2012年6月28日木曜日

スイフトスポーツ(ZC32S)の納車日が決定


27日(水)に連絡があり、スイフトスポーツ(ZC32S)の納車日が6月30日(土)に決まりました。
実際には「28日以降であればいつでも納車OKです」とのお話でした。

契約してから約2ヶ月と10日かかった計算になります。
車台番号が出てから納車までは、10日かかった計算です(準備完了までには8日ですね)

車台番号は5000番台を超えていたので、既に5000台以上が販売されているのでしょうか。
納車後はスイフトスポーツに関して、燃費やオイル、タイヤや気になる点などについて継続レポートをしていきたいと思います。

2012年6月27日水曜日

クリーンディーゼル実車体験試乗会をまとめ

さて、3回に分けて書いてきましたクリーンディーゼル実車体験試乗会。

4車種の中で最も好印象だった車種は、「マツダ CX-5 XD 2WD」でした。
SUVとは思えないスポーティな運転が楽しめる上に、ディーゼルエンジンのパワー感も加わり、とても魅力的な車だと思いました。

「マツダ CX-5 XD 4WD」は、「CX-5 2WD」と比べてハンドリングや加速感の印象が随分異なったのに驚きました。「2WD」が「アグレッシブ」と表現したとしたら、4WDは「落ち着き」のあるイメージでした。

「エクストレイル 20GT」は、乗り味としては特筆すべき点は特にないものの、反対に大きな不満もないという、全体的に平均点を取っているように感じました。
エクストレイルは発売当時、平成22年排出ガス規制(ポスト新長期規制)を初めて達成した、ディーゼル車として登場した訳で、先陣切ってこの規制に適合させた点は素晴らしいかったと思います。

ベンツE350 についてはやはり別格ですね。「運転をゆったり楽に」という方向性で、まさにプレミアムな質感と、走りを満喫できるように思います。
試乗した時、ATモードはおそらく「C(コンフォート)」だったと思われ、「S(スポーツ」を試せなかったのが悔やまれます。

車に興味や感心のある人の中では、今日のディーゼルエンジンの環境性能(燃費やCO2削減へ貢献)のことはご存知の人も多いかと思いますが、一般的な認知度からすると、ディーゼルはまだまだイメージが悪いのではないかと思います。
妻もその通りで、ディーゼルに対するイメージを聞いたら「黒い煙をモクモク出して、汚い」と言っていました。
しかしながら、今回のイベントの参加で「思っていたのと全然違った」と話しており、ディーゼルエンジンへのイメージや偏見を改めたようです。

CX-5の登場で、クリーンディーゼルが注目を集めているのは喜ばしいことだと思います。
トヨタがBMWと提携してディーゼルエンジンの供給を受けるといったニュースもあり、今後はハイブリッドとは違うエコカーとしてクリーンディーゼル車は注目されていくのではないでしょうか。

ディーゼルの環境性能なんかについては、本やネットの情報で分かる部分もありますが、ディーゼルエンジンの実際のパワー感や静粛性は、実際に乗ってみないと分からない部分がありますし、このようなイベントは今後も是非開催して欲しいところですね。

今回はスタッフの皆さんにもお世話になりました。ありがとうございました。
でもまたお世話になりたいかも・・・。

※クリーンディーゼル普及協議会のサイトはこちら

2012年6月26日火曜日

「マツダCX-5 4WD」と「日産エクストレイル 20GT」試乗レビュー


さて、今回は「クリーンディーゼル体感試乗会」で試乗した「マツダCX-5 4WD」と「日産エクストレイル 20GT」の試乗レビューを書きたいと思います。

3.マツダ CX-5 XD 4WD 試乗レビュー
   6AT 1610kg 225/65/R17 ディーゼルターボ


CX-5の2WDにも試乗したため、それ比較しながらレビューしていきたいと思います。

車重は2WDと比較すると、4WDの方が100kg重いとのこと。
同乗したスタッフの方は「2WDとの違いは分からないかも知れないですねぇ」なんて言っていたのですが、走りについては結構な違いを感じました。
(エンジン音や、振動については2WDと変わらない印象です)

加速力は2WDと比較するとやや鈍いというか、緩やかに感じました。
ハンドルの操舵感も2WDより少し軽く感じられ、路面からのインフォメーションや手応えがも薄い印象です。

「2WDとこんなに違うものなのか」と思ったほどなのですが、車重が影響を与えているのでしょうか。その他のセッティングが同じなのかどうかも気になってしまいました。

2WDに乗った後だと、4WDは全体的に「普通」っぽさを強く感じ、運転の楽しさをより感じられたのは2WDの方でした。(4WDでも充分楽しさはあるのですが)
とはいうものの、4WDの乗り味自体は、2WDよりも落ち着いた印象があるのは間違いなく、「SUVらしい乗り味」と言われれば、4WDの方に軍配が上がる気がします。

今回はオーバルコースでの試乗だったため、通常よりも高い速度域まで体験できたのも、両者の違いを感じた理由かも知れません。
その為、街乗りであればそこまで違いは感じないのかも知れません。

いずれにせよ、CX-5の購入を検討されていて、2WDか4WDか迷っている、という方はどちらのタイプも試乗することをお勧めします。
それくらい、両者の印象は異なるものでした。

4.エクストレイル 20GT 試乗レビュー
   4WD・6AT 225/55 R18 2L ディーゼルターボ


4台の中では最もディーゼルエンジンっぽさを感じました。
「ディーゼルエンジンっぽさ」というのは、アイドリング時の振動であったり、加速した時のエンジンノイズだったりするのですが、エンジンの音や、アイドリング時の振動は4台の中では最も大きいです。
アクセルを踏み込むと、「ガラガラガラ~」といったディーゼルらしいエンジン音を立てながら加速していきます。

加速については、大トルクを感じることはなく、自然なフィーリングで「スゥー」っと加速するイメージですね。
「ディーゼルターボっぽくない加速感」とも言えますが、それでも力強さはきちんとあるので、街乗りなどでも乗りやすそうな印象を受けました。
エクストレイルの一番のポイントは、この「自然な加速」のフィーリングですね。
「自然な加速」という観点では、4台の中で一番よかったように思います。

ハンドリングについては、ごくごく普通のハンドリングです。ハンドルの重さについては、やや軽めな印象でしょうか。
誰が運転しても、不満が出ることがない、オールマイティなハンドリング設定になっていると感じました。

さて、4台の試乗レビューを書いてきましたが、やはりメーカーの味付けによって、乗り味などは随分印象が違うものだと改めて感じました。
メーカーそれぞれの特色が感じられたような気がします。

次回はクリーンディーゼル体感試乗会についてまとめたいと思います。

2012年6月25日月曜日

「マツダCX-5 2WD」と「ベンツEクラス E350」試乗レビュー














↑上記画像は試乗会の時に各テーブルにあった「ベンツの飴」です。こんなところにまでベンツマークなんて・・・ディズニーランドのこだわりに似ているものを感じてしまいました。
ちなみに飴はオレンジ味でした(どうでもいいか)

さて、今日はクリーンディーゼル体感試乗会で、試乗した4台の車のうち、「メルセデスベンツ Eクラス E 350 BlueTEC」と「マツダ CX-5 XD 2WD」の2台の試乗レビューを書きたいと思います。

試乗会のコースは、オーバルコースを2周という、時間にして5分程度の試乗でしたので、細かい点についてはレビューできませんので、ご了承下さい。
各車ともに、ディーゼルエンジンとハンドリング辺りに絞ってレビューしたいと思います。

1.メルセデスベンツ Eクラス E 350 BlueTEC Stationwagon Avantgarde
  7AT 1960kg 245/45 R17 ディーゼルターボ

エンジン音、振動ともに4台の中で最も静粛性が優れていました。
加速力もさすがです。車重は2t近くと重いのにも関わらず、それを全く感じせない力強さでグイグイ加速します。
ガソリンエンジンのベンツには乗ったことないものの、エンジン音、振動共に、ディーゼルっぽさはほとんど感じられなかったように思います。
試乗したEクラスは、全体的にコンフォートな味付けのように感じました。ハンドルはとても軽めの印象で、路面からのインフォメーションも薄味だったように思います。
まさに、ゆったり、楽に運転するタイプなのかなと感じました。

2.マツダ CX-5 XD 2WD
  6AT 1510kg 225/65/R17 ディーゼルターボ


エンジン音や、振動はEクラスまでとはいかないものの、とても静かな印象でした。
CX-5のガソリン車も以前に試乗したことがありますが、それと比べれば、車内にいる時のエンジン音は聞こえるし、振動も感じられますが、従来のようなディーゼルのようなものではなく、振動も音も、よく抑えこまれているように感じました。

アクセルを踏んで走り出した時のエンジン音にはやや感じますが、やはり全体的に静粛性は高いと思います。
「音」や「振動」を気にしながら乗っているから気づくのであって、無意識で乗っていればほとんど気にならないレベルなのではないでしょうか。

アクセルを強く踏んで加速すると、そのパワーに圧倒されます。ぐんぐんぐんぐん加速して、あっという間に規定速度に達してしまいます。この加速感は車体の軽さも影響しているのかなと思いますが、圧倒的トルクです。大トルク万歳!

大トルクではあるのですが、カタログスペックほどの大トルクは感じないというのでしょうか。
アクセルを強く踏んだ時に、身体が一瞬シートに「ぐっ」となりますが(Gです)、それは急な加速ではなく、もっとなめらかな加速をしてくれます。
そのため、一般道でもアクセル操作には神経質にならなくて運転できるのではないでしょうか。

アクセルペダルが「オルガン式」なのもポイントだと思います。アクセルの調整がしやすいし、疲れにくいと感じます。とても好印象でした。

ハンドリングはSUVらしからぬスポーティさです。低速では軽い力で操作出来ますが、速度を上げていくと、ハンドルが結構重くなり、路面からのインフォメーションも抜群です。
ハンドルの手応えも良好で、「運転している」感を強く感じられ、非常に運転の楽しさを感じられました。
この辺りはCX-5の「フルスカイアクティブ」が影響しているのでしょうか。とてもいい走りをしてくれると思います。
直進安定性も高く、コーナーでのハンドリングもスポーツカーのようで(言いすぎかも)、今回試乗した4台の中で、一番気に入った1台です。

次回は、残りの2台の「マツダ CX-5 XD 4WD」と「日産 エクストレイル 20GT」の試乗レビューを書きたいと思います。

新型スイフトスポーツ(ZC32S) - 納期目安 12年6月22日時点

注文した新型スイフトスポーツ(ZC32S)は現在納車待ちで、もうすぐ納車日が決まりそうですが、その連絡をもらった後、ついでに今、新型スイフトスポーツを注文した場合の納期の目安を聞いてみました。

これからスイフトスポーツを注文した場合の納期は、「うまくいけば1ヶ月強くらいで、遅くても2ヶ月はかからないだろう」とのことでした。
お店によっても前後することは考えられますが、少なくとも2012年2月、3月頃に発注した場合の納期よりも、確実に縮まっているとのことでした。

納期については、お近くの各ディーラーへ確認してみるのが確実だとは思いますが、新型スイフトスポーツに興味を持っている方へのご参考になればと思います。

2012年6月24日日曜日

クリーンディーゼル実車体験試乗会でCX-5、エクストレイル等に乗ってきた
















書くのが遅くなりましたが2012年6月9日(土)に、クリーンディーゼル実車体験試乗会に行って来ました。

これは、ディーゼル普及促進協議会が主催で、無料でクリーンディーゼル車に乗れるイベントで、今回で3回目の開催のようです。

※ディーゼル普及促進協議会のHPは こちらです。
自動車ニュースサイトの記事で知り、ダメ元で応募したら見事に当選。
10~15倍の倍率だったようで、今年の運はこれで8割は使い果たしてしまったのではないかという胸騒ぎを覚えましたが、ディーゼル車にも興味があったし、早々体験出来るものでもないので、家族で参加させてもらいました。
当日はあいにくの雨でした。おそらく試乗会に当選したことで、運を使い果たしたための結果でしょう・・・。

会場は那須塩原市のボッシュ試験場。
4台あるクリーンディーゼル車ごとに、楕円形のオーバルコースを2周ずつ走るプログラムです。

コースにはそれぞれの箇所ごとに制限速度が設けられています。
メインストレート 100km
バンクコーナー 75km
バックストレート 120km
普通のコーナー 50km
といった具合です。

バンクコーナーとは、傾きのあるカーブのことで、ハンドルをあまり切らなくても曲がってくれます。
オーバールコースもバンクコーナーも、今までゲームでしか体験したことがありません。
オーバルコースはファミコンのF1レースで、バンクコーナーはデイトナUSAで・・・おっと、話が逸れました。

車種は以下の4台でした。ちなみに全てATです。
1.メルセデスベンツ Eクラス E 350 BlueTEC Stationwagon Avantgarde
2.マツダ CX-5 XD 2WD ディーゼルターボ
3.マツダ CX-5 XD 4WD ディーゼルターボ
4.日産 エクストレイル 20GT ディーゼルターボ

名前を呼ばれた人から順番に乗っていくシステムで、乗る順番は選べません。
私は上記の順番に乗りました(ベンツEクラスから始まり、エクストレイルが最後)。

家族みんなが乗れるのがポイントで、(ただし運転者は1名)、チャイルドシートが必要な小さいお子さんでも、事務局が準備してくれているチャイルドシートがあるので、後部座席に乗せることができます。このようなサービスはとても嬉しいですね。私もお世話になりました。
次回はそれぞれの車ごとに、(ディーゼルエンジン周り中心の)試乗レビューをしたいと思います。

2012年6月22日金曜日

アクセラ(BL5FW)のユーティリティ面について


ファミリーカーとして乗った時のユーティリティ性はどうかまとめたいと思います。

運転席
・ ドライビングポジションは、ステアリングはチルト・テレスコピック調整ができるし、シートは高さも調整できるので、適正なポジションが取れます。
・ インフォメーションディスプレイの配置場所は、あまり目線を落とさないで見られる場所にあり、見やすいです。
・ナビの位置は、エアコンの吹き出し口の下に設置される形式なので、目線を結構下げないといけなくなります。運転中に見るのはちょっと危ないですね。

助手席
広さも座り心地も特に不満がないレベルです。

収納力
・収納については全体的に少なめですが、グローブボックスはかなり大きめの作りになっています。
・アームレストの中もそこそこの収納力があります。
・全席にドアポケットがないのですが、これは不便を感じました。

後部座席
・足元は結構狭いです。デミオよりも狭いと思います。家族などを乗せても概ね不評です(悲)
・2009年の時点で、後部中央座席にも3点シートベルトとヘッドレストが装備されているのは、ポイントが高いと思います。
・シートは全体的に硬めの作りです。長距離の移動では疲れにくいと思います。
・中央座席には折りたたみ式のアームレストも装備されている上に、ドリンクホルダーも備えているため、後席を2人で利用するときには重宝しました。

トランク
・トランクは中々の広さがあります。
この広さはデミオにはなかったもので、どこに行くにも安心できる容量だと思います。

エアコン
・全グレードでフルオートエアコンを装備しています。また、転席と助手席の温度設定が別々に調整できるデュアル機能が便利ですね。

オートライト
・点灯するのが少し早すぎる気もしますが、便利ですね。重宝していました。

オートワイパー
・あまり賢くありません。たいして水滴が付いていないのに動くことま多々あります。ですが、ちょっとお馬鹿さんなところがまたいいです。

その他気に入っていた点
個人的に気に入っていた点は、ルームミラーの上部にあるメガネ入れと、センターアームレスト内にあるシガーソケット電源です。
アームレストには、コードを通すための凹んだところがあるので、アームレスト内のシガーソケットから、運転席付近までコードを伸ばすことも可能です。
シガーソケット電源は、全面(エアコンボタンの下の方)にもあるので、色々な使い方が出来ました。

まとめ
総じて満足度は高かったです。内装の質感についても、この安っぽさはなく、黒で統一された落ち着きのあるものでした。
本当に惜しいには、ドアポケットがなかったことくらいですね。

2012年6月21日木曜日

スイフトスポーツ(ZC32S)の車台番号が決定

注文していたスイフトスポーツですが、ディーラーから車台番号が決まったと連絡がありました。
注文日が4月20日前後だったので、ちょうど2ヶ月です。
「車台番号が決まった時点で連絡を欲しい」と伝えていたので、生産はこれからなのでしょうか。

追記:再度確認したところ、連絡をくれた時点で既に車体は完成していたそうです


現時点ではもちろんディーラーにクルマは到着していませんが、6月中の納車はもしかしたら・・・という雰囲気でした。
納車準備が整い次第、連絡をもらえる予定です。

内容は、アブレイズレッドパール2、MT、HIDオプション有りです。
ディーラーオプションは「フロアマット」、「コーティング」「カーナビ」くらいです。
コーティング以下は、公式アクセサリカタログとは異なる商品ですので、ディーラーに到着してからの作業だと思われます。

注文してから待っている間は、なんとももどかしいものです。
注文当初は妙なテンションで、雑誌や試乗レビューなどを読みあさりましたが、だんだんテンションが下がってきて、とりあえず普通のスイフトのミニカーを買ってみたりして、最近に至っては瞑想して待っていた訳ですが、ようやく道が開けた感じです。

2012年6月20日水曜日

アクセラ のタイヤを「ピレリ P-ZERO NERO」に交換・レビュー


さて、アクセラ(BL5FW)のタイヤをP-ZERO NEROに変えてからどう変わったかについてのレビューです。
タイヤサイズは「205/55 R16」です。

タイヤでクルマは変わる!

タイヤ交換直後は、違いがいまいち分からなかったのですが、少し走らせていくうちに、「あー、変わったなぁ」と思う部分が出てきました。
路面からのインフォメーションについては、期待した通り豊富になりました。ちょっとした凹凸もハンドルを通して分かるような印象です。
ハンドルの重さは純正よりもやや重くなりました。
ハンドリングは、純正タイヤよりとてもスポーティな印象で、カーブでハンドルを切った時の応答に鋭さを感じます。
また、ノーマルタイヤはカーブで車体が外側に流れる印象がありましたが、それが全くなくなり、イメージ通りの方向へ曲がってくれるようになり、剛性感があります。また、そこそこのスピードでカーブに侵入しても、怖い感じもありません。
クリップについては、ドライではそこまで高いものではありませんが、普通に乗る限りは充分なレベルだと思います。また、ウェットでも安心して運転出来るレベルのものです。

ウィークポイントについて

良くなった面と同時に、マイナス面に感じたのが「乗り心地」と「ロードノイズ」でしょうか。
乗り心地はゴツゴツ感がより増したように思います。
ロードノイズに関しては、幹線道路や高速道路を走っているときは、オーディオの音や助手席の人と会話するボリュームは結構大きくしないと聞こえない感じです。

個人的には、これらの点はあまり気にしなかったのですが、家族などからは「乗り心地が悪い」「うるさい」など、評判はあまり芳しくありませんでした。

更に運転が楽しくなったアクセラ

上記のようなマイナス要素があるものの、「運転を楽しむ」という観点から見ると、非常に満足度の高いタイヤだと思います。アクセラの運転が更に楽しくなりました。
自分がアクセラに求めていたものは、このタイヤでほぼ満たしてくれたと思います。
P-ZERO NEROとアクセラとの相性は中々のもので、アクセラが本来持っているポテンシャルを十分に引き出してくれるタイヤだと思います。

ディーラーの営業マンも走りの違いに気づいた!?
ディーラーに点検に行った時に、担当の人が駐車場からピットまで運転して移動したのですが(距離としては数10メートル程度)、「足回り、何か変えました?」と聞かれました。
(おぉ、まさか気づいたのか!)と思いながら「タイヤだけ変えました」と話すと「やっぱりなぁ。ノーマルと違いますもん」と話していました。
細かい点によく気づく人ではありますが、ちょっと驚きました。

デミオの時に、ノーマルのバランスの良さを感じたことで、「ノーマル状態をもっと楽しもう」と思うようになったこともあり、アクセラで交換したものはこのタイヤだけでした。(マフラーカッターなどの小物は取付ました)

2012年6月18日月曜日

アクセラ(BL5FW)のタイヤ交換について考える

さて、アクセラスポーツについてですが、基本的には不満はありませんでしたが、唯一気になったのは、カーブで外側に流れる印象と、ハンドルを切った時の鈍さについてです。
どうもカーブでのキレがないというか、ごくごく普通な印象が物足りない感じです。
その原因として、気になったのが「タイヤ」です。
純正タイヤはTOYOの トランバス J48。どんな性格のタイヤか調べてみたものの、「ごく普通のタイヤ」というもので、特に特徴のないタイヤのようです。
この辺りはコスト削減されているのかなと思います。タイヤは車種のアピールポイントにもならないでしょうし、「このタイヤはどんな特性のタイヤですか」なんて聞く人もあまりいないような気もしますし。

また、アクセラ15C(15インチ・スチールホイール仕様)の試乗をしたことで、タイヤ・ホイールサイズによる影響を痛感したこともあり、タイヤは余計気になった訳です。

で、タイヤを交換したい欲がムラムラと湧いてきてしまい、止められなくなってしまいました。

タイヤを交換するに辺り、自分はアクセラに対して何を求めているかをまとめてみた訳です。
1.路面からのインフォメーションが豊富
2.スポーティな乗り味とハンドリング
3.適度なグリップ力

色々調べた結果、タイヤは「ピレリ P-ZERO NERO」にたどり着きました。タイヤサイズは純正と同じく 205/55 R16です。
このタイヤの「適合車種車種」を確認すると「ハイパワー系、重量系」のキーワードが多く当てはまり、アクセラとは違うかも・・・とも思いましたが、ネットでのレビューを見ていると「路面からのインフォメーションが豊富」という意見をちらほらと見かけたのと、タイヤのジャンルが「スポーティ」で、価格もお手頃ということで選んでみました。

2012年6月17日日曜日

タイヤ・ホイールサイズによる違い-アクセラ(BL5FW)

アクセラを購入する前にはもちろん試乗したのですが 試乗できたグレードが「15C」だけでした。
大きな違いは、ホイールサイズの違いで、「15C」はタイヤが15インチのスチールホイール仕様です(1.5Styleは16インチアルミホイール仕様です)。
今回は15Cを試乗した時の印象についてです。

走り出した時に、まずハンドルの軽さに驚きました。「こんなに軽いのか!」と思った程です。
中立付近のダルさもそこそこある印象で、路面からのインフォメーションも薄かった記憶があります。
「楽に運転する」にはピッタリですが、「運転を楽しむ」という点では物足りなさを感じます。
15Cは、全体的にコンフォート寄りであることが分かりました。

15Cを乗った後だと、「1.5S Styleで運転は楽しめるのか」という心配な部分がありました。(今思うと、心配な部分があるのによく注文したなと思います)
けれども、納車されてみてその心配は吹っ飛びました。
タイヤやホイールサイズでここまで車の性格が変わるものなのだなと感じます。

どんなに優れた陸上ランナーでも、履いてる靴がフィットしていなけれ、決して好タイムは出せないのと同じ感覚なのかなと思いました。

2012年6月16日土曜日

マツダアクセラ(BL5FW) 試乗レビュー

今回はアクセラの試乗レビューというか、オーナーズレビューになります。
グレードは以下のものでした。


アクセラスポーツ(BL5FW)
1.5S Styleの16インチタイヤ仕様。
CVT 1500cc、i stopなし
タイヤ:TOYO TRANPATH J48 205/55 R16


雑誌の記事によると、グレードによる足回りの違いはないとのことでした。
よく、下位のグレードでは足回りのセッティングが違ったり、スタビライザーが付いてなかったりなどの差別化を図るメーカーもある中で、手を加えていないのは立派だと思います。

シートについては硬めな作りです。
長距離乗っても疲れにくいと思いますが、2時間通しで座っていると、やや腰が疲れてくる感じでしょうか。

ドライビングポジションは、低めに取れる上、センターコンソールの影響もあり、「囲まれ感」が強く、スポーティさがあります。

乗り味は全体的にどっしりしています。車重が約1200kg以上あるため、それによるところもあると思いますが、運転していてもどっしりしていて、安定感は非常に高い印象です。
ハンドルは走り出しから重めで、スピードに乗ってもその重さを維持します。常に一定の重さだと思います。ハンドルの手応えは充分なレベルだと思います。
路面からのインフォメーションも適度に伝えてくれて、デミオよりも良い印象です。
乗り心地は結構ゴツゴツしている印象があります。

カーブでハンドルを切っていくと、ごく自然なフィーリングで「スゥー」っと曲がっていきます。
ロールもあまりなく、カーブでもどっしり・がっちりしている印象です。
この剛性感は、デミオスポルトでは味わえなかったレベルのものです。
ただ、純正タイヤ(トランバスJ48)では、少し早めの速度でカーブに侵入すると、外側に流れる印象が強くやや強めにあります。

ブレーキの初動は、効きがやや強めで、無意識に操作するとカックン気味になります。
ブレーキの効き自体には不満はないレベルです。ブレーキの遊びは少なめだし、踏めばしっかり停まってくれます。

動力性能は1500ccということもあり、ごくごく普通です。車重があるため、出だしは重たさを感じますが、アクセルをしっかり踏み込めば、きちんと反応してくれるし、スピードに乗ってしまえば全く問題ないレベルだと思います。
CVTということもあり、出だしでアクセルを踏み込んだ時、最初に回転数が上がり、少し遅れて進み出す印象があります。いわゆるCVT特有のフィーリングだと思います。
(現行キャロル(アルト)に乗り始めてから特に感じましたが、アクセラのCVTのセッティングはとても良かったと思います。とにかくスムーズさがあり、CVT特有のショックのようなものもなくとても運転しやすかったです)

燃費は10~12kmくらいです。昨今の1500cc車として見ると、あまり良いとは言えないですね。

アクセラは全体的にどっしり感を持っており、その乗り味は直進でもカーブでも常に感じさせてくれます。
この乗り味はドイツ車的と言うのでしょうか(ドイツ車に乗ったことはありませんが)。

デミオとは、車の方向性がかなり異なるように思います。
デミオが「軽快」「キビキビ」と言う表現ならば、アクセラは「どっしり」「安定感」といった表現になりますね。
個人的にはアクセラの乗り味はとても気に入っていました。

2012年6月15日金曜日

デミオスポルト(DE) 再レビュー(ノーマル戻し後)

さて、デミオスポルトには約1年半お世話になりました。
妻と共有で乗れるよう、オートマ車に乗り換えようということでお別れになった訳です。

デミオ、さらにはMT車とお別れするのは寂しい気持ちもありましたが、やむを得ないですね。

こうなることはいざ知らず、デミオには色々とパーツを取付ましたが、お別れをするにあたり、取り外せるパーツはみんな取り外しました。

取り外したパーツは以下の通りでした
・ストラットタワーバー
・ロアアームバー
・フロアクロスバー
・スポーツサスペンションキット
※サスペンションは、ノーマルのものを保管してあったのでそれに戻しました。

外さなかった(外せなかった)パーツは以下の通りです。
・ステンレスマフラー デュアル
・エグゾーストチャンバーキット
・ストリートブレーキパッド(フロント)
・フレームエンドブレース
・エアフィルターリプレイスメント(取り外し忘れ)

給排気系は元には戻せませんでしたが、サスペンションと剛性パーツはほぼ取り外せたので、足回りについてはノーマルに近い状態になりました。

この状態で走りだしてみると・・・。
「デミスポのノーマルの足回り、いいねぇ!」という印象です。

剛性パーツはほとんど取り外したものの、特に不満なところはなく、この車のノーマルの良さを再認識しました。

デミオスポルトのノーマルの足は、コーナーではサスペンションのストロークを充分使いながら、しなやかに駆け抜けるタイプです。
これはフランス車的なのでしょうか(フランス車には乗ったことがありませんが)。
車体の軽いデミオにはよく合っている特性だと感じますし、やはりバランスがとてもよく取れていると感じました。

パーツを色々取り付けた後に、(ほぼ)ノーマル状態をもう一度体験できたからこそ、こう感じたのかも知れません。

デミオでの運転はとても楽しかったです。
ちなみに、デミオを下取りに出した後、どうやらすぐに購入された方がいたようで、嬉しかったです。
娘が嫁ぐ時の気持ちに似ているのかもしれません(^^)

で、次の車がアクセラスポーツ(BL5FW)になりました。
アクセラについてもまた、色々と書いていきたいと思います。

2012年6月14日木曜日

デミオスポルト(DE5FS)にハイオクガソリンを入れてみた

さて、今日はまたデミオSPORTの話です。

デミオスポルトのエンジンは、レギュラーガソリン仕様ですが、気が向いた時に、何度かハイオクを入れてみたことがありましたので、ハイオクを入れた時の変化について書きたいと思います。

・・・とは言ったものの、動力性能的には変化は全く感じられないレベルでした。
フレームエンドブレースに続く、「ベストオブ自己満足」ですね。

ただ、燃費については変化を感じました。
燃費の計測条件として、給油は毎回同じスタンドの同じ場所で入れて、満タン法で計測しています。
2回以上続けてハイオクガソリンを給油した時もありました。

毎回燃費を計算していましたが、どうもハイオクガソリンの方が燃費が落ちる傾向にありました。

レギュラーガソリンと比べると、1~2km/Lくらい燃費が落ちる印象でしょうか。
レギュラーガソリンの時も、ハイオクガソリンの時も、街乗りメインで、高速がたまに、という乗り方は変わっていませんでしたが、このような結果になりました。

以上のことから、レギュラーガソリン仕様の車に、無理にハイオクを入れる必要はないかなと思います。

2012年6月13日水曜日

新型スイフトスポーツ(ZC32S) の納期

ZC32Sを注文したのは4月20日前後。契約時は「6月か7月頃」と言われていました。
(他のディーラーでも見積を取ったのですが、そこでは「7月になります!」と力強く言ってました)
ディーラーによって、納期の前後はやはりあるようです。

話を戻して、契約時、そのディーラーでスイフトスポーツの納車待ちの人数は約20人でした。
私が21番目として納車待ちのメンバーに加わった形です。

で、6月に入ったばかりの時に、ディーラーに現在の進捗状況を聞いてみました。
「納車待ちの順番は、今の段階で4番目です」
「6月生産に何とか食い込めそうなので、7月上旬までには納車できそうです」
「順調に行けば、もしかしたら6月納車もいけるかもしれません」
といった感じでした。
とりあえず、当初のスケジュール通りに進んでいるようなので一安心です。

2012年6月12日火曜日

デミオスポルト(DE5FS) オートエクゼ スポーツサスペンションキットのレビュー

さて、今回はデミオスポルト オートエグゼートエクゼ スポーツサスペンションキット(MDE7800)のインプレッションです。

車高はメーカー推奨値の -2.5cmに設定しました。
サスペンションキットの工場出荷時の初期設定は、前後ともに推奨値である-2.5cmのセッティングなっているハズなのですが、初期設定ではリアの車高が推奨値まで下がらなかった(ほとんど下がらなかった)ようで、手動で高さを調整をしてもらいました。
取付時には、ビフォアー・アフターの車高の高さを確認した方がいいかもしれません。

さて、取り付け後、早速乗ってみるのですが・・・。
とにかく硬い!突き上げ感が30%くらいアップした感じでしょうか。
舗装がよくない道路では、ドカン、ガツンといった突き上げが多発します。
ですが、ドカン、ガツン以外の路面からのインフォメーションには変化がなく、ハンドルの重さも変化はありませんでした。

とは言うものの、カーブを曲がる時のロールは少なくなり、ステアリングの操作にノーマルの時よりも機敏に反応して曲がってくれます。このフィーリングはスポーツ寄りになります。コーナーではノーマル状態と比べると、かなり異なる印象になると思います。

また、高速道路での安定感も抜群に上がりました。

車高が下がったことで、見た目はスタイリッシュになりました。
ノーマルでは、タイヤハウスに拳が入ってしまいましたが、サスペンションキット取り付け後は、タイヤハウスの隙間も適度に少なくなり(指2本~3本くらいの隙間になります)、外見のスポーティさは増します。

サーキットを走る方や、よりスポーツ的なものを求める人にはおすすめかも知れません。

2012年6月10日日曜日

新型スイフトスポーツ(ZC32S) CVT 試乗レビュー


今回は、新型スイフトスポーツ(ZC32S)のCVTの試乗レビューについて書きたいと思います。

以前に 新型スイフトスポーツ6MT 試乗レビュー(ZC32S) を書いていますので、全般的な乗り味についてはそちらをご覧下さい。
アクセルレスポンスについては、比較的クイックな反応をしてくれます。アクセルを踏めば、エンジンも機敏に反応して回転数が上がり、それに応じてしっかりスピードも付いてきてくれます。
このレスポンスのよさは気持ちよさを感じるレベルに仕上がっていると思います。
CVTでは、エンジンの回転だけ先に上がるけど、スピードが付いてこない、というイメージがありますが、スイフトスポーツのCVTについては、そういった印象がほとんどなく、回転数とスピードの反応に一体感があります。
この点については、普通のATと比べても違和感やストレスはないのではないでしょうか。

マニュアルモードはパドルシフトでの操作になりますが、シフトダウン、アップともに、操作と同時に結構機敏に動いてくれます。
正確には、パドル操作してから反応するまでに、若干のタイムラグはありますが、もたつく感じはほとんどないと思います。
CVTのギアは7速ということもあるのか、シフトダウンでは回転数がそれほど上がらず、シフトアップではそれほど回転数が下がらずなので、「手動で操作している」感はあまり強く得られません。
また、シフトダウン時のブリッフィングのような動作も特にありませんので、若干のシフトショックは感じると思います。
そのため、普段はドライブモードで、たまに遊びたい時にマニュアルモードで、といった使い分けになるのではないでしょうか。

全体的な乗り味は、6MTと同じなのですが、違いを感じたのはカーブを曲がる時の印象です。
6MTの方が、ハンドルの手応えや、リアがしっかり付いてきている感じなどインフォメーションがより豊富だった印象があります。
これらの印象も考慮すると、車との一体感は6MTの方がより強いのかなと感じました。

それでも今回のスイフトスポーツのCVTの完成度はとても高いと思います。私も契約前には6MTとCVTのどちらにするか迷いました。

「家庭の事情で、MTは難しい・・・」という人も多々いるかも知れませんが、そんな人でも、CVTは十分満足できるものだと思います。

2012年6月8日金曜日

デミオスポルト(DE5FS) AutoExe フレームエンドブレースのレビュー

今日もデミオスポルトのパーツネタです。
オートエグゼのフレームエンドブレース(MDE490)についてです。
既にストラットタワーバー、ロアアームバー、フロアクロスバーの剛性パーツを取り付けてある状態から、追加したパーツです。
取り付けてみてですが・・・はっきり言って街乗りレベルでは全く変化が感じられません。
カーブを曲がった時も、直線を走っている時も、特に変化を感じませんでした。
何を期待して取り付けたのだろう・・・と、今振り返るとそう思います。
取付は結構手間がかかるようですが、外見からも見えないパーツなので、これぞ「ベストオブ自己満足製品」だと思います。

是非この自己満足の最高峰を体験してもらえたらと思います(^^)

2012年6月7日木曜日

デミオスポルト(DE5FS) エアフィルターリプレイスメントのレビュー

AutoExeエアフィルターリプレイスメント(湿式タイプ)

マフラーを交換してから、1週間後くらいでしょうか。
マフラーを交換で、吹け上がりの良さは得たものの、その代償(?)として、低速のトルクの低下が気になったため、エアフィルターを「オートエクゼ エアフィルターリプレイスメント」に交換してみました。
エアフィルターの交換でトルクが改善するかどうかも分かりませんでしたが、とりあえず取り替えてみようと思い立った感じです。

エアフィルターの交換自体は、DIYで出来るレベルです。
交換後はアクセルの重さや、ふけ上がり具合、トルク感などが純正の時のように戻った印象です。・・・要は、マフラー音以外はノーマル状態に戻ったようなフィーリングです。
マフラー交換で少し良くなった燃費も、元に戻ってしまいました。(14~15km)

エアフィルターは、この後も純正に戻したり、またリプレイスメントに取り替えたりと、何度か両者を交換したりしていました。
何度試しても「ノーマルのエアフィルターでは吹け上がりなどが良い」、
「エアフィルターリプレイスメントではノーマルマフラーの時のようなエンジンフィーリングになる」
という点は間違いありませんでした。
正直、エアフィルターだけでここまで変化があることにも驚きました。

個人的には、エアフィルターリプレイスメント装着時のフィーリング(ノーマル状態に近いフィーリング)の方が好みだったので、何度か試した後、リプレイスメントの方で落ち着きました。

なお、上記は「湿式タイプ」のレビューです。
湿式タイプのエアフィルターリプレイスメントは既に廃盤になっており、現在は乾式タイプのエアフィルターリプレイスメントが販売されているようです。
こちらは湿式タイプとはまた異なる結果になるかも知れません。

2012年6月6日水曜日

デミオスポルト(DE5FS) 「ステンレスマフラー デュアル」と「エグゾーストチャンバーキット」のレビュー

さて、またデミオのパーツレビューに戻ります。
今回は、オートエグゼの「エグゾーストチャンバーキット」と「ステンレスマフラーデュアル」についてです。
この2製品は同時に取付しましたので、合わせての感想になります。
また、この他にエクステリア製品の「リアアンダーパネル」を装着しています。

見た目について
純正のマフラーは、マフラーエンドが、やや下向きの状態で取付られており、スタイルとしては「う~ん」という印象なのですが、ステンレスマフラーのセンター2本出しのエクステリアは、デミオのスタイルによく似合う気がしました。

取り付け後、しばらくしてから気づいたのですが、左右のマフラー位置が、上下に少しズレており、いわゆる「ガチャ目」状態でした。
ディーラーで調整してもらったのですが、それでもややガチャ目状態のままでした。
取付後には、しっかり確認しておいた方がいい部分です。

音について
マフラー音としては、結構静かな方です。アイドリング時は、車内にいると純正マフラーとの違いもそれ程感じない印象ですが、車外から聞くと、それなりに「ブルブル」と聞こえます。
アクセルを踏んで加速した時、中々気持ちがいい音を聞かせてくれます。

動力性能について
ギアがニュートラル状態の時、アクセルをちょっと踏んだだけでも、「ぶおぉおん」と回転数が上がるようになり、吹け上がり感がアップしたことは間違いありませんでした。それとアクセルが軽くなったように感じました。

走り出す時に感じたのは、1700回転くらいまでのトルクは、弱くなった印象がありました。
けれども、吹け上がりの良さもあり、それ以上の回転数からは力強さを感じます。無駄にアクセルを踏んで加速したくなってしまう感じですね。
ただ、気持ちよく吹け上がるのも5000回転くらいまでで、それ以降は結構苦しそうな状態になります。
実際のところ、ノーマルよりも加速が良くなったかどうかについては、判断が難しいところです。とは言うものの、加速のフィーリングは間違いなく良くなったと言えます。

また、不思議とエンジンブレーキの効きが弱くなりました。ノーマルの時と同じイメージでエンジンブレーキを使って停まろうとすると、ブレーキの踏み足しが必要になる印象です。

それと、少し驚いたのですが、燃費が結構よくなりました。ノーマルの時では14~16kmくらいだったものが、17~18kmくらいになりました。(秋頃の計測です)
燃費がよくなったのは、エンジンブレーキの低下などで、走行時の抵抗が減ったためなのかなと思っていますが、何故エンジンブレーキが弱くなったのかの仕組みはよく分かりません・・。(誰か教えて下さい!)

その他
以下のことは、ノーマル状態との比較ができないのですが、上記装備で、箱根ターンパイクに2人乗りで行ったのですが、坂道でアクセルを踏んでも結構力不足を感じました。2速でも3速でも同様です。。
後のアクセラ(1500cc)でもターンパイクに行きましたが、アクセラはデミオよりも200kg近くも車体が重いにも関わらず、全く力不足は感じませんでした。
マフラーを交換して、「もしかして、パワーはノーマルよりも低下している?」とも感じてしまいました。
アクセラとはエンジンのセッティングやミッションも違いますし、なんとも言えませんが・・。

ちなみに、デミオは2009年式でしたので、2010年4月からのマフラー騒音規制が厳しくなる前に取付けしています。
このため、騒音規制後対応後の製品では、仕様も若干異なるかもしれません。
マフラーの購入前には、車の登録年にも注意が必要です。

2012年6月5日火曜日

新型スイフトスポーツ6MT 試乗レビュー(ZC32S)

今回はデミオからちょっと離れて、新型スイフトスポーツ(ZC32S)の試乗レビューを行いたいと思います。

今回レビューするのは6MTについてです。
試乗に伺ったディーラーさんでは、営業さんの同乗もなく、「適当に走ってきて下さい」とおっしゃってくれる所でしたので、お言葉に甘えさせてもらいました。

まずは、ドライビングポジションが先代よりも低めに取れるようになりました。
「低め」といっても、そこまで低いポジションが取れる訳ではありませんが、「普通」くらいのポジションは取れるようになりました。
(先代では「高め」のポジションしか取れなかった記憶があります)

ドライビングポジションを決めた後、シフトレバーの位置(高さ)、レバーを握った時の距離感も確認してみましたが、こちらも先代よりかなり改善されていて、スポーティな雰囲気がグッと増しました。

クラッチについては軽すぎるかなぁと。「スカスカ」という表現でも言い過ぎではないかも知れません。
クラッチの繋がりは、手前過ぎず、奥過ぎずで、ちょうど真ん中辺りで繋がる印象で、ごくごく普通な感じです。

動力性能については、アクセルを踏んだ時のレスポンスがとてもいいと感じました。少し踏んだだけでもきっちり反応してくれますし、4速以上のギアからでも、力強さを感じることができます。
また、エンジンを回した時の車内に入ってくる「ぶぉぉ~ん」という音も気持ちがよかったです。耳障りな音は聞こえず、気持ちのいい音だけが聞こえてくる印象でしょうか。
それでも「スポーツ」を名乗っている車にしては、随分と大人しいと感じる人もいるかも知れません。

ブレーキについては、ややカッチリ感がある印象で、カックンな感じはあまりないので、ブレーキのコントロールもそれなりにやりやすかったです。

乗り心地については、ゴツゴツ感があるものの、不快な振動は結構抑えこまれており、マイルドさも感じる印象で、17インチタイヤを履いていて、この乗り心地はとても立派なのではないかと思いました。

ハンドルの重さについては、先代よりも軽くなった印象で、路面からのインフォメーションも、先代より薄くなった気がします。
とは言うものの、「手応えがなくなった」とまではいかない印象です。

さて、この車で最も印象がよかったのは、カーブを曲がった時の印象です。
ハンドルを切ったら、イメージ通りに見事に車が曲がってくれます。
また、タイヤが路面をきっちりと捉えていることをハンドルとボディから感じ取れる印象がありました。そして、リアがきっちり付いてくることを感じられるのもまた格別でした。
ハンドルを切ると、車体が塊というか、一体となってクーっと曲がっていく印象です。説明が難しいですが、とにかく新鮮でした。

全体的な印象としては、先代と比べても「スポーツ」よりも、「スポーティ」寄りに味付けされているのかなと感じます。(とは言うものの、作り込みは完全にスポーツだと思います)

この車のコンセプトは「スポーツフラグシップ」ということのようで、色々な側面で上質感を出すことには成功していると思いますし、高い次元で本来のコンセプトは達成しているのではないかと感じました。

ひと通り運転してみて、最初から最後まで、とても楽しさを感じることのできる車だと思いました。
それに、このコストパフォーマンスでここまで高いレベルの人車一体感が味わえるのは特筆すべきだと思いました。

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以前に、デミオスポルトを購入する時にも、先代スイフトスポーツは購入の比較対象だったのですが、新型になっても改めていいなと感じました。

現状の家庭状況からすると、全く購入する気はなかった(できなかった)のですが、妻(ブログ初登場!)からの神々しい一声があり、購入できることになり、現在納車待ちの状態になっています。
神々しい一声のいきさつなども、またブログの中で書いていきたいと思っています。

また、6MTとは別にCVTのスイフトスポーツにも試乗したので、それについても今後レビューをしてみたいと思っています。

※CVTの試乗レビューはこちらをご覧下さい。

2012年6月4日月曜日

デミオスポルト(DE5FS) ストラットタワーバーのレビュー

今回は、デミオスポルトのストラットタワーバー装着時のレビューです。

ストラットタワーバーを取り付けた時点で、その他の装着済み補強パーツは、ロアアームバー・フロアクロスバーになります。

ストラットタワーバーですが、ロアアームバーを取り付けた時よりも、更にほんの少しだけハンドルが重くなる印象です。
路面からのインフォメーションの増加も期待したのですが、これはほとんど変化がありませんでした。

一番大きな変化を感じたのは、カーブを曲がる時の印象です。
ハンドルを切った時のクイック感は残しつつ、それに加えてしっかり感、かっちり感を得たような印象です。
ロールはするのですが、しっかり足が動いているのを感じながら、しなやかに駆け抜ける、といった印象が強くなりました。
かっちりしているけれどもしなやか、と言うのでしょうか。

また、ノーマルの時よりも、少し早めのスピードでカーブに侵入しても、怖くないうえに、普通に曲がれてしまう感じです。
また、ハンドルが少し重くなったことで、高速道路での安定感も感じられました。


話が少し逸れますが、ストラットタワーバーを取り付けた後、ちょっとしたワインディングを走った時に、ナビの自車位置がズレる現象が多発しました。
ナビの学習機能をリセットしたら現象は発生しなくなったのですが、ストラットタワーバーを取り付けたことで、ハンドルの切り角と、車の曲がる挙動に少なからず変化があったからなのではないか、と考えています。

既にロアアームバーも取り付けている状態だったので、ストラットタワーバー単品としてのレビューではありませんが、ロアアームバー+ストラットタワーバーになったことで、運転がより楽しくなった印象がありました。

フロアクロスバーについては、やはりその効果はよく分かりませんでした。

2012年6月3日日曜日

デミオスポルト(DE5FS) ストリートブレーキパッドとフロアクロスバーについて

さて、今日はデミオスポルト(DE5FS)のパーツレビューの続きです。

今回は、オートエグゼの「ストリートブレーキパッド」と「フロアクロスバー」のレビューについてです。
ロアアームバーを装着済みの状態から取り付けています。また、この2つのパーツは、同時に取付をやってもらいました。
今考えると、ちょっと変な組み合わせな気もします。

ストリートブレーキパッド
交換してからは、ブレーキの効き始めのフィーリングが「カクッ」から「スゥー」という感じに変わりました。
ですが、それ大きな変化ではなく、「あー、なんとなく変わったかなぁ」といった印象です。
「カックン」な感じが減ったため、純正パッドより、ブレーキの踏み方に気を使わなくなった風もありますが、微々たる変化だったかなと思います。
見た目という観点で言えば、ホイールからブレーキパッドを覗いた時に、赤色で目立つのは○だと思います。
※このパーツは、スポルトとその他のグレードで製品型番が異なりますので、購入時には注意が必要です。

フロアクロスバー
乗り心が結構悪化したように感じます。とくにリア側にそれを強く感じました。
ノーマルと比較すると、上下の振動や揺れがだいぶ増える印象です。特に陸橋の継ぎ目などでは激しさを感じ、「ドカンッ」といった突き上げ感がありました。
カーブを曲がった時の印象は、装着前と比較してもあまり、というか殆ど違いが分かりませんでした。
「あれ、何か取り付けたんだっけか?」という感じです。街乗りなどではあまり変化を感じられるパーツではないのかなぁと思いました。

ご参考に、調べた時点での楽天市場での最安値のお店のリンクを紹介しておきます。
次回はストラットタワーバーを取り替えた時のレビューを行いたいと思います。

2012年6月2日土曜日

デミオスポルト(DE5FS) ロアアームバーについて

今日は前回の続きで、デミオスポルトの取付パーツについて、装着後のレビューというか、感想を書いていきたいと思います。

今回は、「ロアアームバー」についてです。
アームレストは別として、ロアアームバーが車に影響を与えるパーツとしては一番最初に取り付けたパーツです。

ハンドルについては、少しだけ重くなった印象で、道路によっては、ごくたまにハンドルを取られることもありました。ですが、ごくたまにです。
ハンドルが重くなったことで、ステアリングの手応えという部分でも、プラスの効果があったと思います。

また、交差点などでハンドルを切った時、特に左折をする時、ノーマルでは、曲がり始めて、途中から「クイッ」と向きを変えるような印象があったのですが、装着後はその感じが薄れ、もっと自然なイメージで曲がるように変わったように感じました。

普通のカーブでは、フィーリングの変化はそれほど感じませんでしたが、ハンドルの重さは若干増えていますので、その分の手応えも増しており、曲がることがより楽しくなったと感じられました。

以上です。ロアアームバーは、MT用、CVT用、スカイアクティブ用で、製品型番が別になっているようですので、購入前には注意が必要です。

2012年6月1日金曜日

デミオスポルト(DE5FS) 試乗・オーナーズレビュー(5MT)

事情により、この何年かでデミオ、アクセラスポーツ、キャロルと、車を乗り継いでいますが、これらの車がどんな感じだったのか、当時を振り返りながら、それぞれの車の試乗(?)レビューをしていきたいと思います。
今後、これらの車を乗ろうと考えている方への参考にでもなれば幸いです。
まずは、デミオについての試乗・レビューです。

グレード:デミオスポルト(DE5FS) 5MT
後からパーツなども色々装着しましたが、まずは純正の乗り味についてです。

運転した第一印象は「とにかく軽快に乗れる」といった感じです。

ドライビングポジションは、コンパクトカーにしては低めにセッティングできるため、座った時の印象もよかったです。

MTのシフトフィールは、ショート気味でスコスコ入りやすい印象でした。
また、シフトの位置と左手を置いた時の距離感や高さが中々いい場所で、スポーティさを感じました。

動力性能はごく普通の1.5Lエンジンという印象です。
アクセルを踏むと気持ちいいとは言えないエンジン音が鳴り響き、加速します。ごく普通の車といった印象です。ですが、普段の移動では十分の動力性能かと思います。

ハンドルはやや軽めで、手応えという部分では物足りない印象でした。
ステアリングインフォメーションもやや薄味といった印象です。
もう少し重さと手応えがあってもいいのかなと感じる部分です。

車の挙動は、カーブなどでハンドルを切ると、やや機敏すぎるくらいにクイッと曲がり、コーナーを駆け抜けていきます。
曲がった時のイメージは、適度にロールしながら、しっかりサスペンションが動いているのを感じながら曲がっていくと言いましょうか。とにかくカーブなどは気持ちよく走れる印象です。

乗り心地は若干ゴツゴツした印象を受けました。

ブレーキはある程度の遊びがあり、ペダルを踏み始めて、どこから効き始めるかなどは曖昧な印象で、かっちり感はそれほどありません。
また、初動がやや強めなので、やや「カックン」気味になったする印象です。

内装については、必要最低限のレベルかなと。
価格帯からすれば、十分なレベルではないでしょうか。

収納スペースなどはあまりないので、色々物を置くのには向いていません。

燃費は平均14~16kmくらいでした。(街乗り7、高速3の割合)

以上が、デミオスポルトの印象です。

車の移動時間を楽しく過ごしたい、と思う方には特にオススメできる車だと思います。

デミオにはパーツで色々と投資をしました。
以下の物を交換しています。
オートエクゼ製ばかりでしたが・・。

1.MOH アームレスト・センターコンソール
2.オートエグゼ ロアアームバー 5MT用
3.オートエグゼ ストリートブレーキパッド フロントMDS510P
4.オートエグゼ フロアクロスバー
5.オートエグゼ ストラットタワーバー
6.オートエグゼ ステンレスマフラー(デュアル)
7.エアフィルターリプレイスメント
8オートエグゼ フレームエンドブレースセット
9.オートエグゼ スポーツサスペンションキット

以上でしょうか。上記順番で、少しずつ装着していきました。
今後は、各パーツを付けた時に、乗り味がどう変わったかについて書いていきたいと思います。