルピオでんき」に切り替えました(^_^;)

今回は「エルピオでんき」への申込~「エネオスでんき」から切り替わるまでの流れや、手続きなどについてまとめたいと思います。
申込から切替え後までの流れ
申込~切替~切替後の動きは、以下のような流れでした。
  1. 2016年5月中旬・・・Webページから予約申込
  2. 翌日     ・・・手続きは対面で行うか郵送で行うかの確認メールが届く→郵送を選択
  3. 5月下旬頃・・・申込手続きの書類が郵送で届く
  4. 5月下旬・・・手続き書類が郵送で届く
  5. 6月上旬・・・手続き書類返送
  6. 7月上旬・・・スイッチング切り替えの件の確認電話
  7. 8月下旬・・・切替日の案内がハガキで届く
  8. 9月1日・・・切り替え(当日の連絡などはなし)
  9. 10月25日・・・9月分の電気料金の通知がハガキで届く(検針日は9月23日付)
  10. 10月31日・・・9月分の電気料金のコンビニ支払い用のハガキが届く
  11. 11月25日・・・クレジットカードに、10月分の請求額が計上(11月18日付)
  12. 11月28日・・・10月分の電気料金の通知がハガキで届く(検針日は10月23日付)
  13. 12月26日・・・Web上のマイページが開設されたので申込(申込が必要でした)
  14. 12月27日・・・マイページ利用のパスワードの通知が届く
  15. 12月27日・・・マイページ利用開始
  16. 2017年1月19日頃・・・マイページで12月分の検針結果が反映される
以下は、上記の項目について、それぞれ細かい点や気になった点をまとめます。

1.予約申込について
申込ページ・問い合わせページが「SSL」非対応で、暗号化されていませんでした(^_^;)
情報セキュリティ面の甘さに非常に驚きましたが、やむを得えず申込みました。
一応、申込した時点でSSL対応を要望しておきました。

※その後
2016年12月18日頃に、WEBページがSSL対応になりました。
SSLの証明書の日付は「2016年12月8日~」になっているので、証明書が発行されてから、比較的短時間でWEBページをSSL対応にさせたように思います。

2.予約申込後について
申込後の、エルピオでんきからの連絡は早かったです。
Webでの申込は正式な手続きをするための申込のようなもので、実際には書面で手続きをすることになります。
書類は実際にスタッフの人と対面しての手続きか、郵送かを選べます。(メールに返信するかたちです)
その他に、問い合わせに対してのレスポンスも非常に早かったです。

3.申込書類の到着
封書で申込書類が届きました。
封書の中には申込書や案内パンフレットなどが入っています。
書類に記入して、返送することで、ようやく「正式な申込」になります。

ぽんは「東京電力からの切り替え」ではなく「エネオスでんき」からの切り替えでしたが、申込書には東京電力の時のお客さまIDや、供給地点IDを記入するかたちでした。

5.書類で申込後
サービス開始自体が2016年7月からだったため、書類返送後は特に連絡がない状態がしばらく続きました。

7月中旬に電話で連絡がありました。
内容は「申込書の番号ではスイッチングの照会がエラーとなり手続きできない状態」ということでした。

ですが番号に間違いはありませでした。申込書には東京電力の顧客IDを記入するよう記載があったので、そちらを記入しましたが、電話では一応エネオスでんきの顧客IDも伝えました。

エルピオでんき側でも東京電力以外からの切り替えはまだ想定していなかったのか、切り替えに必要な情報が把握しきれていない印象を受けました。

7.電力切替えのハガキが到着
8月下旬に赤いハガキが届きました。
ハガキに切替日の日付の記載がありました。9月1日からの切り替えとありました。

8.切替え当日
いつもと何も変わらず、特に連絡などもありません。
ここはエネオスでんきと同じ感じですが、切替えは完了しているようです。

9.検針結果のハガキが到着
10月25日頃に、9月の検針結果がハガキで届きました。
集計期間は9月1日~9月23日まで。
基本料は日割り計算になっていました。
検針日より1ヶ月遅れて、検針結果が届くかたちのようです。もう少し早く届いて欲しい気もします。

10.料金支払の用紙が到着
10月31日に再びハガキが届きます。
こちらは9月分電気料の払込用のハガキでした。

エルピオでんきのパンフレットには「1回目の支払は、コンビニでの支払をお願いいたします。」といった記載があるので、ここは仕方がないところだと感じました。

11.クレジットカード支払の場合の請求日付
10月検針分からクレジット払いになりました。
11月18日付でクレジットカードの明細に記載されていました。
ただ、検針結果が届いたのが11月28日頃だったので、検針結果が届く前に請求額が計上されるかたちになります(^_^;)

15.マイページについて
マイページについては、毎月の検針結果と、請求金額が確認できます。
30分ごとの電気使用量については確認できません。

検針結果のマイページへの反映についても、やはり約1ヶ月遅れ(2016年12月分は2017年1月19日頃に反映されました)のようです。

エルピオでんきに切替えてからの節約額
東京電力と比較して、9月~12月の4ヶ月間だけで、約7,000円節約できています。
ぽん宅は冬期の「部屋を暖める」という行為を「エアコン」だけで行っており、ガスストーブやファンヒーターは使っていません。
そのため、灯油代やガス代はかからない分、冬期の電気代はかなり凄いことになります(^_^;)

ちょうど寒くなり始めた頃から、エルピオでんきに切り替わったこともあって、4ヶ月でも7,000円の節約になっているかたちです。

ちなみに、2017年1月の節約額(東電比)は、1ヶ月だけで3,000円になります。
(1月は、ぽん宅では1年間で最も電気使用量が多い月です)

エルピオでんきまとめ
エルピオでんきですが、普段使っている限りは今までと何も変わりありません。
また、2017年1月1日から「エルピオでんき安心駆けつけサービス」というサービスが加わり、トラブル時の対応についても向上しているように思います。
※駆けつけサービスは「東京電力パワーグリッド株式会社」が行うサービスのようですが、少なくとも東京電力パワーグリッドとの契約料のようなものは、エルピオでんきが負担しているのではないでしょうか。

あとは、「30分ごとの電気使用量が見られない」「検針結果と請求額が反映されるのが遅い」などのちょっとした不満点もありますが、エルピオでんきのサービス自体は可もなく不可もなく、といった内容だと思います。

セキュリティ面の不安
最も気になったのが「SSL非対応のまま、申込受付を開始した」点です。
情報セキュリティについては、消費者も見る目が厳しくなってきている時代であるにも関わらず、SSL非対応のまま、個人情報を入力する必要のある、WEB申込を行っている辺りは、セキュリティに対する認識がちょっと甘い気がしてしまいます。

こういった点から、個人情報などの保護についての社内管理体制についても大丈夫なのか、という不安が出てきますし、電子媒体や、申込書などの書面の保管や管理・取扱について、社内での取り決めはきちんとなされているのか、などの心配があります。

「電気事業を行う企業としてのあり方」という面での不安はあります(これは、人によっては「致命的」と受け取られることもあるかと思います)

セキュリティ面の不安はあるものの、SSLにも対応を行なったりと改善を行っている点については評価できるように思います。
電気料金についても、業界1,2のレベルの安さを実現しているのも事実です。
毎月確実に節約は出来る「料金設定」なのも、嬉しい点と感じます。


1 件のコメント:

  1. 初めまして。

    エルピオの新規受け付けは終了しました。供給停止となります。最新情報を掲載すれば、アップデートできるかと思います。以下のリンクで最新情報を確認できます。掲載すれば、良いかと思います。

    最新情報のリンク:https://selectra.jp/energy/news/switching/lpio

    宜しくお願い致します。

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