2014年4月17日木曜日

ホンダ 新型フィットRS(フィット3 GK5)CVT 試乗レビュー

新型フィット(GK5)のスポーティグレードのフィットRS(CVT)に試乗させてもらいました。
今回は新型フィット3 RSの試乗レビューというか試乗感想についてまとめたいと思います。

走行モード
ボタン操作で変更出来る走行モードがあります。
モードは「Normal」と「Econ」があります。後者は燃費を重視したモードですので、試乗では「Normal」モードで走行しました。

タイヤ
タイヤはダンロップの「SP SPORTS2030」を履いていました。
タイヤサイズは185/55R16です。

運転席周り・シートなど
運転席に座った時の印象は、フィット3の1.3リッターモデルと印象が変わりません。
シートは一番下にすると若干低めな印象です。
シート自体はやや柔らかめな印象で、ホールド感もそれ程ではありません。基本的なシートの作りは、全てのフィットのグレードで共通なのかなぁと感じました。
ステアリングは本革仕様なのですが、その触り心地はいまいちな感じがありました。

各フィーリング
ステアリングフィーリング
ステアリングは結構軽いです。先代後期のフィットRSと比べてもやや軽くなった印象があります。走行速度が上がっても、ステアリングの軽さは変わらない感じがしました。

カーブでの応答性はクイック感はそこまでないものの、自然なフィーリングです。ただ、インフォメーションは薄味な感じがします。
カーブでは適度にロールはするものの、それほど大きなものではなく安心感のある走りをしてくれます。
足回りは「硬さ」はないけど、「柔らかい」訳でもなく、乗り心地と操舵性をバランス良く両立させたセッティング、といった印象です。

アクセルフィーリング
アクセルペダルはやや軽めな印象です。アクセル操作に対する加速感はCVTではあるものの、違和感もなく、中々のダイレクト感のある感覚もあって操作しやすいです。

ブレーキフィーリング
ブレーキはややソフトなフィーリングです。ストローク量も適度にあり、ブレーキの効き始めからゆっくりと自然な制動を示します。悪くないフィーリングです。

エンジンについて
エンジンは新型エンジンのようですが、低速から割とトルクもある感じです。
ただ、そこからの加速は至ってフラットな感じで、それほどの力強さも感じられず、ごく一般的な1.5Lエンジンといった感じです。

踏み込んだ時のエンジン音は、スポーティさはなくてごく普通のエンジン音という感じです。どちらかと言えばノイズ感が若干あり、音もガサツさが残る印象がありました。
先代後期モデルでは、車内にエンジン音が聞こえるような演出があったと思うのですが、その音は適度なスポーティ感がありましたが、フィット3RSでもそういう設定はあるのかも知れませんが、その音がスポーティ感が弱い印象です。

また、アイドリング時ではややエンジン音が気になる感じがありました。
それと、フィットRSにもアイドリングストップ機能が付いています。

エンジンは15Xと同じスペックになりますが、RSと15Xでセッティングなどが違うのか聞いたものの「多分違うんじゃないですかね」という非常に適当というか、曖昧な回答が返ってきました。
雑誌やネットなどの情報を見る限りでは、エンジンのセッティングはどちらのグレードでも同一かと思います。

マニュアルモード
CVTですが、マニュアルモードを装備しています。シフト操作はパドルシフトで行います。
このマニュアルモードですが、操作してからの変速の応答がかなり早いです。この応答の速さは特筆すべき部分で、操作した瞬間にすぐさま変速してる感じで、まるでレースゲームの変速レスポンス並です(大げさかもしれませんが)。
これくらいレスポンスが早いと、操作していて楽しさが感じらますし、普段から常用したくなるだろうなぁと感じました。とても良かった部分です。

内装・乗り心地など
内装については、悪い部分は見当たらず無難に仕上げている感じがしました。
メーター周りのデザインについては、人によって好みが分かれそうではありますが、ぽん的には中々好きな方です。
乗り心地については、中々のものです。スポーツ性よりも、若干実用車的なセッティングのようにも思います。その分、乗り心地に不快さはないように感じました。

新型フィット3 RS まとめ
新型フィット3のRSですが、エクステリアについては、それっぽい装備で身を固めているのですが、走りについては結構おとなし目に仕上がっている印象を受けました。
先代後期のRSと比べても、控えめな方向にシフトしたような気がします。
それは車内に聞こえてくるエンジン音であったり、軽すぎとも感じるステアリングや、足回りの印象などから感じるのですが、あくまで「フィット」のベースを崩さないかたちでのRSグレードといった感じがします。
先代後期のRSでは、「スポーティさに力を入れた、フィットの特別なグレード」という印象を受けたのですが、そういったものが、新型フィット3RSでは影を潜めている感じがしました。

その分、実用性の高さは間違いなく、普段の街乗りから、ちょっと元気に走るシーンなど、多方面で「バランス良く」活躍してくれるクルマであると感じました。

2014年4月14日月曜日

フォード フォーカス試乗レビュー

フィエスタに続いて、フォーカスにも試乗させてもらいましたので、今回はフォードフォーカスの試乗レビューというか、試乗感想についてまとめたいと思います。

タイヤ
タイヤはミシュランの「プライマシーLC」を履いていました。タイヤサイズは「215/50R17」です。

運転席周り・シート
運転席に座ってみての第一印象は囲まれ感が非常に強いです。これはセンターコンソールの高さがあることと、インパネのセンターパネルがやや手前側に感じるためと思いますが、コクピットに入り込むような印象があって、中々の好印象です。

シートについては、フィエスタと同様にあまり印象に残っていません。ただ、シートが大きめなのかホールド感が薄くて、カーブの続く道などでは左右に振られそうな感じはありました。シート自体の感じは硬くもなく柔らかくもない感じで、標準的な印象です。

各フィーリング
ステアリング
ステアリングは軽いです。フィエスタと比べても結構軽いです。ステアリング操作に対する動きについては、どちらかと言えばややゆったりな印象です。それでもステアリング操作に対して穏やかながら、ドライバーの操作にはきちんと応答してくれる印象でしょうか。
インフォメーションについては、ステアリングが軽くて薄い方なのかなと感じたものの、路面を舐めるような感覚があり、決して悪くはない印象を受けました。
また、カーブではロールがしっかりと抑えこまれており、しっかりした足回りという感じがあります。
※後部座席でも、カーブで左右に振られる感覚はフィエスタよりも抑えこまれています。

アクセル
アクセルペダルは吊り下げ式です。ペダルのストローク量が随分あるなぁと感じました。その分、操作に対する反応が絶妙なのかと思いきや、割りとそういう印象もなくて、ごく一般的な操作感でした。

ブレーキ
ブレーキは踏み始めからややソフトな感触です。ブレーキの初動の反応はゆったりしたもので、ブレーキ踏み始めから滑らかにコントロールできる印象でした。

エンジン関連
エンジンは2.0LのNAエンジンです。フィエスタと違い、動きだしてからゆっくりと走り出して加速していく感じがあります。エンジンパワーのゆとりは残しつつ走り出すような感じでしょうか。
フィエスタと比べると、力強い加速するまでにはタイムラグがあるような印象があります。
アクセルを奥まで踏み込めば中々のパワーを出してくれますが、アクセルペダルのストローク量が多いこともあるのか、2/3以上踏み込んだ辺りから急にパワーが出始めるような印象がありました。アクセル操作に対して細かいレスポンスを返してくれる、とまでは言えずやや大味な印象があります。
それでも、その加速力はさすが2リッターエンジンと感じられる力強さはあります。
また、アイドリング時の車内の音はとても静かでした。

乗り心地など
タイヤの影響なのか、走行時の乗り心地と走りは非常に滑らかな感じで、走りも上質さが感じられます。ロードノイズもそれ程気にならなかったように思います。

ミッション・シフト操作など
ミッションはフィエスタ同様に6速DSGです。マニュアルモードもフィエスタと同様にシフトレバーの横にある「+」「-」ボタンの操作のみで行えます。
マニュアルモードの応答性も、フィエスタ同様に非常に悪く、2テンポくらい遅れてシフトチェンジします。
うーむ、やっぱりこれは使わないかも。
フォーカスは、このボタン操作が非常にやりずらい印象がありました。ボタン操作しようとしたときに、アームレストが肘に当たってしまって、手首をやたら曲げる必要があるうえに、親指の位置が変な感じになります。説明だと分かりづらいですが。
これもあって、このボタンはなおさら使わないなぁと感じました(^_^;)

完全な右ハンドル仕様
フォーカスは、輸入車であるにもかかわらず、ウィンカーレバーを含めて完全な右ハンドル仕様です。運転席の操作感はシフトレバーも含めて、国産車と変わらないです。逆に言うと、輸入車らしさが運転席では全く感じられないです。この仕様はイギリス向けのものをそのまま日本に持ってきているのかも知れませんね。
この右ハンドル仕様はタイで生産しているそうです。

内装など
内装は中々上質な仕上がりになっています。後部座席から見た印象も、フィエスタと比べてソツがなく、丁寧に作りこまれている印象で、クラスの違いが感じられます。
アシストグリップは、運転席も含めて4箇所全てに装備されています。

独特の仕様
独特というか、国産車にはない機能として、「エンジンを切ってもオーディオからは音楽が流れ続ける」というものがります。
ドアを開けた時に初めて音楽が切れる仕組みになっているそうで、これはアメリカでの防犯(エンジンを切って、クルマから出る瞬間を狙った強盗を抑制する=音楽が流れていることで同乗者がいる、クルマの存在を分からせる効果があるらしい)による装備なんだそうです。
うーむ、アメリカ怖えぇと思うと同時に、日本の治安の良さを感じたりもしました。

フォードフォーカスまとめ
フォーカスですが、乗った感じは至って「普通」な感じでした。これといった特徴らしいものがないと言うのでしょうか。
フィエスタの後に試乗したため、なおさらそんな印象を受けたのかも知れませんが、とにかく普通でした。
ただ、フォーカスは高速道路の運転や長距離運転でも、楽というか疲れにくそうな印象はありました。これはタイヤの影響もあるかも知れませんが、全般的に上質な走りを感じさせてくれるクルマであるためなのかも知れません。
価格は税込みで「3,013,714円」。うーむ、この価格でこのクルマを選ぶ理由を選ぶのが中々難しい印象も受けてしまいます。
ただ、このデザインは欧州的で非常に特徴のあるものであり、街中で見ると目につく感じはあります。
日本でもこのクルマが正規に買えること、フォードが日本向けのクルマに力を入れはじめた?ことなどはとてもポイントが高いとは思います。


2014年4月12日土曜日

フォード フィエスタ 1.0エコブースト試乗レビュー

今回はフォードのフィエスタ 1.0エコブーストに試乗をさせてもらいましたので、今回はその試乗レビューというか、試乗感想についてまとめたいと思います。

フォードフィエスタ1.0エコブースト

タイヤ
タイヤサイズは195/45R16です。
タイヤ銘柄はハンコックの「VENTUS S1 evo」という銘柄でした。
この銘柄は位置づけ的にはスポーツ寄りのタイヤとのことでした。

運転席まわり・ドライビングポジション
シートについては、正直あまり記憶がありません。
それだけ印象が薄かったのか、特徴がなかったのかも知れません。
ただ、シートの形状がやや大きめに作られているのか、すっぽり入るというよりはただ座っている感があり、ホールド感はあまりよくなさそうな感じはありました。

シートポジションは一番下にしても「低い」印象はなく、やや高めな視点だったように思います。
シートの背もたれの調整はダイヤル式での調整です。レバー式と違って、調整の段がなくてわずかな調整からできるので、適正な位置に調整することができます。
また、ダイヤル式だと強度が上がるようで、万が一の時でもしっかりと支えてくれるそうです。

ステアリングはテレスコピック、チルト機能も装備されています。

鍵はキーレスエントリーで、エンジンスタートボタンはステアリングの左側にあります。
ブレーキを押しながら、ボタンを押すとエンジンがかかるのですが、このボタン、軽く押すと「アクセサリー」になるようで、エンジンをかけるには奥までしっかり押す必要がある2段階?のボタンのようです。

ステアリング周り
ステアリング位置は右で、ウィンカーレバーはが左にあるという、輸入車の一般的な造りになっています。
ただブレーキのマスターバックの位置は右ハンドル用に作り替えられているそうで、ウィンカー以外は全て右ハンドル用の構造をしているそうです。

ステアリングは本革になっており、触り心地などは良好です。ちょうど握るあたりが若干太めになっているので、握った感覚も良好でした。

各種フィーリングなど
ステアリングフィーリング
ステアリングについては「やや重め」な印象です。雑誌などでは「軽い」と書かれているレビューもあり、個人的にはそこが懸念事項でしたが、実際には軽いということはなくて、中々しっかり感の得られる重さがあります。

ステアリング操作は、そのしっかり感のあるフィーリングはそのままに、とても自然に曲がってくれます。
やや早めの速度でカーブを曲がると、ロール感は結構ありますが、柔らかすぎず硬すぎずのバランスを持っっている印象はあります。
ちなみに、後部座席に乗って試乗もしましたが、カーブでは身体が結構揺さぶられました(^_^;)

ステアリングインフォメーションは適度に感じられ、全体的には中々の好印象です。

アクセルフィーリング
アクセルペダルは吊り下げ式で、操作感は軽めな感じでごく普通な印象でした。

ブレーキフィーリング
ブレーキについては、感触は中々カッチリというか、硬めな印象があり、ストローク量はやや浅めでしょうか。カックンブレーキになることもなく、中々良好なフィーリングでした。

加速など
1.0エコブーストの加速性能ですが、これはかなりの力強さがあります。
1400回転くらいからターボがかかり、そのまま1400回転から最大トルクを発生するため、普通に走りだしただけで、最大のトルク感が感じられるのだと思います。
スペックは分からないものの、0-60km加速などはとても速そうな印象です。

アクセルを踏んで、その力強いトルクを感じながら、どんどん加速していきますが、3500回転を超える辺りから、低回転で感じられた、力強いトルクはなくなり、速度も中々伸びていきません。低回転での印象からすると、やや拍子抜けする感じはあるかも知れません。
なので、エンジンを引っ張った時の気持ちよさは全くなくて、とにかく低回転が命、といったセッティングのようです。
高速道路で追い越しする時なんかは、思ったより加速しない、なんてことはあるのかも知れないなぁという印象を受けました。

シフト操作とマニュアルモード
クラッチは6速のDSGです。通常走行時はシフトショックなどはなく、非常にスムーズに加速してくれます。
マニュアルモードも装備されていて、シフトレバーを「S」にすると操作できます。シフトアップ、シフトダウンの操作はシフトレバーの横にある、小さな「+」と「-」のボタンで操作しますが、これはいただけないです。
操作した時の応答性は非常に悪く、2テンポくらい遅れてから変速される印象があります。
パドルシフトも装備されておらず、変速操作はこのボタンでの操作のみということもあり、「これは使わないなぁ」と感じてしまいました。

ただ、パドルシフトやシフトレバーを前後に操作する形式を導入しない理由があるようで、これは海外でパドルシフト、シフトレバー操作をしようとした時に、誤って他の操作を(ウインカー操作やシフトレバーを「N」にするなど)をしてしまうことを防ぐために、現在の造りになったそうです。
要するに、フォードとしての安全性を考えた結果、現在の形に収まった経緯があるようです。

それを聞くと、フォードの哲学があるようでとても関心してしまいましたが、やっぱりこのボタンは使わないなぁとも感じました(^_^;)

車内での音(エンジン音・ノイズ)・乗り心地など
アイドリング時の振動や音は、しっかり遮音されています。3気筒エンジンですが、振動も気になることはなく、何も知らなければ4気筒エンジンと思うくらいなのではないでしょうか。よく出来ています。
アイドリングストップ機能は装備されていないそうです。
加速時のエンジン音はスポーティな感じはなくて、やや高音に感じられるものだったように思います。
ただ、試乗していてエンジン音がうるさくて気になる、といった印象は全くなかったように思います。

その代わり、タイヤのロードノイズが結構耳に入ってきます。
これは間違いなくタイヤの影響が考えられますが、街乗りでは常時ロードノイズが聞こえてきて、あまり好ましくはありません。

また、かなり細かい振動まで伝えてくる印象がありました。走っているときは細かくゴロゴロしている感じでしょうか。
これもタイヤの影響と思われますが、やはりいい印象はありませんでした。

内装など
運転席や助手席に座って見える範囲の質感は中々のものです。
インパネもソフトな触り心地の素材を使っており、よく作りこんでいるのかなという印象を受けました。
が、その反面、後部座席に座った時に見える内装の全体的な印象は、前座席に座って受けた印象とは異なって、若干安っぽい印象を受けます。
それは後部座席側のドアの見た目や触り心地であったり、運転席用アームレストの質感であったり、天井?の素材などです。
アームレストやドアの辺りは、プラスチック感が強くてさすがにコストを抑えている感じが伝わってきました。

また、(内装の窓上にあるはずの)アシストグリップは、運転席も含めて全ての席に装備されていません。

後部座席の広さについては、広くはありませんが、このセグメントとしては標準的なスペースだと思います。足元の広さも標準的で、大人が座っても普通に座れる感じですね。

トランク(カーゴルーム)
トランクはそこそこの広さがあります。デミオより広く、ルーテシアと同じくらいな感じです。
トランクの下のフロアボードは2段構造になっていて、高さのあるものを収納する際には、そのフロアボードを下の段にスライドさせることで、収納エリアを広げることができます。
国産車にもありそうな装備で、利便性は高そうです。

また、フィエスタではスペアタイヤを装備していました。これもフォードとしての考え方に基づく部分があるようです。

装備など
装備は中々充実しています。クルーズコントロールであったり、Bluetoothによる音声通話機能。
ブレーキアシスト(アクティブ・シティ・ストップ)、各種エアバッグ(カーテン・サイド・ニー(膝))など、安全装備も充実しています。
ブレーキアシストなどは、日本国内での最近の需要を考えて標準装備にしたそうです。
ブレーキアシストは、カタログには15km未満では追突を防いで、15~30kmの範囲では追突ダメージを軽減、とあります。

それとバックカメラや、リバースセンサーも標準装備です。
必要そうな装備はほとんど標準で備わっているため、オプション追加の費用はほとんどかからないのではないでしょうか。
車体価格は「2,355,428円(税込)」と、やや高い印象はあるものの、充実装備を考えると中々頑張っている価格なのかも知れません。

ナビだけは装備されていないため、オプションになります。ナビはポータブルナビになるそうで、インパネを見る限り、取り付けできるところがありません(^_^;)
どこにつけるのか聞いたのですが、インパネ中央に小さい液晶(バックカメラの映像やミュージックのタイトルを表示するところ)があるのですが、その前面に取り付けるそうです。
ただ、その小さい液晶も見えるように、やや横にずらした感じで取り付けられるそうです。
欧州向けのクルマであるため、ナビを装備することに重点は置かれていないのでしょうね。

納期や生産国
フォード側もびっくりするほど、予想以上の注文があるそうで、現在の納期は8月頃だそうです。
クルマの生産はドイツのケルンで行われているそうです。

欧州では、「st」というスポーツグレードも販売されていますが、このグレードの国内導入は今のところ未定だそうです。まずは「1.0エコブースト」の状況を見てから、といった具合があるような印象を受けました。

フォード フィエスタ 1.0エコブーストまとめ
雑誌でもよく取り上げられているこのフィエスタですが、実際のところ、その加速感は予想以上のものがありました。この加速感だけみると2.0エンジンレベルといってもいいくらいです。
ただし、その力強い加速感は60km~70kmくらいまでのようで、それ以降のスピードの伸びは一気に鈍くなり、そこで初めて「1.0リッターエンジンなんだな」と感じるかも知れません。

それでも街乗りレベルであれば、非常に運転しやすく、とても快適な印象を受けました。
クルマの特性的に、日常利用に適したクルマであると感じます。

そして、何より運転が中々楽しいです。エンジンの特性もあるかも知れませんが、手応えのあるステアリングであったり、適度に伝わってくるインフォメーションなど、この辺りは中々の好印象で、運転が楽しいからちょっと寄り道、なんてのも普通にしてしまいそうです。
ホイールは4穴だし、リアブレーキはドラム式であったりと、スポーティグレードと言うよりかは、「ごく一般的な」グレードに当たるのでしょうが、それでも運転が楽しめるのは好印象です。

唯一気になるのはタイヤでしょうか。そのロードノイズやゴロゴロした感触をそのまま伝えてきたりと、印象はよくありませんでした。
フォードのフォーカスはミシュランを履いているのですが、ディーラーの人も「ミシュランの方が1枚も2枚もうわて」と話していました。
タイヤを替えるだけでも、さらに化けるクルマなのかも知れません。

フォーカスに続く、欧州フォードのフィエスタの国内での発売は喜ばしいことだと思います。
国産車とはちょっと違う、独特の雰囲気や運転の面白さを兼ね備えたフィエスタは、とても気に入りました。

2014年4月5日土曜日

白ゆき姫殺人事件 映画感想 ~情報化社会の裏の顔を描くサスペンスホラー~

今回は映画レビューというか、映画感想です。
今回は邦画の「白雪姫殺人事件」です。
白雪姫殺人事件 映画レビュー

採点・・・75点

美人OLが殺される事件が発生。
テレビ関連の仕事をしている赤星(綾野剛)の元に電話が。その知り合いは、事件で殺された美人OLの同僚・知り合いでもあり、「その事件で警察から事情聴取された」というところから物語が展開していきます。
彼は、特ダネを掴むチャンスと言わんばかりにその事件を調査、取材していきます。
赤星が、電話で聞いたことをツイッターですぐさまつぶやいていく姿は、他の人が知り得ない情報を自分が持っているという「優越感」や、「認められたい」、「一目置かれたい」という欲望が先行してしまい、既にモラルが欠落している様子が伺えます。

その電話の情報を元に、関係者に取材を進めていき、疑わしい人物である「城野美姫(井上真央)」にスポットを当てて、ワイドショー番組の特集を制作していきます。

この作品、犯人や犯行の動機などの真相については、驚きの要素はなく、至ってシンプルなものです。
けれどもこの作品の怖いところは、そんなシンプルな事件の背景で、話題性だけが大きく膨れ上がったり、事実と異なる憶測や、噂が飛び交っている状態になってしまったということです。

それのきっかけとなるのが「テレビ取材・報道」「ネット」な訳です。

「テレビ報道」などのメディアは、現代社会では必要不可欠であり、最新の世界情勢、色々な情報が配信され、人々の関心、注目度も高いものです。

「ネット」は情報収集が出来る上に、自分から情報を発進したり、様々な人々とコミュニケーションの取れるツールです。

どちらも上記のような「良い面」も有るのと同時に「悪い面」もある訳です。

「テレビ報道」であれば、間違った内容であるにも関わらず、配信された情報は瞬く間に広がり、多くの人びとが「信じこんで」しまう面。

映画中盤で、赤星が取材テープを番組用に編集している場面で、隣にいたADが「この人達、本当のことを言っているんすかね」という言葉を発する場面があります。
赤星はそんな言葉にも耳を傾けようともせず、番組用の編集を続けています。

「テレビで情報を流す」という、大変重く責任のかかる仕事をしていながら、証言者の話が事実であるかどうかすら確認しようとしていない訳です。

「ネット」であれば、機密情報を簡単に流してしまったり、すぐさま誹謗中傷が繰り広げられたりする面。
テレビの報道を見た視聴者が「城野美姫」について本名がバラされ、顔写真まで掲載されて、身勝手な批判や疑いが繰り広げられていきます。

「テレビ報道」「ネット」どちらにも「表の顔」と「裏の顔」が混在していると言えます。

「表と裏」と言えば、殺された美人OLである三木典子(菜々緒)も同様です。
彼女は美しく、誰からも注目される華やかな「表の顔」を持っていると同時に、気に入らない人物は潰していこうと、陰湿な行為を繰り返す「裏の顔」を持っています。

「裏の顔」に注目すると、どれも絶望してしまうものの、城野美姫のことを信じていた「親友」は希望の光りとも言えます。
そう、希望の光を与えてくれるのもやはり「人」な訳です。

「何かいいことありますよ」

そんな城野美姫のつぶやきには、情報が錯綜され、情報に翻弄される現代社会の中で、これからも前を向いて進んでいくという意志が感じられるように思いました。彼女にもわずかながらに希望の光りが見えていたのかも知れません。

役者については菜々緒さんについては、美しさという一面は映画の中で充分引き出されていたものの、陰湿で意地の悪い女を表現する役としては、その力量がまだまだ不足しているように感じました。

井上真央さんについては「地味なOL」という、女優が敬遠しがちな役どころを、その通りに演じており、「地味で華がなく自身がない」感じが充分出ていたように思います。

「サスペンス」というジャンルで観ると、若干物足りなさはあるかも知れないものの、そうではない部分が作品の主題という点を承知していれば、実際に起こりうる、或いは起こっていることを描いているという点で評価できる作品だと思います。

2014年3月29日土曜日

ローンサバイバー 映画感想 ~リアルな銃声音の中で繰り広げられる激しい銃撃戦に圧巻~

ローンサバイバー、ピーター・バーグ

採点・・・80点

今回は映画 ローンサバイバーの映画レビューというか、映画感想です。

アメリカの特殊部隊「ネイビーシールズ」の事実に基づいた戦いを描いた映画です。
冒頭ではネイビーシールズに入隊するための過酷な訓練が描かれており、彼らはその訓練に耐えぬいた選りすぐりの精鋭たちであることが伺えます。

「ネイビーシールズ」を描いた同様の映画としては、最近では「ゼロダークサーティ」がありますが、こちらは最終的に「敵地に攻めこむ」のに対して、ローンサバイバーは「敵に囲まれ、追い詰められていく」場面を描いています。

作戦に参加した4人は、任務中に現地のヤギ飼いに見つかり、彼らを一度は拘束するものの、彼らをどうするかで揉めます。拘束したままにして、彼らが死ぬのを待つか、開放するか、はたまた殺してしまうか・・・。メンバーそれぞれが主張することが異なり、それぞれの人物が考えの重点を置く部分が異なることが伺えます。
結局彼らを開放したことで、最悪の事態に陥ることになります。

タリバンとの激しい銃撃戦は、全方位から聞こ、反響する非常にリアルな銃声音が映画館内を飛び交い、戦場の恐ろしさが感じ取れます。
追い込まれるシールズは、ほとんど崖のようなところから飛び降りたりもしますが、転がり落ちながら身体が岩に叩きつけられるシーンが何度も出てきます。

これが痛い。痛い。本当に痛い。

鈍い音とともに何度も頭や身体を打ち付けられます。体中を打ち付けられながらも、それでもなお戦い続けられる戦闘能力のあるシールズの凄さは圧巻です。

そんな彼らもついにはラトレル一人となります。そのラトレルを救ったのは、見た目ではタリバンと区別のつかないパシュトゥーン人です。

そのパシュトゥーン人は、ラトレルを命を懸けて守ろうとします。なんとも皮肉なものです。
シールズがヤギ飼いの命を開放し、シールズがタリバンに命を狙われ、そのシールズをパシュトゥーン人が救う・・・。
繰り返される殺戮の歴史の裏側で、同じように命を「救う」という歴史も繰り返されてきたことが伺えます。
殺戮も救うという行為も、全ては「人間」がやっていることです。

人が殺し合う中で、ある人はある人を助け、命を助ける・・・。
こんなことであるならば、最初から殺しあうことなどしなければいいのに。
なぜ人間同士で殺し合い、争いが起こってしまうのか。

結局は戦争、はたまた人間の行う殺戮行為に対する答えの出ない疑問にたどり着いてしまいます。

この映画はアメリカ主体の作品であり、「この作戦での戦死者に捧げる」的な意味合いも持っている映画なので、決して平等な視点で描かれてはいないと言えます。
なので、最後は「アメリカは世界の敵と戦ってる」みたいに感じ取れる訳ですが、アメリカの行為は果たして本当に正しいのかどうかは、疑問が残るところでもあります。

繰り返し制作される戦争映画。
戦争映画が作られ続ける限り、実際に世界で戦争は続いているということを意味しているのかも知れません・・・。
戦争映画が作られなくなる時が、早く来ることを祈りたいものです。


2014年3月28日金曜日

Amazon MP3ストアで購入したMP3ファイルの再ダウンロードについて

先日、AmazonのMP3ストアで音楽を購入、ダウンロードしてみました。(PCより購入)
購入手続き後、「ダウンロード」ボタンのあるページが表示されるのですが、そのボタンを押せば、ダウンロードできたり、「Amazon Cloud Player」へ音楽が入るのですが、この前はダウンロードボタンを押しても一向に応答がない状態でした。
結局ダウンロードしないまま、その画面を閉じてしまいました。

「ダウンロード」ボタンのある画面を一度でも閉じてしまうと、もうダウンロードが出来ない仕組みなのか、再ダウンロードのページも見つからずに、Cloud Player を起動しても音楽が表示されず、購入した音楽が聞けない状態に陥ってました。
悲しいことに支払いだけ完了していた状態です。

解決策
解決策としては、以下のページからAmazonのカスタマーサービスに連絡しました。

https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/contact-us?ie=UTF8&browse_node_id=

最初、チャットで問合せたのですが、チャットでは対応できないため、電話かEメールでと言われました。
なので、電話で問合せしてみました。

問合せ方法(電話の場合)

  1. 上記画面で「注文について」を選択
  2. 注文番号を入力
  3. 問合せ内容→商品のトラブル→その他 と選択
  4. 問合せ方法は「電話」を選択
  5. 自分の電話番号を入力し「今すぐ電話がほしい」ボタンを押す

すると、すぐに電話がかかってきます。
電話では、「MP3購入したけど、ダウンロードできず聞けない状態」と伝えました。
すると、「MP3に詳しいセンターへ繋ぎます」とされて、待つこと2、3分。
他のオペレーターの人に繋がりました。

そのオペレーターの人には既に事情は伝わっていたため、問合せ内容の確認程度でした。
その後、少ししてから「いかがでしょうか?」と言われました。
「ん?どうすればいいのでしょうか?」と聞くと、「「Amazon Cloud Player」を起動していただけるでしょうか」とのこと。

デスクトップ版 Amazon Cloud Playerを立ち上げると、ダウンロード画面が表示されていました。
(電話前にPlayerを立ち上げていたのですが、一度ソフトを閉じてからもう一度開いたら、ダウンロード画面が表示されていました)
という訳で「ダウンロード」ボタンを押して解決です。

結局のところ、カスタマーサービスに電話で確認するのが一番早いようです。
解決までの時間はトータルで10分くらいでしょうか。
スムーズな対応でした。さすがはAmazonですね(^-^)


Amazon MP3について:補足

MP3ファイルのビットレート
数曲しか確認していませんが、音楽ファイルのビットレートはVBR(可変式)で、256~281kbpsの間でした。
ファイルサイズは5分のもので約10MBくらいです。
音質については、良い環境(アンプやスピーカー)では聞いていないのでなんとも言えませんが、パソコンで聞いたり、ミュージックプレイヤーで聞く分には全く不足なさそうでした。

ファイル形式も汎用性の高いMP3なのもポイントかも知れません。


2014年3月25日火曜日

スイフトスポーツ(ZC32S)燃費記録の総まとめと、ハイオク・レギュラーの差額について

今回は、スイフトスポーツ(ZC32S)の燃費記録の総集編です。これまで走行した分の記録を表にまとめてみました。


No 走行距離 給油量 実燃費 ガソリン代 燃費計 RANGE 燃費計と実燃費の差
1 412.2 26.95 15.29 3,800 19.5 200 78.4%
2 505 34.36 14.7 4,810 18.1 120 81.2%
3 522.8 38.49 13.58 5,620 17.2 0 79.0%
4 479.8 29 16.54 4,437 18.9 130 87.5%
5 583.2 37.86 15.4 5,755 18.5 45 83.2%
6 519.2 39.95 13 6,192 16.2 0 80.2%
7 553.4 39.8 13.9 6,050 16.8 0 82.7%
8 543.2 38.24 14.21 5,660 18 0 78.9%
9 355.7 24.76 14.37 3,640 17.6 240 81.6%
10 518.1 37.73 13.73 5,660 16.8 30 81.7%
11 529.7 37.33 14.19 5,600 17.6 45 80.6%
12 531.8 39.36 13.51 6,180 16.9 0 79.9%
13 451.5 36.69 12.31 5,760 15.4 60 79.9%
14 396.1 30.52 12.98 4,700 16.6 160 78.2%
15 544.4 39.78 13.69 6,126 17.3 0 79.1%
16 530.5 36.69 14.46 5,540 17.5 0 82.6%
17 522.6 39.61 13.19 6,100 16.7 0 79.0%
18 518.2 39.55 13.1 6,249 16.1 0 81.4%
19 483.1 37.99 12.72 6,230 15.7 40 81.0%
20 214.3 16.26 13.18 2,699 16.4 370 80.4%
21 541.5 37.94 14.27 6,222 16.7 0 85.4%
22 82.6 9.14 9.04 1,499 11.2 440 80.7%
23 506.4 38.79 13.05 6,245 15.7 0 83.1%
24 471.6 37.95 12.43 6,300 15.4 0 80.7%
25 261.4 20.49 12.76 3,319 15.8 245 80.8%
26 343 23.75 14.44 3,800 17.4 245 83.0%
27 558.8 39.28 14.23 6,520 16.9 0 84.2%
28 342.7 26.25 13.06 4,200 16.9 245 77.3%
29 339.8 26.28 12.93 4,047 16.8 265 77.0%
30 349.8 25.44 13.75 4,020 16.9 305 81.4%
31 473.3 35.44 13.35 5,529 16.5 50 80.9%
32 446.1 36.25 12.31 5,728 15.5 70 79.4%
33 330.1 27 12.23 4,239 15.6 210 78.4%
合計 14761.9 1,084.92 13.51 168,476
80.88%

総走行距離は約14,800kmです。
トータル給油量は1,080Lを超えました。
ガソリン代トータルでは、約17万円使っていることになります(^_^;)
※ガソリンは全てハイオクを入れています。

実燃費のトータル平均燃費は13.51kmです。
燃費計のトータル平均燃費は16.70kmです。

実燃費と燃費計の誤差は結構あります。これまでの統計からすると、「燃費計 x 0.8」 した値が実燃費と言えると思います。

RANGEについて
「RANGE」は航続可能距離のことですが、スイフトの「RANGE」は給油警告ランプが点灯するまでの数字であり、給油警告ランプが点灯すると「----」表記に変わります。
燃費計の誤差が大きいために、RANGEも多めに表示される訳ですが、直前まで表示されているRANGEの値は、ちょうどガソリンタンクがゼロになる頃の距離に近い気がします。

ちなみに、給油警告ランプが点灯するのはガソリン残が「4L」付近です。

燃費が落ちる要素について
燃費が落ちる要素として、以下の様なことがあげられると思います。
  1. 冬の寒い時期
  2. タイヤの空気圧が低いとき
  3. エアコン(A/C)使用時
エアコンは当然ながら、真冬の時と空気圧の低い時の燃費の低下も侮れないものがあります。

ハイオクとレギュラーの差額
ガソリン代トータルは「168,476円」ですが、これはハイオクガソリンの金額です。
もし、レギュラーガソリンを入れていた場合に、差額はどのくらいになるのかを考えてみます。

結論から言うと、レギュラーガソリンを入れた場合のトータル額は「156,540円」となり、差額は約「11,936円」になります。

レギュラーガソリンとハイオクガソリンのリッターあたりの差額は、ぽんの地域では10~11円なので、差額を11円として計算してみました。

スイフトスポーツ購入前にはハイオク指定という点が気になっていたものの、実際のところはそれほど大きな金額にならないことが分かります。
ハイオク指定ではあるものの、それに見合う分だけの付加価値(コストパフォーマンスの高さ、走行性能の高さ、運転の楽しさなど)がスイフトスポーツにはあるように思います。

2014年3月23日日曜日

アナと雪の女王 映画感想 ~映画館で体感できるディズニーの夢世界~

採点・・・80点

正に王道的な「ディズニー映画の世界」を堪能できました。

触ったものを凍らせてしまう魔法の力を持った姉エルサ。その力のせいで幼い頃に妹のアナを危険な状況にしてしまったことから、その後は閉じこもることを決心し、人との接触も拒み続けることとなります。
一方アナは、当時の「事故」の記憶はなくなっており、姉に拒まれることと、お城の門が閉ざされたままの状況に不満を持っています。

魔法の力に悩む姉エルサと、姉の悩みも知らないままの自由奔放な妹のアナ。

相反する二人ですが、姉妹であることに変わりはなく、妹はその自由奔放さ故か、二人の関係も「いつか解決できるさ」的な楽観的なところがあります。
その楽観的なところは、国を雪の世界に変えてしまったエルサのところへ向かうのも、「どうすれば分からないけど、会えばなんとかなる」的なところからも伺えます。

主人公を支える脇役達も魅力的です。
アナと一緒に行動するクリストフにスヴェン、そして忘れてはいけないオラフ。
オラフは子供受けしそうな愛嬌と面白さを兼ね備えたキャラクターで、鑑賞中は何度も笑い声が聞こえていました。

悪役としては、悪巧みを持ってアナに接近したハンス、エルサの魔法の力を見ただけで、彼女を敵とみなすヴェーゼルトン公爵。嫌味の効いた数々のセリフで「嫌なヤツ」として安定した立ち位置になっています。

ストーリー自体は至ってシンプルだし、勧善懲悪なキャラクター設定もわかりやすいと言えます。

敢えていえば、各キャラクターの人物描写が少ないことで、親近感が薄い点や
物語中で、やたらと「愛」を強調してしまっている点、大きなヤマ場もなく展開されるストーリーなど、「大人」から見ると気になる点がいくつかあるのも事実です。
(この作品の「愛」は、姉妹愛(家族愛)を表現していたのはよかったと思いますが)
が、やっぱりディズニー映画はこれでいいのではないかと思ってしまいます。

大人になると、物事を見るのにもひねくれた見方をしたり、ちょっとした欠点を批判ばかりしてしまい、「素直さ」や「本質を見る心」が欠けてしまっているのかもしれない。
だけど、この映画を見ると「細かいことは気にしなくたっていいんだよ」「とにかく楽しもうよ」とでも言われているかのように感じてしまうのです。
トロール達とのダンスシーンは、まるでディズニーランドのミュージカルパレードを見ているような気持ちにさせてくれます。

また、単純明快なストーリーに一役買っているのは、言うまでもなく「歌」です。
この映画をミュージカル風な作品にしたのは間違いなく正解で、淡々とストーリーが進むことで、一歩間違えばめば飽きられてしまうかも知れないようなタイミングで「歌声」が耳に入ってきます。

ぽんは吹替で観ましたが、吹替の歌がまた素晴らしかったように思います。
特にアナ役の神田沙也加に、エルサ役の松たか子。
歌と同時に声の演技も同様に素晴らしく、吹替ながらキャラクターに合った声(命)が吹き込まれているように感じました。

観終わった後、モヤモヤのない清々しい気持ちを感じられるのは、ディズニー映画ならではなのではないかと思います。
童心に帰って子どもたちと同じく「素直」な気持ちで見られれば、感動もひとしおなのではないでしょうか。

大人になって忘れてしまっていた感情を思い出させてくれるような、そんな作品だったように思います。


2014年3月21日金曜日

健康診断 二次検査における胃カメラ(胃内視鏡検査)の流れ

先日、健康診断(人間ドック)を受けたのですが、その結果が届いてびっくり。
胃部X線検査の所見に「胃体上部後壁透亮像」と記載が。
更に、「胃ポリープの疑い」「二次検査を必要とします」の文字が。

ポリープという言葉にビビってしまい、速攻で二次検査の申込みです。
胃部の二次検査では、胃カメラ(胃内視鏡検査)しかありません。検査のためにはしょうがないと腹をくくって、受診してきました。
ぽん自身が胃カメラの経験がなく、胃カメラの検査ってどんな感じなのか不安だったこともあったので、今回は胃カメラ(胃内視鏡検査)の検査の流れをまとめたいと思います。

検査前日
検査は予約制でした。病院に行ってすぐに検査、という訳にはいかないようです。
ぽんが予約した病院では、検査は朝9:30からと言われました。前日は20:30までに食事を済ませ、それ以降は水分も不可。当日の朝は少量の水くらいならOKという感じです。

当日の流れ
当日は以下のような流れでした。

1.受付→診察(問診)
    最初に受付して、それから診察というか問診です。血圧は高くないかとか、麻酔のアレルギーはないか、眼圧が高いと言われたことはないか、などを聞かれました。

2.検査室へ移動
検査室まで移動です。正確には検査室の隣に準備室のような部屋があり、そこで血圧測定をして、胃を綺麗にする?溶液(ポカリスエット)を飲みました。
次に、紙コップに入った麻酔液を口に含み、ガラガラと数回うがいをしました。最後に口の中にスプレーで麻酔しました。
ガラガラうがい麻酔とスプレー麻酔の2重効果なんでしょうか(^_^;)

3.検査室前で五分くらい待機
口内の麻酔が効いてくるまで、すこし待機しました。だんだんと口内や舌の感覚がなくなっていきます。それと同時に、ヨダレがダラダラ出てくるようになります。麻酔のせいなのでしょう。看護師さんがくれたティッシュで、ヨダレはその都度拭きました。

4.検査室へ
いよいよ検査室です。
まずはベッドに横向きになって寝ます。
「横向きになっても唾液は飲まないで出すように」と言われました。なのでベッドのシーツの上にはビニールが敷かれています。

注意点として、「カメラが入っているときは唾液は飲み込まなない」と言われました。
途中で唾液を飲み込むと、気管に入ってしまいむせて苦しくなるそうです。
モニターは横になりながら、自分でも見られる状態でした。

5.検査開始
検査開始です。
まずは、口を大きく開けてカメラが入っていきます。
喉あたりを通るときが、一番「オエ」率が高いようです。
ぽんは喉元を通る時に、異物感はあったものの、麻酔が効いているからか「オエ」とはなりませんでした。

カメラが喉を通過すると、あとは胃までカメラが入っていきます。この間は、「オエ」とかはならなかたですし、苦しい感じもなかったです。
胃に到達した後に、口元に丸いプラスチック状のもの充てられ、「加えて下さい」と言わました。

カメラが入っている時は、喉に異物のあるような違和感がずっとある感覚でした。
一度、うっかりして唾液の飲み込んでしまったのですが、むせたりすることもなくて大丈夫でした。
カメラは胃の中を徘徊しながら、写真も撮っていました。お腹を徘徊している時は、お腹もゴロゴロ鳴っていました(^_^;)

6.ポリープ発見
カメラが入って3、4分くらいでしょうか。ようやくポリープらしきものを発見です。
白っぽいぷつっとしたもので、口内炎みたいなものができていました。

ポリープの組織を取るということで、つまみ器具みたいなのでポリープを摘んで取りました。
つまみ器具は胃カメラのチューブ内を通して入れる感じでした。チューブ内を通すので「オエ」とかなることもありません。
ポリープを取った後は、そこから出血していたのが見えました。痛みは特にありませんでした。
あとは残っている分の写真を撮って検査完了です。

7.検査完了
後はカメラを抜くだけです。これはもう引っ張って抜くだけです。入る時と違って帰りは、よりすんなり出てくるもんです。「オエ」とかも特にありません。
胃カメラがお腹の中に入っていたのは、だいたい7、8分くらいでしょうか。もう少し短いかも知れません。

8.注射
カメラをぬいた後、椅子に座ってから注射をしました。
ポリープのあった部分の出血を抑えるための注射だそうで、肩に注射しました。痛みは普通の注射と変わりません。

9.先生から簡単な説明受け
先生からその場で簡単な説明を受けました。ポリープの写真だったり胃の他の部分の写真だったりを見せてもらいました。見る限りでは大丈夫でしょうとのこと。

10.検査結果
詳細な検査結果は一週間後くらいに分かるそうで、もう一度病院に来てくださいとのこと。

胃カメラ後の注意点
飲み物が飲めるのは、胃カメラ後の1時間後から。
食べ物は3時間後から大丈夫ですと言われました。

ピロリ菌検査について
ピロリ菌検査をした方がいいかどうかも聞いてみましたが、これは必要なしと言われました。
ピロリ菌感染者の胃は、ひと目で分かるくらいに赤くただれていたりするようで、写真を見せてもらいましたが、確かに素人でもひと目で分かるような違いがありました。

検査後の麻酔切れ
胃カメラの時の麻酔は検査後、30分くらいは残っていましたが、それ以降は感覚が戻りました。麻酔が切れるまでは、唾液の量はそこそこ出る感じでした。

費用
費用はだいたい8200円くらいでした。

胃カメラ(胃内視鏡検査)感想
検査前の悶々とした気分とか、カメラが入っている時の異物感、違和感も嫌なものですが、バリウム飲んだり、血液検査してもはっきり分からない部分が、胃カメラすることではっきり分かるんだなと感じました。
バリウム飲んでぐるぐる回るより、胃カメラの方が短い時間で、なおかつより正確なことが分かるのは大きな利点だと思いました。

病院によって、検査の流れはだいぶ違うかも知れませんが、少しでも参考になればと思います。
やっぱり健康って大事ですね。

追記
検査結果を聞きに、1週間後くらいに病院へ。結果としては「良性のポリープ」とのことでした。
来年以降も胃部X線検査をすると、今回と同じように引っかかる可能性が高いとのこと。
ただし、人によってはポリープが綺麗になくなり、「異常なし」となる人もいるとのこと。
ポリープができる原因は「分からない」そうです(^_^;)
胃カメラ検査は2,3年に1回くらい行い、経過観察する感じでいいそうです。
ちょっと一安心といった感じです。

2014年3月20日木曜日

マツダ 新型アクセラ(BM)ディーゼル(XD)6MT試乗レビュー

ようやく、新型アクセラのディーゼル 6MTに試乗出来たので、今回はその試乗レビューというか感想についてまとめたいと思います。

試乗したのは アクセラ XD 6MTです。
マニュアル車の試乗車は中々ありませんでしたが、ようやく試乗できました。
※他グレードのアクセラも試乗しているため、細かい点については他グレードの試乗レビューもご参照下さい。

タイヤ
タイヤは ダンロップ SPORTS MAXX TTを履いていました。ダンロップのフラッグシップタイヤですね。

シート
シートは電動式での調整になります。
アクセラのドライビングポジションの良さは、このディーゼルグレードでももちろん健在です。

アイドリング
エンジン音については、アイドリング時からガラガラ音が結構します。この辺りはアテンザXDとあまり変わらない感じです。

各フィーリング
アクセルペダルはオルガン式で操作はしやすいです。ペダルの操作感は軽めな印象です。アテンザよりも軽めな印象がありました。

シフトはアテンザと同様にショートストロークで、軽い力でヌルっとギアが入るし、楽に操作ができる感覚と、無駄な動きがない感じがとても好印象です。シフト操作がとても楽しいです。マツダのMTのシフト操作感は本当にいいと思います。

クラッチはこれまでのマツダ車と同様に奥のほうで繋がる印象ですね。クラッチを奥まで踏み込んだ状態を10、完全に戻ったときを0とすると、7.5くらいのところから繋がる印象でしょうか。
クラッチの操作感は軽めです。

ブレーキは踏んだ時には硬すぎない自然なフィーリングで、且つ適度なストローク量で操作感は非常に良好です。

ステアリングとカーブでの印象
ステアリングはやや軽めな印象ですが、タイヤの影響なのかそれなりの手応えのようなものが感じられ、良好な印象でした。


カーブでは比較的クイック目な応答を示してクルマが向きを変える感じです。
XDのサスペンションは「専用チューニング」なので、硬めなのかなと思ったのですが試乗した限りでは、そのような硬い感じがなく、緩めな印象すら感じました。
若干速めの速度でカーブを曲がると、ボディといかサスペンションが沈み込み、ロールが発生しますが、この感覚がどうも気持ち悪いです。
同乗者が酔いそうな感覚というのでしょうか。その気持ち悪い感覚が、ドライバーにも伝わってきます。
早めの速度でカーブを曲がると、毎回この感覚を味わう感じがありました。
この「不快感」が出てしまうのは、ぽんの運転の未熟さなのでしょうか・・・。この不快感が出ないように運転するには技術がいるような気もしました。

乗り心地
乗り心地は専用サスペンション、18インチタイヤという割には、思いのほか悪くなく、突き上げ感のような感じや、硬い感じもあまりしませんでした。そのため、同乗者からの評判はよさそうな気はしますね。

加速感
加速については、ディーゼルターボながらとてもフラットな加速をしてくれます。
回転の上がりは綺麗に上がっていき、よく回るディーゼルエンジンです。回転の上がるスムーズさはアテンザと比べても向上しているような印象すらありました。


加速時の音はガラガラひゅーんといった感じでしょうか(^_^;)
ディーゼル特有の音はするし、スポーティ感も薄いのですが、回転が上がっていっても耳障りな感じはありません。

ペダルを思いっきり踏み込んでも、ドッカン加速するような感じはありません。が、そのトルク感はさすがディーゼルと言ったところで、あっという間に加速していきます。
ただ、アテンザやCX-5よりもその加速感は抑えられているような印象がありました。良く言うと「トルク感は残しつつ、自然な加速感になった」という感じでしょうか。CX-5やアテンザのような尖った加速感が、もう少し丸くなった感じのような気もしました。

値引きと納期
値引きは10万円からといった感じがありました、ここから先は営業さんとのフィーリングと、値引き術次第でしょうか(^_^;)
納期は現時点(2014年3月19日)で、5月~6月頃だそうです。

新型アクセラディーゼル(XD)6MT まとめ
アクセラディーゼルを試乗してみて、全体的な印象としては、運転感覚の質がアテンザと比べるとやっぱり落ちるかなぁというところがあったように思います。
アテンザは全体的に重みのある操作感(アクセル、ブレーキ、クラッチ)ですが、アクセラはどれも「軽く」なっている印象があります。重ければいいという訳ではないものの、重さがないことで、操作感全体の重厚感がなくなっているように思います。
ただ、軽い操作感が好きという人にとってはアクセラの方が好みの人も多いような気もします。

ぽんとしては、このアクセラXDは「マツダスピードアクセラ」に取って代わるグレードと思っていたのですが、どうやらそうではないようです。アクセラXDにはじゃじゃ馬的な部分もないですし、至って落ち着きのある走りをしてくれます。現在のクルマ造りとしては、正しい方向性のように感じます。
ですので、従来のマツダスピードアクセラのような感覚を期待している人などにとっては、だいぶ方向性の違うクルマだと感じるかもしれません。

結局のところ、アクセラのグレードを選ぶとしても、300万円を超える価格のディーゼルを選ぶ必要性はないかなと感じました。
ディーゼルでしたら、アテンザの「XD」の方が満足度は高そうな気がします。
アテンザはセグメントもアクセラより上になりますが、価格がアクセラよりも若干ながら安い上に、全体的な運転の落ち着きのある重厚さは捨てがたいものがあります。
アクセラディーゼルを選ぶとしたら、ハッチバックがいいとか少しでもボディサイズが小さい方がいいとかの理由くらいかなぁと感じました。

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